モデルやタレントとして大人気の近藤千尋さん。Mart秋号では表紙と巻頭特集で、ご主人のお笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久さんとともに初登場！おふたりは結婚して7年経った今でも変わらず仲の良い夫婦として有名です。そこでその夫婦円満の秘訣についてお話を伺いました。

「夫婦の連携プレー」で毎朝スムーズ！

毎朝6時に起床してから2人のお子さんの送迎の時間まで、家事をこなすという近藤さん。基本の家事は近藤さんですが、太田さんがいるときは夫婦の連携プレーで朝の忙しい時間を乗り切っているのだそう。

「洗濯機を回して娘たちのお弁当をつくるのは私ですが、洗濯物を干してくれるのは旦那さん。その間に私は夕飯の下ごしらえまで済ませられて大助かり。仕事終わりの旦那さんがお皿や水筒を洗ってくれたときは、翌朝がとってもスムーズなんです」（近藤さん）

試行錯誤してたどり着いた今の形がベストです

今では夫婦の連携プレーで毎日を乗り切っているという近藤さんですが、最初から今のようにスムーズにこなせていたわけではなかったそう。「以前は今のように家事をやってくれていたわけではなく『共働きだからやってもらわないと困る』と何度も話をすることで、今の形までたどり着きました（笑）。仕事が多忙なときは、余裕がある方が補うという形でやりくりしている今がベスト。どうすることもできないピンチのときには、ばぁばに来てもらうなどして乗り切っています」（近藤さん）

「疲れてないかな？」とお互いを思いやる気持ちが大切

「平日は6時に起きてからフル活動な私ですが、毎週土曜日だけは朝寝坊させてもらうのがお決まり。旦那さんが娘たちを連れてカフェに朝ご飯を買いに行ってくれるので、私は8時まで寝ていられる貴重な休息日なんです。それ以外の日にも、旦那さんが休みの日の朝には、早朝7時に自転車の前後に娘たちを乗せて、探検と称して近所へ散歩に連れ出してくれたりも。私が疲れていることを察して動いてくれる、そんな思いやりに日々助けられています」と語る近藤さん。お互いを思いやる気持ちは、撮影中のおふたりの会話からも垣間見られました。

いつも感謝する心を忘れないように

「旅行の行き先や家、車を購入するときなど、たいていの決定権は私にあるのですが（笑）そんな私のことを100%信じてくれている旦那さんにはいつも感謝しています！」という近藤さん。近藤さんのことが大好きな太田さんと、その太田さんに感謝しながら一緒に歩んでいる近藤さん。おふたりのバランスのとれた関係性が一番の夫婦円満の秘訣だと感じました。

近藤千尋さん
1989年生まれ、岡山県出身。モデルやタレントとして雑誌やTVで活躍の場を広げている。ご主人のジャングルポケット太田博久さんとの夫婦共演での仕事も多くこなし、仲良し夫婦として有名。「ベストマザー賞」2022では文化部門を受賞。

撮影／川﨑一貴〈MOUATACHE〉　スタイリング／畠山美保子（近藤さん分） 岩切あゆみ（太田さん分）　ヘア・メーク／山口伊津美
取材・文／西村絵津子