【2023年流行予想】厳選素材を混ぜ込んだ「クラフトバター」で何でもごちそうに!

Mart冬号の「2023年『流行りモノ』先取りアワード」では、「クラフト調味料」をテーマに3つの注目アイテムを紹介しています。こちらはひと口にバターと言っても、さまざまなフレーバーが加わった、いわゆる「フレーバーバター」。

こだわりの素材と合わせてつくられるフレーバーバター

(上写真左から)レモンの皮も含まれていて、香りと酸味が楽しめます。レモンバター40g ¥800、マッシュルーム、しめじ、しいたけに白ワインとエシャロットシズレでうま味をプラス。シャンピニオンバター40g ¥800、生クリームで滑らかな仕上がりに。柚子バター40g¥800(すべ てチェナクルーム)

スイーツとも相性抜群♡「レモンバターパンケーキ」

パンケーキにバターを振りかけるだけで、手軽にレモン風味を楽しむことができます。酸味が感じられて、暑い時季にもおすすめです。

材料(2人分)
パンケーキ…6枚
レモンバター…20g
ホイップクリーム…100ml
粉糖、ミント、レモン(スライス)…各少々

つくり方
①焼いたパンケーキにホイップクリームをのせる。
②溶かしたレモンバターと粉糖をかけ、ミントとレモンを添える。

ひと瓶贅沢に使った「シャンピニオン風味のパスタ」

香りを残すため、バターを熱しすぎずに仕上がり直前に絡めるのがポイント。たっぷり使って、味つけをしましょう。

材料(2人分)
パスタ…160g
オリーブオイル…大さじ1
にんにく(スライスする)…1片
ベーコン(細切り)…2枚
シャンピニオンバター…1瓶(40g)
塩、こしょう…各適量
ディル…適宜

つくり方
①熱したフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて香りがたつまで炒める。
②ベーコンを加えてさらに炒める。
③茹でたパスタとバターを加えて、炒め合わせる。
④塩、こしょうで味をととのえ、お好みでディルを添える。

鶏肉のジューシーさとマッチ!「鶏肉の柚子バター風味」

鶏肉が熱々のうちにトッピングすれば、余熱でバターは自然に溶けます。ゆずの爽やかな風味で、さっぱりした後味に。

材料(2人分)
鶏もも肉 1枚


・醤油、みりん、酒…各大さじ1と1/2
・砂糖…大さじ1/2
・柚子バター…20g

つくり方
①熱したフライパンに鶏肉を入れ、皮目から両面こんがりと焼く。
②Aを加えて、鶏肉にからめながら焼く。
③器に盛り、柚子バターを添える。

バターのような、ペーストのような、そのいずれものメリットを備えたフレーバーバター。ちょっとごちそうを食べたいとき、ぜひ手に取ってみてください。

撮影/山下忠之 レシピ/鮓本美保子