「地獄だった30代を越えて、40代はどうですか?」ジェーン・スーさんに聞きました
ラジオに雑誌連載に昨年は著作ドラマ化まで…!大活躍のジェーン・スーさん。現在40代・憧れの先輩ですが、CLASSY.世代だった30代の頃はご本人曰く「地獄~!」の時期もあったそう。「不安な気持ちは百も承知」と語るスーさんに、CLASSY.読者のお悩みに答えてもらいました。
スーさんが「地獄〜!だった30代を経て」
30代は単純に、エネルギー過多の時代。小金があって知恵があって体力があって欲望も強い。だから全部のバランスが取れるワケがないんだけど。でも40代は後半になるにつれ体力や気力がなくなってくるので、今のうちにやりたいことを思いっきりやってほしいなと思います。
独身だったらバカみたいな失恋をするとか、めっちゃ傷つくとか。そういうのをちゃんとやったほうがいい。そうすると40代になったとき記憶のアルバムを見返すと、味があってたのしいよ。私が30代のときは、会社を辞めて、式場の仮予約までした彼と別れ、実家近くのロイホでずーーっと時間を潰し…35から37までは本当に地獄~!ってかんじでしたね。でもミクシィに日記書いたりしていたらそれを見た編集者が連絡をくれて連載が始まって…「コレやってみたら?」と信頼できる人から来たボールを全部受け止めてやってきたら、今こうなりました。
ジェーン・スーさん
1973年、東京生まれ東京育ち。作詞家、コラムニスト・ラジオパーソナリティ、TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」、ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」のパーソナリティとして活躍中。『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)、『ひとまず上出来』(文藝春秋)など著書多数。
撮影/イマキイレカオリ ヘアメーク/森 ユキオ(ROI) スタイリング/村瀬萌子 再構成/Bravoworks.Inc