声優・江口拓也さん「30代になって好き嫌いや価値観がどんどん定まってきた」特別インタビュー

声優として圧倒的な人気を集めながらも、形にこだわることなく、エンターテインメントの世界で自分を表現し続ける江口拓也さん。発売したばかりのCLASSY.2023年2月号では、ますます活躍が期待される江口さんの魅力を、6つのキーワードでひもといています。

【TOPIC5】WEAK POINT

「何に対しても興味が薄い」弱点のようで、裏を返せば…

僕の弱点を挙げるとしたら、「何

僕の弱点を挙げるとしたら、「何に対しても興味が薄い」ってことですね(笑)。でも、ウイークポイントって、結局よくもあり悪くもあるところだと思うんです。悪く言えば、興味が持てないってことになるんですけど、いい面として捉えるとするならば、熱くなりすぎず、いつも物事をフラットに見られるタイプなんだと思います。情熱ってひとつのエネルギーだから、全てのことにそれを注ぐのではなく、より上手く配分するよう工夫しているのかもしれないです。自分が絶対に気を使いたいところにパワーを残しておきたいんですよね。

【TOPIC6】TO THE FUTURE

30代になって好き嫌いや価値観がどんどん定まってきた

20代の頃は、わりとその場その場で与えられるものに全力投球していた気がします。よく言えば、目の前のその日その日を大切にしていた感じがあって。毎日を大切にする気持ちは今も変わらないんですけど、20代の頃はまだ未来が見えない感覚で、自分の好き嫌いや自分に合う・合わないを模索していた時期だったなと思います。30代になるとある程度自分の好き嫌いがはっきりして、価値観もどんどん定まってきて。そうなってきた今、2、3年後はもちろん、10、20年後まで視野に入れて、仕事に取り組んでいけたらいいなと思っています。

好評発売中のCLASSY.2023年2月号では、さらに詳しく江口拓也さんの魅力を深掘りしています。気になる方はぜひチェック!

PROFILE

Takuya Eguchi
1987年5月22日生まれ、茨城県出身。声優。「機動戦士ガンダムAGEアセム編」アセム・アスノ役、「SPY×FAMILY」ロイド・フォージャー役などで主演。ラジオMC、TrignalとしてCDをリリースするなど、多方面で活躍するマルチな才能の持ち主。趣味はバスケットボール。

TVアニメ『魔術士オーフェンは

TVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編』
2023年1月18日(水)より順次放送スタート!
シリーズ生誕25周年を迎えたダークファンタジーアニメの待望の第3期。魔剣を巡る戦い、暗殺者との衝突、かつての兄弟子との再会…。世界の運命を変える旅の結末は?江口拓也さんは、主人公・オーフェンと対峙する暗殺者・ヘルパート役の声を演じる。

撮影/杉本大希 ヘアメーク/紀本静香  スタイリング/本田雄己 取材協力/岩本亜有美 再構成/Bravoworks.Inc