Q.今秋のドラマの役どころは？

私が演じる久米ゆずはは、コミュニケーションが苦手な新人遺品整理人。ここまで二面性のあるコを演じるのは初めてで、最初は「こんなに異なるふたつの顔があると同じ人に見えるかな？」って戸惑ったのですが、それも含めてゆずはだと割り切り、感情の開け閉めをはっきりと分けるようにしています。私自身、元々は全然人見知りしないタイプですが、このお仕事をはじめてから逆に人見知りをするようになった気がしています。今は仕事に集中したいかな？とか色々考えるうちに、なかなか声をかけられなかったり。ゆずはも多分根は割と明るく、感情の起伏もありますが、色々あって閉ざしてるはずで⋯。閉ざしてる理由は全然違うかもしれないですけど、結構似てるなと思うところもあります。

Q.視聴者へどんなドラマをお届けできそうですか？

私自身、脚本を読んで、有限な命や時間に対するありがたさについて考えるきっかけをいただきました。人間ドラマに恋愛模様に⋯いくつものドラマが並行していくので、みなさんの大切な人を思って観ていただけたらうれしいなと思います。

Q.今回挑戦した中でのお気に入りは？

今までサイクルパンツに挑戦したことがなかったのですが、すごく可愛いくていいなと思いました。ハーフパンツ自体、今年からよく取り入れるようになって。私自身はカジュアルに着ることが多いので、色々なタイプを勉強できてうれしかったです。

洒落度満点なサイクルパンツは
×華奢ミュールがレディな化学反応
トレンド感度の高い人から取り入れ始めているサイクルパンツは、腰まわりの隠れるゆるジャケットとの合わせなら挑戦しやすい！ 白ソックス、サーモントメガネで盛り上げて、ギークなムードに。パンツ￥10,450（ザ ポーズ／ウィム ガゼット ルミネ新宿店）ジャケット￥44,000（アンクレイヴ／オンワード樫山 お客様相談室）ニット￥23,100（ティッカ）バッグ￥50,600（Mintsa／ピモンテ）メガネ￥52,800（E5 アイヴァン／アイヴァン PR）靴￥69,300（ペリーコ／アマン）靴下（スタイリスト私物）

Q.普段のコーディネートで大事にしているポイントは？

“自分らしく着こなせているか、背伸びしすぎていないか“を考えて洋服選びをしています。もちろんTPOに合わせて、フォーマルなお洋服も着るのですが、そこでもなんとなく自分らしさが残っているといいなと思い、たとえば毎日自分がお守り代わりのように着けているアクセサリーを合わせてみたりしています。

愛らしいゆるニットにこっくり秋色ハーフパンツでメリハリをプラス
前面にタックの入ったハーフパンツは、膝下が出ているから、ボリューミーなニット＆ストールを合わせてもすっきりバランス! 淡ピンクとの組合せがスイート＆ビターなアクセント。ショートパンツ￥24,200※10月下旬発売予定（アンクレイヴ／オンワード樫山 お客様相談室）ニット￥18,700ストール￥14,300（ともにセピエ／ウィム ガゼット ルミネ新宿店）バッグ￥42,900（オルセット／オルサ）靴下￥3,080（ピエディ ヌーディ／シップス インフォメーションセンター）イヤカフ〈上〉￥96,800イヤカフ〈下〉￥91,300リング￥184,800（すべてヒロタカ／ヒロタカ 表参道ヒルズ）

『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』

10月13日（月）夜10時〜スタート
心優しい遺品整理人・鳥飼樹（草彅 剛）と遺品整理会社のチームが届ける、心温まるヒューマンストーリー。感動的な人間ドラマの裏では、切ない大人の恋愛模様も⋯。

撮影／田形千紘　モデル／八木莉可子　ヘアメイク／菊地美香子（TRON）　スタイリング／川瀬英里奈　編集／佐藤彩花　再構成／Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年11月号『ハーフパンツではじめる秋のおしゃれ』より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。