相変わらず夜の外食ができず、ましてや居酒屋で楽しくお酒というわけにいかない状況ですね…。こんなときは「おうち居酒屋」を手軽に楽しんでみませんか。 100円ショップの雑貨を使い、さらに火を使わず簡単にできて「居酒屋気分」を盛り上げるおつまみをご紹介します。今回は、小料理屋でよくある小鉢を使ってみましょう。
味のあるデザインの小鉢を並べて 小料理屋のイメージを再現
小料理屋でよくある小鉢メニュー。100円ショップにも、和食器やガラス製、さまざまな小鉢があり、粋な店を気軽に再現できます♪
【1】「醤油漬け卵の冷ややっこ」
とろっとした黄味がまるでウニのような濃厚な味わい!
2~3日漬け込むとより濃厚さが増します。冷奴の他にも白ごはんに乗せたり、刺身と和えたりしても。箸の止まらぬおいしさです。
【材料(2人分)】
- 絹豆腐…1/2丁
- 卵黄…2個
- しょうゆ…大さじ2
- みりん…小さじ1
- カイワレ…少々
【つくり方】
- 保存容器にしょゆとみりんを入れて混ぜ、卵黄を数時間漬けこむ。
- 軽く水切りをした絹豆腐を食べやすい大きさにカットし、1の卵黄をのせてカイワレを添える。
【居酒屋の雰囲気はこの小道具で】
涼彩タレ鉢 φ9×6cm(ダイソー)
夏らしい食卓に欠かせないガラス製の小鉢。小料理屋らしさのある、レトロなカッティングデザインがポイント。
【2】「クリームチーズのわさび醤油和え」
和と洋の見事なコラボ! 濃厚なクリームチーズをワサビで引き締める
コクのあるクリームチーズにワサビの辛みが効いた絶品おつまみ。細長く切ってのりで巻いてもおいしい。
【材料(2人分)】
- クリームチーズ…50g
- しょうゆ…小さじ1
- わさび…少々
【つくり方】
- クリームチーズは0.5㎝程度の大きさの角切りにする。
- 1にしょうゆとわさびをよく混ぜてから加えて、さっと和える。
【居酒屋の雰囲気はこの小道具で】
三つ足合わせ小鉢 オリベ φ10.5×5cm(Seria)
風合いのある深いグリーンの小鉢は100円とは思えないクオリティ。三つ脚なのもかわいい。デザートを入れても映えそう。
【3】「サキイカの甘辛和え」
噛みしめるほどにおいしい!韓国風の甘辛味があとをひく
乾きものおつまみの定番「サキイカ」は、料理アレンジへ可能性も無限に秘めています。クルミを足すのもおすすめ。
【材料(2人分)】
- サキイカ…20g
- コチジャン…小さじ1
- はちみつ…小さじ1/2
- ごま油…小さじ1/2
- 煎りごま…少々
【つくり方】
- コチジャン、はちみつ、ごま油をよく混ぜ、サキイカと和える。
- 器に盛り、煎りごまを散らす。
【居酒屋の雰囲気はこの小道具で】
京型小付(ブルー)φ7.5×4.5cm(Can★Do)
青磁のような色合いの涼し気な小鉢は、料理を引き立ててくれます。ウニやイクラなどを、ひと口入れるだけでも映えます。
【4】「トマトの塩辛和え」
トマトの酸味と塩辛のうま味が予想外にまとまる
一見味がぶつかりそうな2つの食材ですが、どちらもうま味成分が豊富で、絶妙な一体感を生み出します。
【材料(2人分)】
- ミディトマト・・・1個
- 塩辛・・・大さじ1
【つくり方】
トマトはくし切りにし、塩辛とさっと和える。
【居酒屋の雰囲気はこの小道具で】
合わせ小鉢 緑茶 φ11×5cm(Can★Do)
土の風合いが美しい美濃焼の小鉢。どんな料理も受け止めてくれます。控えめなツヤ感の縁も高見えポイント。
Mart2018年8月号「おうち居酒屋」始めました!より
撮影/上原浩作 フードスタイリング/鮓本美保子 取材・文/荻原早紀
※掲載商品は取材時のものです