時計好き読者の「ロレックスの日、フランク・ミュラーの日」

ジュエリーと同様、華やかさや、知的さ、その時々のなりたいイメージに変身されてくれるマストアイテム、時計。アンティークからモダンなデザインまで、コレクション歴24年のNAVYリーダーズ高井直子さんのこだわりが詰まった時計たちをご紹介します。

コレクション歴24年!
有名読者の時計コレクションを拝見

VERY NAVY 2021年6月号でのダイヤモンドのジュエリー使いに反響が大きかったNAVY リーダースの高井さん。実は彼女の時計コレクションもまた、個性溢れるラインナップ。「私にとって時計は、人生の節目や記念に迎えることが多く、どれも思い入れの深いものばかり。18歳の大学入学時に父から贈られたヴィンテージのROLEXは特に宝物。本当に自分に馴染むものであれば、新しい・古いのこだわりは一切ありません。また、時計としての機能ももちろん重要ですが、どちらかというとジュエリーに近い存在。アンティーク感がじんわり味を出してくれるOMEGA、一点で華やかにしてくれるフランク・ミュラーやカルティエ。佇まいは違っても、私にとって、自分らしく馴染んで、気分を高めてくれるものという点では同じ。年齢を重ねるとともに増えてきた時計たち。これからもこの時計たちと一緒に、大切に時を過ごしていきたいと思っています」

Scene 1
@zentisOSAKA

ハレの日は、ラグジュアリーなフランク・ミューラ-を主役に

レセプションなど、華やかな場所にはモノトーンスタイルと決めていると高井さん。ブラックコーデにすることで、時計やジュエリーが引き立つのが狙いとのこと。「赤のクロコダイルストラップがかなり印象的なので、時計を主役に。食事中はもちろん、名刺交換など、人と会うシーンでは意外と手元に目線がくることが多いので、相手やその場の雰囲気も考慮して時計選びをするように。リングやブレスレットも色は入れずダイヤで統一すれば、嫌味なく、華やいで見せてくれます」

 

Coordinate
Tops_Maison Margiela
Pants_Maison Margiela
Shoes_Maison Margiela
Bag_HERMÈS
Watch_FRANK MULLER

※エルメスのバッグは私物です。エルメスブティックへの問合せはお控えください。

 

Scene 2
@ONIJUS COFFEE

デイリー使いには父から贈られたROLEX

一番大切にしているROLEXのエアキング。大学入学を機に、ROLEXのコレクターでもあるお父様からプレゼントされた思い出深いものだそう。「大きめのフェイスに、シルバーのステンレススティールストラップ。無駄なものが一切削ぎ落とされた潔いデザインなので、どんなスタイルにも合う万能選手。そんな時計と対照的に、リングは華奢なものをひとつだけ。あえてのこのバランスが女性らしい手元を表現してくれるような気がします。20年、30年後もこの時計が似合うように歳を重ねていきたいと思わせてくれる時計です」

 

Coordinate
Jacket_Derek Lam
Tops_Maison Margiela
Pants_Derek Lam
Bag_PIERRE HARDY
Shoes_PIERRE HARDY

Profile

高井直子さん・CASA PICONEクリエイティブディレクター

17歳と13歳の2児のママ。30代は関西読者としてたびたびVERYに登場。ファッションはもちろん、抜群のセンスでナンタケットバスケットやフラワーアレンジの講師の経験も。Tシャツデニムだとしてもダイヤのジュエリーを必ずつけること、1日1回は必ずお気に入りの食器でコーヒーを飲む時間を作ることがマイルール。今の生活にフィットしているブランドはピエール アルディで靴やバッグを多数所有。愛車はマセラッティで、家族で4台所有するほどの車好き。

撮影/久保嘉範 ヘア・メーク/陣内勇人 取材・文/田中幸恵 撮影協力/Zentis  Osaka、ONIJUS COFFEE