買いものに行ったとき、どのように野菜を選んでいますか？ 実は、美味しい野菜を見極めるにはちょっとしたコツがあるんです。

ここでは、子どもにもわかりやすく伝えられる「果肉やつぼみを食べる野菜」の見極め方を、SNSで人気の野菜のプロ・青髪のテツさんに教えてもらいました！ より美味しい野菜を求めて、親子で一緒に宝探し気分で売り場を歩いてみてくださいね！

目次

• 美味しい“トマト”の選び方
• 美味しい“カボチャ”の選び方
• 美味しい“ブロッコリー”の選び方
• もっと知りたい人はこちらもおすすめ！
• 教えてくれたのは？

美味しい“トマト”の選び方

「トマトは、お尻にスターマークがあると濃厚で美味しいよ」

トマトのお尻に現れるスターマークは、維管束と呼ばれる養分が通る管。味が濃く、うま味の強いトマトは、この線がくっきりと現れていることが多いのでチェックしてみて！

【ココにも注目！】
ずっしりと重さがある

美味しい“カボチャ”の選び方

「カボチャは、種に厚みのあるものが美味しいよ」

種がふっくらと太っているカボチャは、完熟してから収穫されており、甘みやホクホク感のある美味しいカボチャの可能性が高くなります。量り売りされていることが多いので、果肉の分量が多いものを選ぶとお得！

【ココにも注目！】
果肉の分量が多い

美味しい“ブロッコリー”の選び方

「軸に穴があいていないブロッコリーは、茎まで美味しいよ」

ブロッコリーのこんもりした部分は、実は花のつぼみ。選ぶときには、茎の切り口がみずみずしく、穴があいていないものを選びましょう。穴のあるブロッコリーの茎にはスが入っており、筋っぽくて食感が悪いので美味しくありません。

【ココにも注目！】
つぼみがかたく詰まっている

もっと知りたい人はこちらもおすすめ！

『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』
青髪のテツ／著　¥1,430（KADOKAWA）

野菜の知識や情報を、子ども向けにまとめた本。美味しい野菜の見極め方はもちろん、「都道府県別の生産地」「栄養素」「歴史」「旬の時期」などの、学校の勉強にも役立ちそうな知識が盛りだくさん！　野菜への興味を広げるきっかけになりそうな一冊です。

野菜に興味が向けられたら、子どもの野菜嫌いの克服のきっかけがつかめるかも!?　現在発売中のMart春号では、他にも親子で遊びながら「野菜と仲よくなる」ためのアイデアをたくさん紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね！

教えてくれたのは？

青髪のテツさん

スーパーマーケットの青果部に勤務。野菜・果物に関する知識をわかりやすく発信して話題となり、ツイッターフォロワー数が55万人を突破。

Mart春号『楽しみながら、苦手も克服できる⁉　親子でワクワク！ “野菜と仲よし”プログラム』より

青髪のテツさんのイラスト／Gurin.　取材・文・編集／田島えり子