【ファッション、コスメetc.】身近なアイテムでできる『小さなSDGs』が今どき女子にささる理由
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ファッションやコスメなど、実は身近なアイテムでもできる「小さなSDGs」ががあるんです!今回はCLASSY.読者のちっぽけだけど、明日につながる確かなアクションをご紹介!ぜひ、まずは身近にある小さなことから意識してみて。
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1.仲間と定期的にクリーニング活動!

◼︎立花朋実さん
「誰でも参加可能なイベントにして、いつもの街でシティクリーンを始めました」
自身がディレクターを務める「THE_B」では、ヴィーガンフードやスイーツ、エシカルなライフスタイルを提案しています。そんな「THE_B」の活動の一環として、誰でも気軽に参加できる街のゴミ拾いを定期開催。7周年イベントでは、ゴミ拾いのあとにヨガを行い、アサイーボウルを配るなど、楽しみながら街の環境について考えるきっかけ作りをしています。まずは中目黒から表参道など、店舗のある身近な街からアクションを始めています。
◼︎財前雅さん
「1人の100歩よりも100人の1歩という意識でビーチクリーン活動をしています」
テキサスに住んでいた高校生の頃、ゴミの埋め立て地の上に住宅や建物が建てられているということを知り、大きな衝撃を受けました。そうした経験をきっかけに、帰国後、社会課題にZ世代が取り組むためのプラットフォーム「NAMIMATI」を仲間とスタート。定期的なビーチグリーンの企画を始めました。環境問題に関心を持つ大学生を中心に活動を広げ、Z世代にも共感してもらえるようSNSでの発信にも力を入れています。「1人の100歩よりも100人の1歩」をモットーに、より多くの人を巻き込んだ活動を目指しています。
2.捨てない食生活を意識してみる
◼︎立花朋実さん
「野菜の皮を出汁にしたり、調味料を自分で作ったり無駄になってしまうものを極力減らしています」
フードロスの観点からも、野菜の皮はできるだけ捨てずに出汁や調味料として活用しています。洗ってネットに入れて保存しておき、ある程度たまったら煮込んでカレーやスープのベースに。旨みもしっかり出るし、コンソメを加えればそれだけで一品に。醤油麴や塩麹なども自分で作って、調味料をできるだけ買い足さないようにしています。頑張るというよりも、いつもの延長で「環境にもやさしく、おいしく使い切る」を意識して続けています。
◼︎嵯峨根琴乃さん
「1週間分のお弁当を作り置きすることでフードロスをなくすよう意識しています」
冷蔵庫の中身を無駄なく使い切れるように、週末に1週間分のお弁当を作り置き。たとえばブロッコリーの芯をザーサイ風にするなど、ちょっとした工夫を意識して、楽しみながらゴミの削減と節約をするようにしています。
3.生理用アンダーウェアで脱プラスチック

◼︎JENNYさん
「日常的に使うものだからこそ、環境にも自分の体にも良いものを選んでいます」
女性として向き合わなければいけない生理は、毎月のイベントだからこそ、デザインも可愛いサステナブルなアンダーウェアをチョイス。愛用する「Hogara」の吸水ショーツははいているのを忘れてしまうほど快適。環境にやさしいアクションは自分の暮らしに直結するので、私の中で環境配慮はセルフラブの一環です。
〈左上〉オーガニックコットン吸水ショーツレギュラー(スターチス)¥4,950〈右上〉オーガニックコットン吸水ショーツレギュラー(ラナンキュラス)¥4,950〈左下〉オーガニックコットン吸水ショーツスリム(ガーベラ)¥4,290〈右下〉オーガニックコットン吸水ショーツスリム(ミモザ)¥4,290(すべてHogara)
4.なるべく捨てずにセカンドハンドに回す
◼︎新居芙美恵さん
「ビール一杯分のおこづかいになって、誰かが喜べばいいので高く売るという考えはありません」
「缶ビール1本分のプラスが出ればOK」を基準にこれまで約400点をセカンドハンドでリサイクルしてきました。自宅に譲りたいものの集積場所を作り、使ってないものを見つけたらすぐにイン。日常的に集めておいて、時間がある時に譲り先を探します。「捨てるより誰かに使ってもらう」という考えで取り組んできた結果、無駄買いの傾向に気づき、物を買う基準も変わりました。
5.B Corp認証製品を意識して買う

◼︎飯田美月さん
「CFCLの環境配慮の活動を知ってから、より納得して買物ができるようになりました」
元々、そのデザイン性に惹かれ気になっていた「CFCL」。調べているうちにBcorp認証を取得していることを知り、よりブランドへの共感と理解が深まりました。今年購入した一着を末永く愛用したいと思っています。
※B Corp認証とは、社会や環境への配慮を評価基準に、公益性が高いと認められる企業であることを示す国際的な認証制度。日本では2025年6あ月現在57社が認定済み
POTTERYGLITTERV-NECKSLEEVELESSDRESS¥83,600(CFCL)
6.お気に入りのマイボトルを持ち歩く
※ボトルはすべて読者私物
1.立花朋実さん
使わない時はコンパクトに折りたためてバッグに入れてもかさばらないのが魅力の「stojo」。シリコン素材で軽く、洗いやすいのもポイント。
2&3.財前 雅さん
学生の頃から大好きな「Hydro Flask」。場面に合わせて持っていくサイズを変えています。名前を入れてカスタマイズできるサービスも。
4.新居芙美恵さん
「Aimé Leon Dore」と「New Balance」のコラボのナルゲンボトルは、ストリートな見た目がお気に入り。1L分入れて持ち歩いています。
5.佐々木祐月さん
もともとはクーラーボックスブランドなので、保温性も機能性も抜群。カフェに持ち込むことも多いので、マグタイプを愛用しています。
7.エシカルな製品を意識
◼︎立花朋実さん
「在庫を抱えない受注型のブランドにも注目」
「THINK FUR」を愛用中。エコファーやエコレザーを使った受注型のブランドで、毎年オーダーするのが楽しみのひとつ。サステナブルなブランド理念にも共感しているし、見た目と着心地も気に入っています。
◼︎佐々木祐月さん
「環境配慮への意識付けの意味も込めて、通勤バッグを選びました」
この4月から社会人になり、会社用に「Stella McCartney」のバッグをチョイス。毎日使うものをエシカルシフトすることで、忙しい中でも環境配慮の意識を忘れないようにしています。
8.毎日使うキッチン用品からサステナ移行してみる

※読者私物
◼︎新居芙美恵さん
「マイカトラリーを持ち歩いて割り箸などを使わないようにしています」
友人に勧めてもらったロンドン発の「Black+Blum」でカトラリーセットを購入。特に海外旅行中はスーパーで買物することが多いので、常に携帯しています。カトラリーをもらい忘れた時に困らないように、というのが大きな理由ではあるものの割り箸などの消費もなく、結果的に環境にやさしいアクションにもなっています!
◼︎田中樹那さん
「洗剤など水に流すものは特に環境に配慮されたものを選んでいます」
大好きな海が長くキレイに保たれるためにも、食器洗剤、ボディソープ、シャンプー類は植物由来の商品を選んでいます。食器用洗剤は「ecostore」のものを愛用中。肌にもやさしいので、手荒れの心配もありません。
9.いつもの紅茶をフェアトレード製品に変える

◼︎石田桃子さん
「毎日飲んでいるものだからこそ、作られた背景を知ることが大事だと思っています」
自宅でのお茶タイムには、友人が手がけるフェアトレードティーブランド「Patta(@patta.tea)」のチャイを愛飲。こちらはインドの紅茶農園とつながり、現地女性の雇用や生活向上を支援しています。おいしいチャイが誰かの力になると思うと、より豊かな気持ちに。可愛いパッケージも魅力で、周囲にも積極的に広めたいお茶です。
※フェアトレードとは、発展途上国と適正な価格で継続的な取引をすることで、労働者の生活改善と自立を目指す貿易の仕組み。
10.日常的な移動手段を自転車にする

◼︎Mayuriさん
「車はあったら便利だけどエコな暮らしを実践中」
一昨年湘南に引っ越してから、電車や徒歩、自転車での移動が中心になりました。ちょっとした買物などご近所の移動には、彼と兼用している「MATE.」とクロスバイクの2台を行き先によって使い分け。坂の多い湘南では、電動アシストの「MATE.」が頼もしい存在です。
MATEXEVO(GhostGravity)¥407,000(MATE.BIKEJAPAN)
11.洋服や雑貨を寄付してみる
◼︎立花朋実さん
「クローゼットで眠っている服を集めてNPOに寄付しています」
自分と同じように捨てるものをなるべく減らしたいという思いを持つ友人たちと、寄付したい服をまとめて海外の難民支援団体へ送っています。無駄な買物を控えることも大切ですが、手放す先をきちんと考えることも同じくらい大事だと考えるようになりました。
◼︎新居芙美恵さん
「大切な友人に送る気持ちで、支援したい活動に寄付しています」
着なくなった状態の良い服や日用品、文房具などはまとめて、支援したい活動に合わせた寄付先を探して寄付しています。最近は譲りたいものを詰めてマッチングしたひとり親世帯へ寄付するサービスをトライ中。自分はもう使わないけれど、まだ使えるものが誰かの役に立つなら嬉しいなと思い、大切な友人に送る感覚で寄付しています。
12.環境にやさしいコスメを選ぶ
1.立花朋実さん
ひまわり油やコメヌカ油など、日本人の肌になじみのある厳選された国産素材を使い、環境にも配慮した本格オーガニックスキンケア。
2.JENNYさん
天然由来原料100%で肌にやさしく、敏感肌の人も使いやすいナチュラルファンデーション。保湿しながらUVカットも叶います。
3.青山絵子さん
ボタニカル処方で髪にやさしい、韓国生まれのヴィーガンヘアケアブランド。地球環境にもやさしい天然のエッセンシャルオイルを使用。
4.青山絵子さん
修道院のレシピをもとにした、スイスを代表するナチュラルコスメブランド。40種類のハーブを配合した深みがありつつリラックスした香り。
教えてくれたのはこの11人!
撮影/村本祥一(BYTHEWAY)〈静物〉 取材/後藤彩文 編集/大島滉平 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年9月号『発表!みんなの「ちっぽけだけどSDGs」』より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。