【モデル・SHIHOさん】実演!見た目もメンタルもスッキリするヨガポーズ
コロナ禍に5kg太ってしまったというモデルのSHIHOさん。心も沈みがちだった期間を脱し、今エネルギーに満ち満ちている理由は毎日20分の瞑想のおかげ。SHIHOさんが毎日続けている、自分と向き合い、体も変わるヨガのポーズも教えてもらいました。
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執着を手放し自由になれる朝20分の瞑想で心も体もスッキリ
「瞑想をするのは主に朝20〜30分程度。著書でも紹介しましたが、呼吸をしながらひとつの感覚に集中していくと瞑想しやすくなります。『五感瞑想』といって、人が持つ視覚や嗅覚、聴覚、味覚、そして触覚のより繊細な感覚に意識を集中していくと、思考や感情から離れやすく、頭がリセットされ、心身が浄化されるような爽快感があります」
タンクトップ[スカートとセット]¥37,400、パンツ¥30,800(ともにナイスナイスモーメント/MIC)ピアス¥24,200(マリハ)
《Profile》 モデル、ウェルネスアドボケート。近著に自身の瞑想法を綴った『NATURAL MEDITATION IN HAWAII』(タツミムック)。
自宅では、朝の20〜30分を瞑想する時間に当てています。これが自分をリセットする大切な時間で、調子が悪い時は大抵、瞑想しなかった日。瞑想で頭がスッキリすると睡眠の質が良くなり、深く眠れると心身ともに回復できる。そして翌日は元気に。そんなポジティブなスパイラルを感じています。 ここ1年弱は、瞑想に加えてヨガも毎日のようにしています。お仕事や用事がない限りは、朝と夕方の2回、ヨガスタジオ「3BT」に行くのがルーティン。朝はコアを鍛えるハタヨガ、夕方は難易度の高いポーズの練習をします。朝と夕方にヨガをすることで1日のリズムが整うし、メンバーも顔なじみなので学校のクラブ活動感覚で楽しいですね。 実は、ハワイから帰国して1年くらいはほぼ運動していなかったんです。当時はコロナ禍で5kgくらい太り、心も沈みがち。自粛ムードでマインドが落ちていたのか、私も主人もなんだか調子が優れず、家庭もギスギスしていて。 コロナも徐々に落ち着き、ヨガやピラティスの先生が定まったら、自分でもわかるほど元気になりました。ハワイには海も空もあって日々癒されていた。でも、東京での暮らしではそれが難しい。だから海に行く代わりにスタジオに行くのかもしれません。 ヨガで元気になったら自然とアクティブになり、なぜか主人の仕事まで好調に。愛犬がハワイから戻ってきたこともあり、家庭も明るく穏やかになりましたね。5kg落ちボディラインも変わりました。ぐーっと上を向き、体を反らせて鼻呼吸。このポーズで、もたつきに悩んでいたフェイスラインが激変。見た目もスッキリしてきたんです! 物事の受け止め方、心の持ちようなど、実は生き方はマインドが決めている。だからマインドを整え、力の抜き方を学ぶためにヨガをし、瞑想しています。何かに執着すると上手くいかなかったりしますよね。まさに人生を学ぶ哲学だなと。私にとってはヨガ、瞑想ですが、自分を楽しく解放できるものなら、自然と心も体も整うのではないでしょうか。
練習するたくさんのポーズで全身をしなやかに
1. 【戦士のポーズ2で股関節を緩めながら体幹を強化します】
両腕は床と平行に伸ばし、足は90度。上体は肩を下げ真っ直ぐに。二の腕がスッキリ。生き急いでいる人は不思議と体が前のめりに。
2. 【重心を下げて体側を伸ばすポーズで高めて下半身を強化】
右膝を90度に曲げ、前後に脚を開いて手をつき、足・背骨・手を一直線に。太もも・足首の柔軟性アップ、腹筋群の強化、腰・お尻の引き締めに。
3. 【体の脇を伸ばすポーズで僧帽筋・肋間筋を伸ばし骨盤底強化】
上級者は脚を前後に開き、右膝を90度に曲げたまま、右腕をゆっくり右脚の内側から下に回し、背中で両手を結ぶ。胸部と肩を開き目線は天井。
2023年『美ST』6月号掲載 撮影/岩谷優一〈vale.〉 メーク/佐々木貞江 ヘア/左右田実樹 スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) 取材/吉田瑞穂 編集/漢那美由紀