野菜が嫌いな子どもに、「野菜を食べてね」と伝えても、なかなか食が進まない……。それなら、発想を変えて、野菜とふれあって、仲よくなることから始めてみてはいかがでしょうか？　ここでは、子どもと一緒に、遊びの延長で楽しくつくれる、中村明花さん考案のレシピ『新玉ねぎのまんまるオムレツ』をご紹介します！

目次

• 玉ねぎと一緒に遊んでみました！
• 遊んだあとの「玉ねぎ」で、こんなお料理をつくってみました！

玉ねぎと一緒に遊んでみました！

皮をむいてから輪切りにしてバラバラに分解してみました！　いろいろな大きさの輪っかができた様子を見てワクワク。「積み木みたいに重ねたらどうかな？」「並べてお絵描きしちゃおう！」とどんどん遊びが広がりました。

「新玉ねぎは皮が薄いね」 玉ねぎの皮をむいていきました。輪切りにしたら、いろいろな大きさの輪っかができました！

遊んだあとの「玉ねぎ」で、こんなお料理をつくってみました！

◆新玉ねぎのまんまるオムレツ

「輪っかにばらした玉ねぎが器の役割をしてくれます。小さい輪はお弁当にもピッタリのサイズですよ。遊んでちぎった玉ねぎのかけらは、卵液の中に一緒に入れて食べちゃいます！」（中村明花さん）

【材料（２～３人分）】

• 新玉ねぎ・・・1個
• ベーコン・・・2枚
• （A） 卵・・・2個
• （A）牛乳・・・大さじ2
• （A）溶かしバター・・・10ｇ
• サラダ油・・・少量
• トマトケチャップ・・・適宜
• スプラウト、にんじんの葉っぱ・・・各適宜

【つくり方】
※太字の部分は、子どもに手伝ってもらいやすい手順です。

1.  新玉ねぎを1.5㎝幅に輪切りにしてばらす。
2.  ベーコンをみじん切りにして混ぜた（A）に加える。
3.  ホットプレートにサラダ油をひき、新玉ねぎを並べて加熱する（中温）。温まったら低温にして、玉ねぎの輪の中に玉ねぎの高さの半分程度の量の2を流し入れてフタをする。
4.  卵が固まってきたら火を止めて5分蒸し焼きにする。お好みでトマトケチャップを添え、スプラウトやにんじんの葉っぱを飾って完成。

現在発売中のMart春号では、他にも親子で野菜に楽しくふれあうアイデアをたくさん紹介しています。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

Mart春号『楽しみながら、苦手も克服できる⁉　親子でワクワク！ “野菜と仲よし”プログラム』より

撮影／中林 香　レシピ考案・フードスタイリング／中村明花　ヘア・メーク／久保フユミ（ROI） 取材・文／北川明子　編集／田島えり子