【ポメラート】CEOに聞くジュエリーの魅力、向き合い方とは?「勇気とパワー、決断力をくれるものを」
イタリアのラグジュアリージュエラー「ポメラート」が10月に京都でハイジュエリーのお披露目とガラディナーを開催。この機会に来日にしたCEOのサビーナ・ベッリさんにSTORY世代に向けて、ジュエリーの向き合い方、キャリアについて伺ってきました。
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ポメラートグループCEO サビーナ・ベッリさん
2015年よりポメラートグループのCEOを務める。2017年には女性を励まし支援することを目的にPomellato For Womenキャンペーンを立ち上げ、女性のリーダーシップの重要性を唱えている。イタリア・ミラノ在住。
ポメラートをSTORY世代の日本女性が身に着ける時、どんな視点でセレクトすればいいのか、ミラネーゼであるサビーナさんからアドバイスを。
「ポメラートはイタリアのミラノのブランドであることが一番の特徴です。ミラノはファッションも建築もインテリアも最初に流行を発信した街。一方で工業都市という側面もあります。つまり、働く女性も多く実用的なラグジュアリーが求められるのです。
ミラノのファッションスタイルを決定づけたのはジョルジオ・アルマーニ、プラダ、そして発祥はフィレンツェですがグッチもその一つです。どのブランドも共通項はシンプルで、エレガントで、シックであること。ポメラートのジュエリーもその延長線上にあります。
現在の女性は1日の中で仕事、母親業、夜は女性としてパートナーとディナーの場へ出かけるなど異なる立場をこなす必要があります。ポメラートのミニマムなデザインのジュエリーはどんなシーンにもさりげなく馴染み、華を添えてくれるはずです。
ジュエリーはその昔は王冠に象徴されるように特別なシーンで権力を誇示するためのアイテムでしたが、今は働く女性も増え自ら手に入れ、身に着ける人に勇気とパワー、決断力を与えるてくれるシンボルへと変化したと感じています」
ポメラートには様々なコレクションがありますが、特におすすめは?
「サイズもカラーも豊富で、組み合わせ方やつける指によってイメージを自在に操れる『ヌード』です。記念日ごとに買い足したり、誕生石から選んだり、ご自分なりの視点で選んでいただけます。爪を使わずに石を裸のまま留める独特のデザインで、石には57面のオリジナルのファセットカットを施してあるので自然な輝きを放ってくれます。
立体的でボリューム感があり存在感抜群、丸みを帯びたデザインなので華奢な日本女性の手元にもフィットします。日本の女性はコンサバティブでエレガントなイメージがあるので、もっと自由に遊び心を持ってジュエリーを楽しんでいただけると嬉しいです」
最後に、キャリアを目指すSTORY読者にアドバイスを。
「日本女性にはもっと自己実現に向かって強く突き進むという選択肢があります。家事や家族、子供のために時間を割くべきだという考えの方が強いと思いますが、それよりも自分がやりたいこと、自分のキャリアを重ねるための時間も大切にすべき。それは後ろめたいことではありません。イタリアも同じような傾向がありましたが、最近はその意識に変化が出てきています。そのために必要なのは周囲の人々の協力や男性の女性の仕事に対する理解です。良き文化は維持しつつ、女性が経済的にも自立していけるように私自身少しでも支援できたらと思っています」
京都の東山の山頂に位置する将軍塚青龍殿とガラディナーで披露されたハイジュエリー。「サイレント グレー フラワーズ」と名付けられたネックレスは京都の禅庭園の繊細な美を表現。取り外し可能なパーツもあり、メゾンが追求する柔軟性や汎用性、カスタマイズの重要性も兼ね備えています。
問い合わせ先/ポメラート クライアントサービス 0120-926-035
https://www.pomellato.com/ja_jp
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