京都河原町にある「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」。コンセプトは「心と体に心地よく、地球環境にも優しい、新しいライフスタイルを楽しむホテル」。ホテルという非日常の中で体験するサステナブルな時間を過ごせます。
世界初のWELL認証及びLEED認証の同時取得ホテル
「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」は、環境や健康に配慮した建物に認定される「WELL Standaed™(v1)(WELL認証)」をゴールドランクで取得。そして同時期に環境に配慮したグリーンビルディングを評価するプログラム「Leadership in Energy & Environmental Design(LEED認証)」をシルバーランクで取得しています。ホテル版評価基準による同時取得は世界で初めてです。
京都らしさ、日本らしさを表現した客室デザイン、京都の植生を再現した大緑化壁、快適な眠りと目覚めのため独自に開発した「快眠照明システム」など、60以上の項目が評価されました。ホテルは「GOOD NATURE STATION」の上層階あり、建物の1階はオーガニック認証を取得した農産物や加工食品、お菓子などを扱う「GOOD NATURE MARKET」、スイーツラボ・ブランド「RAU」、3階はオリジナルコスメブランド「NEMOHAMO」をはじめとしたセレクトコスメやクラフトを販売しています。建物全体がサステナブルでホテルステイ中に、各フロアでショッピングや食事が楽しめるのも特徴。
ホテルはフロントのあるフロアに吹き抜けの中庭があり、地球環境に根差したデザインを施し、日本らしさ、京都らしさを表現しています。リクライニングチェアやベンチが設置されていて、宿泊者以外も利用できる中庭は、壁面を緑で覆われていて昼間は光が差し込み気持ちいい空間。隣のレストランでオーダーしたドリンクを楽しむ場所として利用することもできます。
館内にはいくつかレストランがありますが、4階にあるカフェ・レストラン&バー「Hyssop」は、野菜、ハーブ、漢方、ヴィーガン、花といった自然由来のイメージをふんだんに取り入れた料理やオリジナルカクテルが楽しめるレストラン。
ヴィーガンといってもしっかりとボリュームがあり、動物性不使用の物足りなさはなく、彩りも鮮やかで見た目も美しい料理やデザートを堪能できます。ハーブや漢方を使用していますが、クセもなく食べやすいのがうれしいですね。旬を感じる料理が体にも優しく、それでいてちゃんと満足できるのですから言うことありません。
客室は、天然素材にこだわったつくりになっていて、どの部屋も木のぬくもりを感じられ、心地良く快適に過ごせる空間になっています。部屋の中では裸足で過ごせるようになっていて、部屋の中で大きく深呼吸するだけで、日ごろの疲れを忘れさせてくれそう。
特徴的な客室もあり、例えば「ボタニカルルーム」は部屋中に観葉植物などの緑が置かれていて森林浴をしているような気分になれます。
「ホワイトドライフラワールーム」は、ホワイトドライフラワーに囲まれた客室。落ち着いた雰囲気に癒されます。客室がそのままフォトスポットになっているような空間です。
ファミリー利用にイチオシなのがグランピングプラン。客室のテラスにテントやアウトドアテーブルやチェアをセットし、キャンプ気分を気軽に楽しめます。3000円分の館内利用券が付いているので1階の「GOOD NATURE MARKET」でテイクアウトフードやドリンクを購入して、テントやテーブルで食べるとより気分が盛り上がります。
ハンモックやプラネタリウムなどが楽しめるプレミアムプランでは、ハンモックに揺られながらプラネタリウムの星空を見たり、テントの中でゲームを楽しんだりできるので、家族みんなで充実した時間が過ごせます。
肩の力を抜いて、本当に心も体もリラックスできる空間。観光の拠点としても便利な立地でありながら、緑を感じられる特別感。客室の中だけでなく、ホテル内、建物内すべてにおいてホッとできるような場所は、家族で過ごすのにもぴったり。京都旅行の宿泊としてはもちろん、ホテルステイそのものを楽しむのもおすすめです。
GOOD NATURE HOTEL KYOTO
住所:京都府京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6
取材・文/岡部礼子