AIに仕事が奪われる時代に!?…専門家に聞いた「AIが得意なこと&苦手なこと」とは

ChatGPTなど生成AI機能がより進化して身近になり、私たちの仕事をとりまく環境もめまぐるしく変化しています。自分がやりたいことを選び、自分らしく働くことができる「キャリアフリーダム」な状態を手に入れるために必要なことについて考えます。

AIにできること・できないこと…キャリアへの影響をおさらい

日々の生活からもはや切り離せないAIですが、実際にどんなことができて、私たちの仕事のどんな影響があるのか、AIの専門家である石角さんに教えていただきました。

    日々の生活からもはや切り離せな

    \AIが苦手なこと/
    AIには〝意思〟がないのでゼロイチの発想はできません
    AIは与えられたテーマから文章や絵などを作成することは得意ですが、意思はありません。「ある目的を果たすために、こういう記事を作りたい」と考える〝ゼロイチ〟の部分は人間しか担えない大切な役割で、AIでは代替できません。また生成AIは自分の体験を通した話ができなかったり、大量のデータの学習には時間がかかるため、最新のデータをリアルタイムに提供することが難しいケースもあります。

    日々の生活からもはや切り離せな

    \AIが得意なこと/
    大量のデータを学習してパターンや関係性を導き出します!
    AIの特長は大量のデータを学習し、パターンや関係性を見つけるのに秀でていること。この能力を応用して需要予測やデータの分類、異常検知などが可能に。YouTubeなどで出てくる関連動画もAIによるデータ分析を活用しています。ChatGPTなどの生成AIは人間の「こういう記事を作りたい」という指示に沿って「こういう文章はいかがですか?」と複数のパターンを提案することや、使い方を調べるトリセツ系も得意分野です。

撮影/渡邉明日香 イラスト/雨月 衣 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc