2021年09月19日 15:00
/ 最終更新日 : 2021年09月19日 15:00
CLASSY.
30代の白髪対策「いい感じにごまかせるヘアアレンジ」3つ
ある日鏡を見ていたらキラッと光る白髪を発見!よく見てみたらほかにもちらほら…。人には話しにくい30代の白髪悩みはそう、突然やってくるものです。そこで白髪のタイプ別にカモフラできるヘアアレンジをご紹介します。
まずは自分の白髪タイプを診断
まずは自分の白髪の出方をよくチェックしてみて。タイプ別におすすめの目立たなくさせる方法があるので、しっかり把握することが、白髪悩みを解決する第1歩です。次のA、B、Cの中から自分がどのタイプに該当するかを診断してみてください。
白髪チェックリスト
A
□分け目に集中している
□トップのピンとしたアホ毛が白い
B
□生え際に多い
□こめかみ付近にまとまって出る
C
□後頭部、耳後ろに生えてくる(人に言われて気づくこともしばしば)
□髪をめくるとちらほらある
Aに該当する人
分け目やトップに多い→表面にキラリ型
Bに該当する人
生え際やこめかみに多い→顔周りにちらほら型
Cに該当する人
後頭部や内側に出てくる→全体にパラッと型
それでは、それぞれのタイプ別のおすすめの髪型を紹介します。
「顔周りにチラホラ白髪が出るタイプ」
顔周り白髪さんは、立体感の出るアレンジでごまかす!
ゆるふわトリプルくるりんぱ
Front
面でピシッと整うと白髪はどうしても目立ちやすいもの。ふわふわと凹凸感のあるアレンジとハイライトの相乗効果で白髪をまぎれこませてしまいましょう。
Back
バックから見るとこの感じ。気になる顔周りの白髪は後れ毛でフォローしつつ、全体はくるりんぱの立体感でシルエット美人なアレンジが完成。
【作り方】3つのくるりんぱで立体感をメイク
1.トップの髪を集めてゴムで結びます。何段かに分けていくので最初は少なめの量でOK。
2.ゴムを押さえてトップの髪をくずします。少しずつつまみ出すようなイメージで、前から見たときの高さを作ります。
3.サイドの髪を集めてトップのゴムのすぐ下で結びます。顔周りは後れ毛を残しておいて。
4.サイドの髪をくるりんぱ(=1段目)して、軽くくずします。
5.耳後ろの髪を1段目のくるりんぱの下に集めて結びます。これが2段目になります。
6.2段目をくるりんぱします。続いて、同じように襟足の髪を集めて結び、3段目のくるりんぱを。
7.3段目のくるりんぱをくずしてふんわりと。横から見たときの立体感をイメージします。
「全体的に白髪が目立つタイプの人」
まばら白髪さんはインナーカラーを生かしたアレンジを
上品ハーフアップ
Front
ハーフアップで襟足のインナーカラーを表面見せて強調。サイドを束ねることで印象もすっきりとし、トップのふくらみの中に白髪を入れてぼかし込めます。
Back
サイドから見ると、ちらほら白髪がハーフアップの凹凸感にまぎれ込むので、より白髪カバー効果を実感。ボサボサにしすぎず、ほどよいくずしを狙います。
【作り方】3段重ねて最後だけくるりんぱ、というラクちんアレンジ
1.トップの髪を集めてゴムで結びます。頭頂部周辺の少量でOK。
2.指先でくずしてふんわりさせて。このふわっと感が前から見た時の高さと白髪をぼかす両方の効果を与えます。
3.トップの左右の毛束を後ろで合わせます。1・2の毛束の上を通してゴムを隠し、右側で結びます。
4.さらにサイドの毛束を後ろで合わせ、同様に3の毛束の上と通してゴムを隠し、左側で結びます。
5.くるりんぱをしてゴムを隠しつつ、ポテッとした立体感をメイク。
6.えり足の毛束を前にもってきてできあがり。インナーオレンジがきれいに際立ちます。
「表面に白髪がキラッと光るタイプの人」
表面白髪さんはオールバックアレンジ
Front
存在感のあるハイトーンカラーなので、アレンジはシンプルにまとめると相性よし。フロントをかき上げて、ゆるい毛流れの中に表面の白髪を隠し込みます。
Back
バックはゴムシニヨンに。ラフにざっくりと集めた毛流れでカジュアルに仕上げて。
【作り方】ざっくりおだんごでルーズ仕立てに
1.ツヤのあるタイプのワックスを手のひらによくのばし、手グシでザッとかき上げます。
2.後ろでまとめてゴムで結び、毛先を抜ききらないゴムシニヨンに。襟足の後れ毛は無理に上げず、自然に落としてOK。
3.シニヨンのゴムを押さえて、トップをくずします。ところどころつまみ出す毛束の太さを変えて、ざっくり感を演出。
4.最後にシニヨン部分もゆるく引き出して完成。指先で少量ずつ引っ張るようにします。
教えてくれたのは…EMBELLIR鈴木富美子さん
表参道の美容室「アンベリール」主宰。毛髪診断士の資格をもち、デザインのみならず美しい大人の髪作りをサポートしてくれます。ヘアメイクアーティストとしても活躍。
撮影/齋藤裕也(t.cube) ヘアメーク/鈴木富美子(EMBELLIR) 取材/薄葉亜希子 再構成/ガヤ美(CLASSY. ONLINE編集室)