STORY読者に贈る! パク・ミニョン主演『コンフィデンスマンKR』出演者スペシャルインタビュー

Prime Videoで配信スタートしたばかりの話題作、パク・ミニョン主演『コンフィデンスマンKR』。古沢良太によるオリジナル脚本で日本でも大ヒットした『コンフィデンスマンJP』の韓国版リメイクとあって、早くも注目度MAX!

今回、天才詐欺師ユン・イランを演じるパク・ミニョンさんをはじめ、謎めいた詐欺師ジェームズ役のパク・ヒスンさん、そして陽気な末っ子キャラ、ミョン・グホ役のチュ・ジョンヒョクさんの豪華3人が、STORY読者にドラマの見どころを語ってくれました。さらに、ここでしか読めない特別インタビューもお届けします!

痛快クライムエンターテイメント『コンフィデンスマンKR』

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STORY

幼少期のある出来事により表舞台から遠ざかっていた天才的頭脳をもつ財閥令嬢ユン・イラン(パク・ミニョン)。多彩なセンスとユーモアを兼ね備えた魅力溢れる謎めいた詐欺師ジェームズ(パク・ヒスン)。チームの末っ子で陽気なムードメーカー、ミョン・グホ(チュ・ジョンヒョク)。そんなイランが留学生活から帰国し秘密裏に立ち上げた事業、“コンフィデンスマン”。それぞれの異なる魅力をもつ詐欺師3人が、奇想天外な方法でお金と悪い欲望にとらわれた人々から財産を奪っていく痛快クライム・エンターテインメント。

パク・ミニョン×パク・ヒスン×チュ・ジョンヒョク、3人が明かす“素顔”と“裏話”

後光がさしているように美しく女神のようなパク・ミニョンさん。怖い役の印象が強いのに実際は穏やかで率先してあいさつをしてくれるパク・ヒスンさん。チームのムードメーカーで明るく真剣にインタビューに答えてくれるチュ・ジョンヒョクさんにドラマのこと、美のこと、裏話などを伺いました!

パク・ミニョン 1986年生まれ。2005年にデビューし『トキメキ☆成均館スキャンダル』でブレイク!『キム秘書はいったい、なぜ?』『私の夫と結婚して』などロコクィーン(ロマンティックコメディの女王)と称され、また美の憧れとして大人気。

――日本でも大人気だった『コンフィデンスマンJP』の韓国リメイク『コンフィデンスマンKR』。この作品に惹かれた理由を教えてください

 

チュ・ジョンヒョク:台本を読んだ時、まず物語がすごく面白くて、笑いあり、カタルシスある内容だと感じました。そして、この3人でチームを組んだら、とても爽快で楽しい作品になると思ったんです。共演者はミニョンさん、ヒスンさんだと聞いた時に断る理由はありませんでした。

パク・ミニョン:前作で演じたキャラクターにとても感情移入してしまい、実は心がとても疲れてしまっていたんです。なので、今回はもっとエネルギッシュで少しクレイジーで、健康的なキャラクターを演じたいと思いました。

パク・ヒスン:これまでにも3人組のキャストで構成された作品には出演してきましたが、この3人でなら楽しい作品になると思いました。若いエネルギーに刺激を受けながら、面白くてエンタメ性のある作品を作りたいと思いました。

 

――リメイクに当たって、気をつかったこと、踏襲したこと、再解釈したことを教えてください

 

パク・ヒスン:オリジナルエピソードを踏襲した箇所はもちろん、新しく作った箇所もあります。原作では悪役が戯画的に描かれている印象があったのですが、韓国版では「本当に悪人として罰を受ける存在」として描くことに重点をおきました。

パク・ミニョン:私の前作(『私の夫と結婚して』)が、日本オリジナル版が制作されました。韓国と日本には似ている感情表現や感傷性もありますが、同じ原作でも演出や雰囲気はまったく違う作品になります。今のリメイクの潮流は、オリジナルを模倣するのではなく、自国の文化や感性を反映した独自の作品を作ることにあると考えています。

チュ・ジョンヒョク:僕も同意見です。原作は楽しく拝見しましたし、チーム構成や物語の骨格は似ていても、言語や演技、全体のトーンが異なります。それぞれの文化が色濃く反映されていると感じています。

パク・ヒスン 1970年生まれ。男っぽいタフな役、犯罪者から誠実な紳士、コメディまで確かな演技力で数々の受賞歴があり国際的な注目も集めている。代表作は映画『詐欺』『1987、ある闘い』ドラマ『美しい世界』『マイネーム:偽りと復習』など。

――チームで行動するには信頼関係が必要です。どのように関係性を築きましたか?

 

パク・ヒスン:私たち3人は年齢差があります。韓国では年齢やキャリアでの上下関係が強く、言葉遣いに敬語もあります。でも撮影で急にフレンドリーに話すのは不自然なので、「敬語禁止、先輩と呼ばない。破ったら1万ウォンの罰金」というルールを作ったんです(笑)お金ってとても大事なものなので、みんな気をつけるようになって・・・ 一気に距離が縮まりました!

チュ・ジョンヒョク:僕は1番不利でした。もし本当に徴収されていたら、僕は520万ウォン支払うことになっていたんです(笑)お二人がとても優しく、徴収されずに済んだので、このドラマが成功したら何か美味しいものをご馳走したいと思っています。

パク・ミニョン:実際成功したとしても、到底「ご馳走して」なんて言えないですよ(笑) 親しくなるためのルールでしたが、親しくなった後もずっと続けていました。

パク・ヒスン:作品でいいギャラをもらって、ぜひご馳走していただきたいです(笑)

パク・ミニョン:作品では仲良くなることが大事だと考えていて、私の家に招いて話したこともありました。ある日、ぱっと時計を見たら、10時間も話していたことがあったのです。最初は作品について話始めたのですが、私的な話などでも盛り上がり、本当に素晴らしい“ケミ”が生まれたと感じています。

パク・ヒスン:台本読みから始まって、涙なしでは聞いていられないような話がたくさんでてきました(笑)

パク・ミニョン:実は私の自宅のゲスト用のトイレのヒーターがONになっていたんです。それを知らずにお二人が「トイレに行く度に酔いが回るんだよねっ」って言っていてサウナ状態になっているトイレを行ったり来たりしているのを見るのが面白かったんですよ(笑)

チュ・ジョンヒョク:本当に暑かったです(笑)お二人に本当にたくさんのアドバイスをしてくださって、僕が自信をもてるように色々な話をして下さいました。その日以来、お二人を全面的に信頼することができるようになったんです。実際共演をさせていただいたミニョンさんは、魅力が480コぐらいある方。その中で敢えて選ぶとしたら、一言でいうととてもサバサバしていて、いつも明るい方。そして細やかな気遣いに溢れているんです。例えば、撮影の時に、ちょっと怪我をしたり、お腹の調子が悪い時は、すぐに気が付き薬などでケアをしてくれます。そういった配慮にも救われました。

 

――『コンフィデンスマンKR』では様々な変装をしますが、1番印象的だった変装を教えてください。

 

パク・ヒスン:たくさんあってとても悩ましいのですが、1つ挙げるとしたら、歌手の役をやりました。実際歌いましたし、踊ったんです! 難しい部分もありますが・・・ 頑張りましたので、期待していてください。

パク・ミニョン:私はヒスンさんのお母さん役に変身したんですね。それを・・・必ず見ていただきたいです(笑)

チュ・ジョンヒョク:お二人の選んだ役のインパクトが強すぎて・・・ 迷うのですが、時代劇で剣をもった武術のアクションがありました。そこを注目してみてください!

パク・ミニョン:ヒスンさんの歌手の変装は、命をこめたダンスと歌。本当に忘れられません(笑) ジョンヒョクさんが、時代劇のキャラクターの変装があまりにも似合わなくて目を逸らすぐらいでしたよ(笑)

チュ・ジョンヒョク:似合わないなんて初耳です! 現場では、みなさん僕と撮影したがっていたんです。

パク・ヒスン:ミニョンさんに関してはフリーダ・カーロです。スタッフがつながっている眉をもってきたら、更にそれを強調しつけていたことが印象的です。ジョンヒョクさんは、女装されましたね。

チュ・ジョンヒョク:実は妹がいるのですが、女装した時にあまりに妹に似ていて、我ながら驚きました。初めての女装です。喉ぼとけが大きいのでそれを隠すのに苦労したんです。僕の演じるミョン・グホは、可愛いく純粋さを大切にしている役。そこが僕との共通点です!(笑)

チュ・ジョンヒョク 1991年生まれ。2022年の『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』への出演で話題となり、『スロウトレイン』(TBS系)では日本のドラマにも出演。本作以外にも、『トリガー ニュースの裏側』『北極星』など話題作への出演が続く旬な若手俳優。

――変装でも美しさが際立つミニョンさんですが、30代後半になられて、今気を付けている美のルーティン3ヶ条を教えてください

 

パク・ミニョン:まず1つ目。年齢を重ねていくうちに、ヘアメイクに関しては表面上のヘアメイクだけではなく、インナービューティをより重要視するようになりました。お肌のキメを整えるためにメイクをしっかりするというより、ノーメイクの時のお肌の状態が大事。まずは基礎的なスキンケアを重視し、お水を意識的に飲んでいます。お酒も好きだったのですが、やめたんです。2つ目は、人は歳を重ねていくうちに重力に負けるようになっていくので、ストレッチは大事だと思います。3つ目は自信をもつこと。今回のユン・イランのように背筋をピンと伸ばして自信をもっていれば、美しさはキープできるのだと思います。

 

――だからこそ、そんなにもいつもキラキラされているんですね?

 

パク・ミニョン:それと、今日が最後の日だと毎日思いながら最善を尽くして過ごすのも大切です!

 

――最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いします

 

パク・ヒスン:日本の40代の女性は仕事に子育てにと忙しいと思います。このドラマは、生活に疲れたり、話題が欲しい時にぴったりな楽しめるエンタメ作品です。40代に限らず、10代から60歳まで年齢制限なくみなさん楽しめるはずです! 『コンフィデンスマンKR』を見たら、再度『コンフィデンスマンJP』をご覧になって、どちらも、楽しんでいただきたいです。

パク・ミニョン:ドラマを期待してお待ちいただいているみなさま、ありがとうございます!原作のファンの方も、そうでない方も楽しめる期待にそえる作品に仕上がったと思っています。今、世界中で多くの人が大変な時期を過ごしている中で、少しでもストレス発散になるような作品になればと願っています。

チュ・ジョンヒョク:大変すばらしい作品のリメイク作品に参加できたことを光栄に思っています。このドラマを見て心から楽しむ機会になればと感じています。原作に恥ずかしくないぐらいの作品になったと思っていますので、期待してください!(日本語で)アイシテル!

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3人が出演している『コンフィデンスマンKR』はPrime Videoにて、独占配信中!

取材/味澤彩子

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