長谷川京子さん「私を変えた、奔放なのに品があるTASAKIのリング」
たとえばホテルのスイートルームに残されたジュエリー。それらを見れば、誰が持ち主かがわかってしまう その人らしさが宿るジュエリー使いこそ、NAVY世代の理想ではないでしょうか。VERY NAVY6月号に登場する6人の女性のジュエリー使いは、大胆かつ自由、そして個性的。大切な経験と記憶に裏打ちされた、彼女たちのジュエリーを巡る冒険の物語をぜひ。ここでは、女優の長谷川京子さんの物語をご紹介します。
置いてあるだけで❝あの人のもの❞とわかる
ジュエリーって個性の証
whose JEWELRY are THESE?
@ パレスホテル東京
長谷川京子さんの
艶っぽジュエリーを発見
Kyoko Hasegawa
奔放なのに品がある。
エッジィなTASAKIのリングが私を変えた
他者視点を意識して、自分に
似合うジュエリーをイメージ
「以前はジュエリーにかける想いは服ほど強くありませんでした。おしゃれを人に褒められるのは自分を見てもらえているようで嬉しいけれど、ジュエリーそのものを褒められると少し複雑で。良いジュエリーの存在感に頼らず勝負したい気持ちがありました」。そんな想いを変えるきっかけになったのがファッションデザイナーのタクーン・パニクガルが手掛けるTASAKIのパールジュエリー。「初めて見た時は衝撃でした。保守的なものだと思っていたパールをここまでエッジが効いたものに変えてしまうなんて」。型にはまらないのに品も色気もある——長谷川さんが理想とするイメージそのもので以降、愛用ジュエリーに。またジュエリーがもっと身近な存在に変わったのは最近のこと。「40代になり、Tシャツ×デニムにもダイヤの輝きがあったほうが素敵に見えると感じるように。大事にしているのはジュエリーよりも自分の印象を残すバランス。職業柄か、どう映っているか他者視点で自分をイメージするのは得意なので、俯瞰しながらスタイリングを楽しんでます」。次に狙っているのは「グラフのダイヤモンドリング」と即答。「指からはみ出すほどのサイズでエッジを効かせたいですね」。
1.3.「良い意味で型破りで、たくらみのあるデザインが好きなタクーンが手掛けるタサキのパールジュエリー。初めて自分にしっくりきたジュエリーです」2.6.「ミオ ハルタカの遊びとエッジが効いたモチーフジュエリーも〝らしさ〟を作る重要なパーツ。本来は王道を通ってきた人が行き着くブランドなのかもしれませんが、私にとっては『ジュエリーって思っていたよりも自由!』と魅力を教えてくれたスタート地点」4.5.7.「ビジュードエムはデイリーなスタイリングとも相性が良く、買い足しています」「今回撮影したパレスホテル東京は家族や友人とよく訪れる場所。そんな時には今日のように、胸元が開いたトップスにマニッシュなワイドパンツとジャケットを。シャルロット・ゲンズブールみたいに媚びない色気がある昔から好きなコーディネートです」。イメージストックの多さが明確な自分らしさにも繋がっていました。ジャケット ¥148,500 キャミソール ¥53,900 パンツ ¥83,600(すべてスポーツマックス/マックスマーラー ジャパン)
1978年生まれ。モデルとして活躍した後、女優デビュー。ドラマや映画などで幅広く活躍。YouTubeチャンネルも話題に。今夏に自身が手掛けるランジェリーブランド「ESS by(エス バイ)」がデビュー。機能性と女性らしいボディラインへのこだわりが詰まっている。
撮影/谷田政史(CaNN) ヘア/GO UTSUGI(PARKS) メーク/佐々木貞江 スタイリング/長澤実香 取材・文/増田奈津子 編集/羽城麻子
VERY NAVY6月号『[大特集]大人は凜々しくʻ大胆ジュエリーʼ Prologue 置いてあるだけで〝あの人のもの〟とわかるジュエリーって個性の証し』から
詳しくは2021年5/7発売VERY NAVY6月号に掲載しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。