【モデル・土屋巴瑞季さん】夫の転勤先・福岡との“二拠点生活”は「直売所巡りが楽しい」!
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結婚4年目。現在は東京で仕事を続けながら、夫の転勤先の福岡を行き来するモデルの土屋巴瑞季さん。「二拠点生活」「遠距離婚」と言うとなんだか今っぽい気もしてしまうけど、あえて「私の自宅は夫の住む福岡」「家は一つ」と言い切る巴瑞季さんにその考えを聞いてきました。
夫妻東京−福岡、ニ拠点生活でも私の中ではずっと「家は一つ」
モデル・土屋巴瑞季さん

転勤が決まったとき、「家族として、どう生きていきたいか」ということをまず2人の間で話し合いました。私はモデルの仕事を「続けたい」。夫にも転勤ありきではなくあえて「あなたは今の仕事を続けたいか?」という質問をぶつけました。夫の答えは「YES」。自立している大人同士、離れて暮らすのももちろん可能。ですが、なんとなくそれだと“付き合っているのと変わらない”ように感じてしまう。実際には二拠点生活でも、意識の中では「私たちの拠点はここ」と決めることが大切だねと意見が一致しました。
もちろんすぐにスムーズにいったわけではなく、2人で試行錯誤をしながら少しずつ行き来のペースを作っていきました。離れているときは毎日連絡はするけれど特にルールは決めていません。「おはよう」と「おやすみ」、それさえ交わせれば十分。ときにはテレビ電話で、ごはんを食べながら会話する日も。そんな日常感をキープすることで、距離のある生活でも自然に「家族」でいられる気がしています。
福岡で暮らすようになってから変わったことも。実は私、休みの日は基本ずっと家にいたいタイプ。ですが「インドアの妻に色々と体験してほしい!」と夫が連れ出してくれます。最近は直売所巡りが楽しい。車で少し走ると、地元の野菜がずらりと並んだJAの直売所があって、「今日はあっちの道の駅行ってみようか」なんて小旅行気分で出かけるのが、2人の週末の定番です。
このスタイルをずっと続けるとは決めていなくて、その都度、自分たちにとって心地よい形を柔軟に模索し続けていきたい。お互いを尊重しながら、「2人の家」を築いていく努力を大切にしたいと思っています。
結婚って、今の時代、しなくても生きていけるものだと思います。仕事をして、自立して、自由に生きる。それが心地よい人もいるし、私も正直、結婚は絶対必要なものではないと思っていたタイプでした。でも、それでも結婚しようと思ったのは、この人となら「家族になる」経験をしたいと思える人に出会ったから。そして実際に結婚してみて良かったなと思うのは、毎日思いやる相手ができたこと。それは結婚をしなかったらわからなかった感覚でした。
もちろんこれまでも友人や家族に優しくしたいと思っていたけれど、結婚って他人同士、最初は気を遣い合わなくちゃいけないのかなとかちょっと心配もしていたんです。でも実際は、むしろその逆で。一緒に暮らす誰かのことを毎日気にかけることって、なんて温かくて楽しいんだろうと感じる毎日。これからも2人で話し合って、私達ならではの「家族」を作り上げていきたいと思います。
〈巴瑞季さん〉Tシャツ¥16,500(SEA/エスストア)オールインワン¥99,000(ATON/エイトン青山)ネックレス¥115,500バングル¥243,100(ともにアグメス/ショールーム ロイト)ローファー¥198,000(J.M. WESTON/J.M. WESTON 青山店)〈夫〉シャツ¥53,900パンツ¥89,100肩にかけたニットカーディガン¥75,900(すべてATON/エイトン青山)サングラス¥50,600(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)ローファー¥156,200(J.M. WESTON/J.M. WESTON 青山店)
HAZUKI TSUCHIYA
高1から『CanCam』でモデル活動を開始。16歳6カ月で史上最年少単独表紙に抜擢される。以後雑誌だけでなく、多くのブランドの広告でも活躍。現在は『CLASSY.』ほか『BAILA』、『Precious』などファッション誌を中心に幅広い媒体で活動中。私生活では2021年5月に婚姻届を出し、2022年春に挙式。2023年春、夫の転勤が決まり、現在は東京−福岡を行き来する生活。
撮影/表 萌々花〈guilloche management〉 取材/岸本真由子 編集/大島滉平、藤田摩吏子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年9月号『CLASSY.的カップル5組のFASHION&LIFESTYLE』より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。