一日の間で目に留まる機会が多いリングは、眺めているだけで気持ちが高まる逸品を選びたい。そこで今回はジュエリーライターの沼田珠実さんが、“初めて自分で買う特別なリング”としてぴったりな、30万円以下の名品をピックアップ。人生の楽しい時も悲しい時もそっと寄り添ってくれる、相棒リングを見つけて。

釘がインスピレーション源のコレクション。シンプルながらエッジィでコーディネートの印象をモダンに、そしてグッと引き締めてくれる効果も。ジェンダーフリーのデザインなのでマリッジリングやペアリングにするのもおすすめ。

愛の無限の可能性を表現する「ティファニー T」コレクションの人気のリング。“T”が上下に組み合わされたグラフィカルなデザインは、隙間から肌色が覗くことで圧迫感がなく軽快。マリッジリングや手持ちのどんなリングとも重ねやすく、とても万能。

私も30代で購入し、買い足しながら数本を長年愛用し、この先もずっと好きな自信がある一生ものリングです。色石ジュエリーの美しさと楽しさ、スタッキングの楽しさを教えてくれたリングで、シンプルなリングはもちろん、「ヌード」同士で重ねるなど、楽しみ方は無限。ファースト「ヌード」なら、このローズクォーツや、プラシオライト、ホワイトトパーズを選ぶのがおすすめ。

ポストイットに手書きで書かれた“Oui”の文字が着想源で、2005年に誕生したコレクション。フランス語でイエスを意味する“Oui”には、「自分の生き方の肯定」「誰かの気持ちに答えるイエス」などポジティブなメッセージが込められ、お守りジュエリーとして身に着ける人も多いよう。

TASAKを代表するアイコンコレクションのひとつ「バランス」が再解釈されて生まれた新作「バランス ライト」。ひと回り小振りになって、CLASSY.世代にも取り入れやすいサイズ感に。ほかのジュエリーともコーディネートしやすく、お仕事にも休日にも活躍しそう。