輝く女性リーダーに自信をくれる「ウォッチ&ジュエリー」とは
憧れラグジュアリーブランドのリーダーたちは、実は姉STORY世代。そんな彼女たちが一緒にキャリアを重ねてきたウォッチ&ジュエリーは? 大人になった今こそ知っておきたい、セレクトのポイントを伺ってみました。
DAMIANI 沖 早織さん
ダミアーニ・ジャパン CEO
沖 早織さん
立教大学経済学部卒業後、「デビアス」や「ティファニー」の日本法人を経て、「オメガ」ではブランドディレクターに。今春より現職。創業よりファミリービジネスを貫き、2024年には記念すべき100周年を迎えるダミアーニの物作りへの思いを日本でも広く伝えるべく活躍中。
今だからこそ、演出したい自分をジュエリーで作っていく
ジュエリーとしっかり向き合うようになったのは大学卒業後、ダイヤモンドを主に扱うブランドに転職した20代半ばの頃からです。仕事でたくさんのジュエリーと間近に接するうちに、見るだけでも、身につけたらさらに、気分やモチベーションをあげてくれる、ダイヤモンドの魔力ともいえるパワーに惹かれるようになりました。
以降は節目ごとに購入するようになり、母から譲り受けて手元にあったものもふくめて、日々のコーディネートに取り入れるように。ジュエリーって日々身につけているとモチベーションのバロメーターになってくれます。
今春からはダミアーニ・ジャパンのCEOとなり、リーダーとして人前に出る機会も増え、ジュエリーとも新しい関係が始まったように思っています。ジュエリーは高価なものなので、クラシックで定番なラインを選びがちですが、それだけだと人の印象には残りにくいことに気づき、ジュエリー選びに「自分のキャラクターや役割をジュエリーで表現するとしたら」という視点が加わってきました。
沖さんのパワージュエリー①
マルゲリータ ネックレス
大人のためのフラワーモチーフに自分らしさを託して。
プレゼンの日の黒ワンピースのコーディネートの時は、ラインダイヤの定番ブレスレットに自分らしさを表現するアイテムとしてマルゲリータのネックレスをプラス。このマルゲリータは花びらをエッジが際立つストレートセッティングのダイヤモンドで表現しているので、甘くなりすぎず、芯のある柔らかさを表現できる気がしています。
マルゲリータはダミアーニの創業者が1900年代初頭にイタリア初代王妃マルゲリータに捧げるために製作したという逸話を持つジュエリー。花びら部分の反対側は白セラミックになっていて、リバーシブルで使う楽しみも。
沖さんのパワージュエリー②
ミモザ リング
繊細なジュエリーとレースのマッチングを楽しんで。
オフの日に愛用している白ブラウスに合わせたのは、ミモザの花をインスピレーションにしたミモザ リング。いくつものダイヤモンドを様々な角度にセッティングしているので、どの角度から見ても華やか。ジュエリー好きとしてはこの繊細なアートピースのようなダイヤモンドのセッティングにブランドに脈々と受け継がれている職人技を感じています。ミモザの花言葉は「感謝」「真実の愛」、その日に会う相手に密かなメッセージを込めたりするのも楽しみのひとつです。
立体感のあるデザインのリングは人差し指につけると見せる角度が広がり、アピール度が高まります。愛用ブランド「アクリス」のブラウスに合わせて。
STORY読者におすすめのウォッチ
ミモザ ウォッチ
STORY世代はジュエリーをデイリーに楽しむことが身近になってくる年代。選ばれる時にはジュエリーの持つ意味やストーリー、さらにはセッティングの技法などにも目を向けていただけたら、より自分らしい選択ができるのではないでしょうか。今の自分をジュエリーで表現できるのは、大人の女性の特権ですから。
今春にCEOとして初めて参加したジュネーブでの新作発表会で目にした瞬間一目惚れした新作ウォッチ。ジャケットとデニムなどで合わせるのが沖さんのおすすめ。
ミモザ ウォッチ¥4,345,000(ダミアーニ/ダミアーニ 銀座タワー)
撮影/須藤敬一 ヘア・メーク/川村友子 取材/安西繁美 ※情報は2023年9月号掲載時のものです。
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