Sexy Zone 佐藤勝利が思う純粋で真っすぐな人は岸 優太!「岸のことが嫌いな人なんていないんじゃないか」
Sexy Zoneの佐藤勝利をbis視点で描写する連載“bis homme”。第17回は「Genuine」がテーマ。彼の本物に対する考え方にフォーカスします。
純粋で誠実で真っすぐに何かに夢中になれる人ってすごい
今号は「Genuine」という言葉がテーマ。純粋さや本物への思いを話します。純粋で誠実で真っすぐに何かに夢中になれる人ってすごいし、それは大いなる才能だなと思うし、憧れます。僕の周りで言うなら岸(優太)かな。すごくピュアだし、真っすぐだし、頑固で信念も曲げない人だから、一度「僕はこう思う」ってなったらとことんやる人。歌い方ひとつでも聞き手の好みはさまざまだし、いろいろな受け取り方があると思うけれど、岸は「これがいいんだ」と思ったらそこへとことん突き進んでいく。めちゃくちゃ職人気質な人ですね。ふたつ以上のことを同時にできない人でもあるから、ひとつの考えに集中するんだとも思います。もちろんいいものに気づく人でもあるし、それを真っすぐに受け止められて信じ続けることができる。人に対しても優しいし誠実。誰に対しても同じように接しないといけないって思っていると思います。だからみんなから信頼されているし、岸のことが嫌いな人なんていないんじゃないかと思いますね。
彼のすごさをいちばん感じたのは、よく彼の家に泊まりに行ったり、長時間一緒にいたりしましたけど、「演技の勉強がしたい」って言ってたときは、ずっと映画やお芝居をDVDで観てるんですよ。僕が寝てしまってもずっとずっとひとりで観て勉強してる。それはもう信じられないくらいの数の作品を観続けていましたね。歌を勉強したいときはずっとずっと歌い続けていたり。そばで見ていて、本当にすごいなと思ったし、だからみんなに愛されているんだなと思いました。あれだけがんばっているのを見たら、それはみんな応援するよねって思うし、ファンの方達もそんな岸が大好きなんだと思います。
嘘はつきたくないし、つけない性格
「Genuine」には、本物、偽りないという意味もあるそうですが、僕は嘘はつきたくないし、つけない性格です。そのほうが楽だと思うんですよね。嘘って一度ついてしまうと、取り繕うためにまた嘘をつかなきゃならなくてずっと嘘を重ねていかなきゃいけない。それは面倒ですよね。幼いころ、両親が厳しかったので嘘がバレて怒られるのも怖かったです。でも、今振り返ってみたら財産ですよね。小さいころに怒ってもらえたから、今は人に怒られるようなことをしない大人になれたんだと思います。
嘘をついたら自分に返ってきちゃうっていう思いもあります。それはすごくしんどそうだし、僕はそんなに器用じゃない。嘘をついたり、はったりをかけてのし上がっていく人って世渡り上手ですよね。ちゃんと前に出れたり活躍できたりする。逆に、真面目に純粋な気持ちでやっている人は前に出られなかったり、なかなか認めてもらえなかったりすることもありますよね。
岸くんには冗談でよく嘘をついていました(笑)
嘘はつきたくないけれど、嘘が必要になる場面もあると思います。人を傷つけないようにするためだったり、その場の空気を乱さないように、とか。だから上手に使い分けなければならないなと思うし、人を傷つけてしまうような嘘って僕は絶対ダメだと思っています。あ、話が矛盾しちゃいますが、岸くんには冗談でよく嘘をついていました(笑)。彼は「こんなことまで信じるんだ」っていうことでも簡単に信じちゃうのがおもしろくて、ずっと嘘をついていたんです。そうしたらさすがの岸もいつからか僕の言うことをまったく信じなくなってしまって、何を話しても「嘘でしょ、それ」って言うようになっちゃった。たとえ本当のことを話しても「嘘だ、嘘、嘘」ってなっちゃって、オオカミ少年ってこうやって作られるんだなって体感しちゃいました(笑)。
あわせて読む
Interview_Izumi Takeshima