今さら聞けないファッション用語…最近の甘ニッシュからワントーンまで【5選】

ファッション誌では日常的に使われている用語で馴染みはあるけれど、実は知らない言葉もある? わかっていたらオシャレがもっと楽しくなるワードを解説します。

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【甘ニッシュ】

’24年2月号 撮影/宮下昌生
’24年5月号 撮影/鏑木 穣

長らく続いた甘盛りファッションに「甘疲れ」や「可愛さが年齢的に厳しい」という声が出始めた頃、マニッシュな要素を足すことでシャープさが加わり大人流の甘さが楽しめるスタイリングを発見。甘い+マニッシュという意味のSTORY発の造語です。

甘いスカートや甘ブラウスにちょっぴり男前のアイテムを合わせることで大人も無理なく甘アイテムを楽しめるというメリットがある、今、一番アツいスタイルです。

【ワンツーコーデ】

’24年3月号 撮影/倉本侑磨

トップスとボトムスを1アイテムずつで完成させるスタイリング。服を重ねて着こなすレイヤードスタイルに比べて、使うアイテムが少ない分、アイテムの選びや着こなしのテクニックがオシャレを左右します。

温暖化が進み重ね着の時期が少ない今、需要も高く、忙しい多スク世代にも重宝するスタイルです。映えるアイテムやトレンドを取り入れることで地味見えを回避し、よりオシャレなワンツーコーデが叶います。

【コンサバとカジュアル】

コンサバ
カジュアル

コンサバは「保守的」という意味合いがあり、反対語としてはアバンギャルドです。ファッションでは「きれいめ」「上品」というような育ちの良さを感じるスタイリングを示します。

カジュアルは「気楽な」という意味合いで反対語はフォーマルになります。ファッション誌ではコンサバとカジュアルはテイストの違いとして使われることが多いですが、言葉の意味は相反するものではないのです。

【モード】

’24年2月号 撮影/酒井貴生

ファッション業界での「モード」という言葉自体は「最先端」や「前衛的」を意味しますが、日本においては「モード系」という言葉で使われ、カジュアルやフェミニンのようなファッションのテイストの中のカテゴリーのひとつとして扱われています。

主に黒コーデのイメージで、形やデザインなどが個性的、かつスタイリッシュなコーディネートを日本のファッション誌では「モード」として表現されています。

【モノトーン】

’24年2月号 撮影/宮下昌生
’24年2月号 撮影/西崎博哉
’24年5月号 撮影/鏑木 穣

モノトーンといわれて思い浮かぶのは黒と白のスタイリングですが、本来の意味は単一の色で濃淡や明暗を表現したものを示します。一般的には黒、白、グレーの無彩色で表すことが多いのですが「青のモノトーン」というように同一色を使っていればモノトーンです。

「ワントーン」も同じく単一色でまとめたもので、日本では無彩色以外の時はワントーンを使うことが多いとされています。

撮影/沼尾翔平(静物) 取材/小仲志帆 ※情報は2024年10月号掲載時のものです。

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