豊田エリーさん(36歳)21歳で結婚出産!「いつか結婚するなら早いほうが長く一緒にいられるよね、という感覚でした」
21歳で母になり、若くして家庭を持ちながら女優として舞台や映像の世界に立ち続けてきた豊田エリーさん。「子育ての正解なんてわからないし、子どもと一緒に育ってきた感じです」と笑いながら子育ての日々を語ってくださいました。
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豊田エリーさんProfile
1989年生まれ。13歳でモデルとしてデビュー。2010年に俳優の柳楽優弥さんと結婚し長女を出産。2016年に『ロミオとジュリエット』で初舞台を踏み、以降舞台女優としてキャリアを重ねている。『近松心中物語』2025年10月18日(土)〜26日(日)に出演予定 https://www.cccreation.co.jp/stage/chika
21歳で結婚したのは長く一緒にいたかったから
ーーSTORY編集部(以下同)21歳で結婚、出産をされましたが迷いはありませんでしたか?
21歳のときに結婚と出産を経験しました。やはりまわりからは「早いね」と言われることが多かったですね。舞台で共演している女優さんに21歳の子がいたりすると、「ああ、私はその年齢で子どもを産んでいたんだな」と、ちょっと客観的に思えるようになってきました。当時を振り返ると必死でしたね(笑)。「子育て」というと子どもを育てるイメージがあると思うんですけど、私たちは自分たちも一緒に成長したという感覚です。若くして母になったので、自分もまだまだ未熟なところがたくさんあって、娘に教わることのほうが多かったというか。「家族として一緒に成長してきた」というのが、いちばんしっくりくる言葉かもしれません。夫とは高校のときに出会い、彼は1学年下だったんですけど「いつか結婚するなら早いほうが長く一緒にいられるよね」という感覚でした。夫婦ともに若い時から仕事をしていたので、自然な流れでそのまま結婚したという感じです。結婚してすぐに子どもを授かって、ふたりの時間を楽しむというより、最初から“家族”という感じでした。でも、それはそれでよかったなと思っています。今は娘が大きくなったので、夫婦で食事に行ったり、出かけたりする時間も増えてきました。

イヤイヤ期は大変でした
ーー子育てで一番大変時期は?
子どもが赤ちゃんの頃はまわりに同世代のママ友達がいないし、親の世代とは子育ての常識が違っていたので、育児本やネットの情報が友達という感じでした。育児雑誌のお仕事をやらせていただいた時は、それを読んで学んだりしていました。イヤイヤ期は本当に大変でスーパーに行くのも嫌になった時もありました。途中で泣いたり帰りたくないといわれたり、でも家には置いていけないし。子どもが大きくなってから、育児番組に出た時に、スーパーに行くときはお買い物リストを書いて子どもに探させるゲームをさせるといいというのを聞いて、もっと早く知りたかったと思うこともありました。今振り返るともっとゆとりをもって接することもできたかなと思うこともありますが、その時は精一杯でした。
小学校に行くようになってからは親同士のつながりも大きな支えになりました。年上のママ友達が多かったけれど、みんな対等に接してくれて気軽に相談もできましたし、家族ぐるみで仲良くして旅行に行くような関係もできました。子どもを通していろんなママ達と知り合えたのもよかったです。

パパは教育担当です
ーーパパは育児に協力的でしたか?
夫は、幼稚園や小学校の行事にもよく参加していましたし、娘と意思の疎通ができるようになってからはずっと教育担当のようの感じです。しつけとか勉強のこととか、しっかり向き合ってくれています。思春期を迎えた今の娘を見ていると、自分の思春期をつい思い返してしまいます。私の14歳とか15歳の頃って、本当に最悪だったなって思っていて(笑)。だからこそ、娘の方がずっとしっかりしているなって、素直に思えるんですよね。家族のなかでは「話す時間」を大事にしているので、いまもよく会話します。夫とも娘とも、それぞれの意見をちゃんと出し合って、バランスよく保てるように、なんとなく意識しています。パパに言いづらいことは私に言ってきたり、逆にママに言えないことはパパに言ったり。うまく役割分担できているのかもしれません。パパと娘の2人でお出かけするときもありますよ。娘が中学生になってからは、少しずつ親子の関係も変わってきて、「一緒にいる時間」がもっと楽しくなってきました。前までは遊園地が大好きだったのに、最近は「温泉でのんびりしたい」と言い出して。なんかもう、ちょっと大人になってきたなぁって、しみじみ思ったりします。
母娘で旅行に行って温泉に入ってゆっくり過ごしたり、そういう時間がすごく楽しいですね。子どもが小さい頃は想像もできなかったけど、今は「一緒に楽しむ」という感覚で過ごせているのが、本当に楽しいです。
これからも、娘と一緒に成長していける母でありたいですね。まだまだ手探りではありますが、子育てに「これが正解」という答えはないと思うので、その都度話し合いながら、一歩ずつ進んでいきたいです。
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撮影/浜村菜月 スタイリスト/田臥曜子 ヘアメイク/片岡順子 取材/山﨑智子