ExWHYZ mayuの「日々、ぼやき。」#22 Perfumeとあたし
投稿 ExWHYZ mayuの「日々、ぼやき。」#22 Perfumeとあたし は JJ に最初に表示されました。

©Takuya Iioka/光文社
4人組ガールズグループExWHYZ(イクスワイズ)のメンバー・mayuさんのエッセイ連載の第18回。ラジオ番組での「リスナーお悩み相談」が核心を突きすぎる……と高いコメント力で話題の彼女が、JJ世代の一女性として等身大の“もやもや”を赤裸々に綴ります。本連載では初めて(!?)の “好きもの語り” 回、興奮とともにどうぞ!
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こんばんは、ExWHYZのmayuです。
わたしにとっての音楽の原点であるPefumeさんがコールドスリープ(活動休止)を発表されて、先日2日目の東京ドーム公演にも行ってきたので、ただただ想いを語らせていただきます。本当にただそれだけの回です。それではよろしくお願いします。
まず『GAME』はじまりアツかったな。
2020年2月26日(わたしもこの日行く予定でした)、同じく東京ドームにてライブが開催される予定だったのだけど、コロナウイルスが流行り始めたくらいの頃で、当日の開演前に中止が発表されたのでした。
「もう一度、あの日から始めよう」で、あの時やるはずだった『GAME』回収できた~~~~~。(次の曲が再生だったのも良かった)
正直、『ネビュラロマンス』の物語をガッツリ把握していたわけじゃなかったんだけど、それでもわかりやすく紡ぎながら3人やPerfumeのストーリーも追体験させてくれるのガチありがたかった、キキモしごでき⭐
そんで、そこもかしこも舞台装置が動きまくっててすごい、メンバーも動き回ってるし! だからバミリという概念が存在しない、どこにあんだよ、ないのか? なんで揃ってんの? すごいよー。。。。
あと、個人的な一番の衝撃はPerfumeの掟をやったことだったんだけど。。。。
“10人のかしゆか” アツすぎる!!!!
えっと、『Perfumeの掟』という曲の中で9人の映像のかしゆかと、1人の本物のかしゆかが一緒に踊る演出があるのですが、
映像のかしゆかと本物のかしゆかのダンスが、15年前の東京ドームでは少しズレてしまっていて(当時の技術的にライブだと色々と限界があったようです)、
だから15年後の東京ドームで「え、10人のかしゆか来るじゃん…!!!」って思った時にはなんかもう大応援って感じでした。他の多くのファンの皆さんときっと同じ気持ちだったと思います。
そんな期待やプレッシャーがかけられている状況で踊り出したわけだけど、緊張感なんてなくて、クオリティが高いのはもちろんご本人が楽しむ余裕も持ち合わせた踊りをされているように見えたので、かっこ良すぎて普通に天仰いだ。もったいないからすぐステージに目線戻した。リベンジ大成功つよすぎー!
あと、
「Music by YASUTAKA NAKATA」は優勝が確定する文字列なので。。。
ありがて~~~~~。
そんで後半のライブ衣装で登場したとき「ミラーボールみたい!」って思ったのと同時に『マワルカガミ』という楽曲で、
僕はただ廻る鏡 キミこそが光
全てを照らす 音を鳴らす ホントは震えても
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」って言ってくれるキミの
声が背中押して今日だってステージに立つの
という歌詞があるのを思い出し、「マジでありがとう本当に綺麗です。涙」って思ったけど、よ~~~くみたら光を反射させるだけの素材では無くて、
よくPerfumeさんが使われている光の三原色が反射するたびに見えるような素材で(マジで布に関して無知すぎてやばい、ホログラム的な感じの、あれなんですか? わからなくて悔しい)、
「そう、あなたたち自身が光なんです!!!!!!!!」って思いました。遠くてもその光はちゃんと届いてました。
んで、そこからダンス曲タイム突入するのやばい、ミラーボールっていう解釈(演出)も楽しすぎるし、ただ反射させているだけの存在ではないということも理解らせられてやばい。先ほど出てきた『マワルカガミ』の存在によって自身も肯定されたような気持ちになってありがてぇ。。。勝手な解釈です。
あと、『edge』の「say yeah」の前の(say yeah来る……! 自分たちの番……!)っていうファンサイドの雰囲気おもしろい、一緒にライブ作ってるんだね。
わたしは生でドームでのedgeが見たいという願望がずっとあったんですが、Remixという形で少しだけ見られてよかった! 本当は全てが見たかった(あの、箱が動くやつ)けど、あのセットリストだとしたらライブの流れ的に『Perfumeの掟』か『edge』かってとこなのかなと勝手に思うので、だとしたらあの選択は様々な想いも作品のクオリティもどっちもとった上での最善だったと思うから最高~~~~。
後半のRemixでは音も踊りも過去の楽曲を思い出せるもの、かつパーティー感のある仕上がりになっていて「未来って、明るいんすね。。。。」と思いました。『ポリリズム』泣けた。
Remixでいつもの前振りが短く、わかりにくくはあったけど(前の曲からシームレスに繋がっていたからね)、『MY COLOR』の最初の手を挙げるタイミングはなぜかしっかり把握できたので、自分がライブやってて培ってきたのはこの反射神経だったのかもしれないなって思いました。
あと、突然の『NIGHT FLIGHT』本イントロで一瞬奇声を上げる人になった。
細かいところで思ったのは、モニターにリアルタイムでドローンで撮っているであろう映像が映し出されているのにもかかわらずドローンが飛んでいる場所を探してもどこにあるかわからず、こんなに演出に干渉しないドローンってあるんだ……?って思いました(遠くて見えなかっただけかもだけど)
あと『FUSION』の演出好きすぎた、ドームの天井まで余すことなく使うところ本当にかっこいい!!!!!!
3人が曲中に手繋いで花道歩いたの美しすぎて、思わず拍手でした。
よくライブでズビズビに泣いているイメージのあるあ~ちゃんさんですが、東京ドームでも序盤から想いが涙になってこぼれ落ちてはいたものの、目の表情は凛としていてかっこよかったなあ。
あともうやっぱり全部、パッションがビシバシ伝わってきて、この熱量をずっっっっと絶やすことなく形にし続けてきたあ~ちゃんさんは本当にかっこよくて憧れの人です。
のっちさんのダンスが大好きで、3人とも好きだけどいつも目で追ってしまうのはのっちさんだったので、東京ドームでもいっぱい見られて嬉しかったなあ。なんか喋るときたまに甘噛みしてるのもかわいかったなあ。
かしゆかさんをひと目見たとき「なんだこのかわいい人は!?!?」と思ったのもPerfumeを好きになるきっかけのひとつだったのですが、最初のMCでの言葉たちが優しくて丁寧で、美しい人だ。。。と改めて思わせてもらえた。最初のときめきを思い出した!!!!!
なんか個人的な感想をバーって書いちゃったけど、わたしよりもっともっと濃く、記憶力も文才も感受性も高い、面白いファンの方々がいるので、眼精疲労でもう目を使いたくないと思いながらXで感想を見ることをやめられませんでした。
しばらくは色々浸れそうです。
そんなわけでわたしもわたしの人生をがんばってみよう⭐と前向きにさせてくれて本当にありがとうございました。
わたしも少しでもみんなにそのような光が届けられていたら、うれしいんだけど、がんばるね!
また帰ってくる!とのことだったので、それまでわたしも延命してみようかと。
とりあえず私は、マジで髪の毛を綺麗にしろ! いつもライブで暴れてボサボサになるんだけど対策しろ!!!!!(3人の髪の毛が綺麗すぎた、わたしがちょっといいブラシでとかした直後よりもっといい状態で常にライブしてた、どゆこと?)
そこからはじめようと思います。

©mayu/WACK、光文社
profile/mayu (ExWHYZ)
「EMPiRE」の結成メンバーとして活動をスタート。同グループは2022年6月に突如解散し、同じメンバーで「ExWHYZ(イクスワイズ)」を結成。2023年5月には、所属事務所・WACKのグループとしては初となる日本武道館ワンマンライブを開催し、成功させる。作詞や振り付け、チームのまとめ役を担い、また個人としても、冠ラジオ番組にコンビニご飯のコラム執筆など、マルチに活躍。
7月30日に1stシングル「iD」をリリース、8月2日にLINE CUBE SHIBUYAでおこなったExWHYZ活動3周年記念ワンマン公演「ExWHYZ 3rd Anniversary Special Live ‘Our Step→Future’」のチケットは即日完売! 9月20日より全国15都市を巡る「ExWHYZ TOUR 2025 ‘Wide Open’」を開催する。
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photo/Takuya Iioka
styling/Erika Abe
hair & maku-up/Yuri Ikeda[éclat]