「成城石井」定番だけどやっぱり美味しい!絶品カップスイーツ4選
世界の食料品が揃うワンランク上のスーパーマーケット、成城石井。駅ナカや駅チカなど、アクセスしやすい場所にあって何かと重宝しますよね。
今回は成城石井の膨大な商品の中から、オリジナルのカップスイーツ4つに注目しました。とってもクオリティが高いので、手土産にもぴったりですよ。
■まるっとしたいちごを贅沢につかった、レアチーズケーキ
まずは、大粒いちごがごろごろと入ったコンポートが贅沢な、「苺づくしのベリーレアチーズ」(¥399/税別)をご紹介。コンポートはいちごの形がそのまま残っているので、煮詰めたいちご特有のじゅわっとした食感を、これ以上ないほど味わえます。
コンポートのインパクトが強いため、下で待ち構えるレアチーズケーキが負けてしまうのでは?と、思いきや……。いちご風味のチーズケーキが、またしても美味! スフレのようなエアリー食感がコンポートのとろみを吸って、見事なまでのコンビネーションです。
ミルキーなレアチーズと合わせて食べると、ひとくち目では激甘だと思っていたコンポートが、実は意外と後に引かないスッキリとした甘さだったことにも気づきます。ここまで計算されているのだとしたら、脱帽です!
■タピオカミルクティーと黒蜜が好相性!
「ココナッツと黒タピオカのミルクティーゼリー」(¥399/税別)は、見た目はちょっと地味ですが、カップに添付された黒蜜を“後がけする”というワンステップに期待が高まるゼリー。
ココナッツミルクの上にタピオカ、さらにミルクティーゼリーが重なったスイーツにたっぷりの黒蜜をとろ〜りとかけるこの瞬間。眺めているだけで眼福……!
ミルクティーゼリーとココナッツ・ミルクゼリーは、それぞれ紅茶とココナッツの香ばしい風味がきちんとする、優等生なお味。どちらも風味を重視しているのか甘さは控えめですが、そこにとってもスイートな黒蜜が加わることで、ベストなバランスを生み出しています。食感は、ミルクが入っているためか舌触りがとってもなめらかで、ゼリーというより、もはやプリンに近い感覚。タピオカは弾力が弱めですが、ずっと同じ食感が続くゼリーにメリハリを持たせる重要な役目を担っています。
ちょっと量が多いかな?という気もしますが、全く重くないのでさらさらと食べられますよ。
■黒ゴマあんが絶妙! 具沢山の豆花でちょっと贅沢に
今年8月に販売を開始した「有機豆乳とココナッツの黒胡麻豆花」(¥399/税別)。
「豆花(トウファ)」とは、言わずと知れた台湾の定番スイーツのこと。豆乳をなめらかなゼリー状に固め、その上にフルーツや黒豆などいろいろなものをトッピングし、シロップをかけていただきます。
成城石井の豆花は何がトッピングされているかというと……。
ほっくりとしたさつまいもの甘露煮、クコの実、ココナッツフレークをまぶしたわらび餅、そしてペースト状にしたココナッツクリーム。実はこのココナッツクリーム、ちょっとしょっぱいのです。その塩気が他の素材の甘さを強力に引き立てています。そして主役の練りゴマペーストと豆花。ゴマの強い風味が、淡白ながらなめらかな豆花と混ざるとなんとも言えないおいしさ!
アジアンスイーツながらちょっと和風なところに、こだわりを感じます。
■おいしすぎてスプーンが止まらない……! 今回“最推し”はこちら
今回ご紹介する中で筆者が個人的に最もおすすめしたいのが、「モーモーチャーチャー」(¥399/税別)。成城石井ではロングセラーとなっている人気商品です。
「モーモーチャーチャー」とは、マレーシアのスイーツ。たっぷりのココナッツミルクの中にフルーツや黒豆、タピオカなどを入れた、例えるならばさらさらとしたおしるこのようなもの。成城石井のモーモーチャーチャーはそれをアレンジし、日本人好みのプリンに仕上げています。
トッピングはもっちもちのお餅、さつまいもの甘露煮、塩気を効かせた赤えんどうの甘煮、かのこ豆。先に紹介した豆花と同じように、赤えんどうのしょっぱさがアクセントになっています。
そしてその下の層には、なんとカスタードソースが。きちんと卵の味がして、一番下に来るココナッツプリンと合わせて食べるとこれだけで販売しても売れるのでは?というクオリティ。さらに選ばれしトッピングたちがひとくちひとくちの食感と味に変化を加え、文句なしに超絶品です。本場流に、すべてを混ぜて食べてももちろんOK! お好みの食べ方を見つけてみて。
これもカップは他と同じ大きめサイズですが、なくなるスピードもダントツ1位でした。
上記はすべて400円越えとややお高め。でもその分、お味は確かです。
ホームパーティの持ち寄りおつまみや、食材の買い物に成城石井を利用する際には、ぜひ冷蔵スイーツコーナーのカップスイーツもチェックしてみてくださいね。
※紹介した商品は、扱いのない店舗や、予告なしに販売が終了することもあります。
文・画像/大石七海