【絵本ギフト】子どもの名前入りだと喜ばれる!読書好きライターが選ぶ<20冊>
──相手の心に残る贈り物がしたい!そんなとき「絵本」は、1,000円前後で買えて、気軽に渡せるプレゼントの定番です。もし絵本に出てくる「主人公の名前」が我が子やおともだちの名前と同じだったら……。特別な1冊になること間違いなしの名作“名前絵本”をセレクトしました。クリスマスプレゼントにもぴったりです。
※商品はすべて税込価格。2023年11月現在の情報です。
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生まれてきてくれてありがとう!誕生日に贈りたい1冊
まこちゃんのおたんじょうび
にしまき かやこ 作・絵(こぐま社) 1,100円
3歳の誕生日に、赤い帽子、赤いえりまき、赤い手袋、赤いブーツをもらったまこちゃんは、うれしくなって森の動物たちに見せに出かけます。けれども、森の動物たちが困っている姿を見て、次々に貸してあげて……。
あやちゃんのうまれたひ
浜田桂子 作・絵(福音館書店)1,100円
あやちゃんはもうすぐ6歳の誕生日。お母さんが話し始めたのは、あやちゃんが生まれたときのこと……。赤ちゃん誕生をめぐる家族の期待、喜び、感動を、しみじみと温かく描いた1冊。
セットでもうれしい人気シリーズ
まあちゃんのながいかみ
まあちゃんのまほう
まあちゃんのすてきなエプロン
たかどの ほうこ 作・絵(福音館書店) 各1,100円、990円、1,100円
おかっぱ頭のまあちゃんが見せてくれる豊かな想像の世界が魅力的なロングセラー絵本。それぞれに違った世界が広がるので集める楽しみも。3冊セットで贈るのもおすすめ。
たろうのおでかけ
たろうのひっこし
たろうのともだち
村山桂子 作 / 堀内誠一 絵(福音館書店)各1,100円
主人公たろうの愛嬌ある表情につられてページをめくると……。ともだちとのふれあいの温かさが伝わる3冊。3歳から小学生まで長く楽しめるシリーズ。
子どもとの日常が愛おしくなる1冊
にこにこエマ
グニラ・ヴォルデ 作・絵 つばきはら ななこ 訳(童話館出版)1,870円(2冊セット価格)
※セット本タイトル『ちいさいひと』(『にこにこエマ』『くまくんはどこ?』の2冊セットで『ちいさいひと』として販売)
洋服を着たり、積み木を積んだり……エマをとおして描かれる幼い人の等身大の日常。身近にいる幼い人が、ますます愛おしくなる1冊です。
しんちゃんのひつじ
川村みどり 作/すぎはら ともこ 絵(徳間書店)1,650円
ねむれない夜は、ひつじをかぞえるといい、と聞いたけど、ひつじって、どんなどうぶつ?しんちゃんが想像する、ちょっとぶきみな「ひつじ」の姿に笑いがとまらない、楽しい絵本。
とこちゃんはどこ
松岡享子 作 / 加古里子 絵(福音館書店) 1,100円
赤い帽子と青い半ズボンの元気な男の子、とこちゃん。動物園、浜辺にお祭り、デパート……人ごみにまぎれたとこちゃんを探そう! 絵さがしの絵本の元祖ともいえる、子どもの大好きな絵本です。
冒険好きのあの子に贈りたい1冊
ゆうちゃんのみきさーしゃ
村上祐子 作 / 片山健 絵(福音館書店)990円
お菓子の缶とコップで作ったミキサー車に乗って出かけたゆうちゃん。ふしぎな森を抜けると、行く先々で、動物たちから贈り物が……。乗り物好きの子にも喜んでもらえそうな1冊。
ゆうこのキャベツぼうし
ゆうこのあさごはん
やまわき ゆりこ 作・絵(福音館書店)いずれも990円
動物たちや朝食のゆで卵と一緒に……日常が不思議な冒険に変わるシリーズ。『ぐりとぐら』シリーズの作画を担当した山脇百合子さんが手がけた1冊。
ともくんのおうち
おおはし えみこ 作 /ささき みお 絵(国土社) 1,540円
おうちで遊んでいたいともくんと、外で遊んだり、さんぽしたりするのが大好きな「ともくんのおうち」。おうちにふりまわされたともくんが、ちょっとやさしく、たくましくなる不思議な一夜の冒険物語。
ドキドキも成長の証し・・・! 少しおとなになったあの子に贈りたい1冊
こんとあき
林 明子 作・絵(福音館書店)1,430円
こんは、あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。あきが成長するにつれ、古びてしまったこんを治してもらうため、あきはこんと一緒におばあちゃんの家に向かいます。お互いがかけがえのない存在であるこんとあきの冒険の物語。
あさえとちいさいいもうと
筒井 頼子 作 / 林 明子 絵(福音館書店)1,100円
お母さんの留守に妹のあやちゃんと家の前で遊んでいたあさえは、あやちゃんを喜ばせようと夢中で道に絵を描いていました。ところが顔をあげると、いつのまにか、あやちゃんがいなくなっていて……。
げんくんのまちのおみせやさん
ほりかわり まこ 作 ・絵(徳間書店)1,540円
ひっこしてきたばかりのげんくんは、家のそばの商店街のお店を探検することにしました。さかな屋さんにおそば屋さん、おいしそうなコロッケを揚げている肉屋さん……。新しい町での冒険と出会いが楽しい1冊。
クリスマスプレゼントの候補にしたい1冊
サンタクロースとれいちゃん
林 明子 作・絵(福音館書店)605円
クリスマスの夜、れいちゃんは待ちきれなくなって、サンタさんを探しに外へ出て行きます。森のほうへ歩いていくと、サンタさんの姿が見えましたが、忙しそうなサンタさんはれいちゃんの問いかけにも気がつかず……。
まりーちゃんのくりすます
フランソワーズ 作・絵/与田 凖一 訳(岩波書店)880円
クリスマスが近づいて、マリーちゃんと仲よしの羊のパタポンは、サンタクロースの贈り物を楽しみにしています。いよいよ今夜は、クリスマス・イブ。暖炉のそばに木靴をおいて、ねむります。クリスマスを楽しみに待つ気持ちを味わえる1冊。
担当ライター
秦 綾佳(はた・あやか)
書店と図書館が三度の飯と同じくらい好きな読書好き新人ライター。会社員兼ライター、一児の母として奮闘中です。
「書店で絵本の表紙を眺めていたら、主人公の名前が冠されたタイトルが意外と多いことに気がつきます。私も親友の娘さんに、2歳のクリスマスプレゼントで贈りました。主人公がその子に見えてきて、愛着のわく1冊になったようです」
取材・文/秦綾佳
※掲載中の情報は2023年11月現在の内容です。
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