あのお菓子もアイスに!ブルボンの「ホワイトロリータアイス」実食レポート

昭和の時代から親しみのあるブルボンのお菓子。説明の必要もないくらい身近な存在で、ファンも多いと思います。そんなブルボンのお菓子の「ホワイトロリータ」がアイスになりました。ブルボンの“お菓子アイス”としては5品目。さっそく食べてみました。

ブルボンのお菓子アイスは「ルマンドアイス」から始まった

そもそもブルボンのお菓子の代表格「ルマンド」がアイスになって登場したのが2016年。当初、発売エリアがブルボン本社のある新潟と北陸3県のみということで、なかなか食べられないことでさらに人気に火が付き、販売中止になったこともありました。

個人的には、東京駅での限定販売に2日連続売り切れをくらって泣きながら帰路についたことも。

そんな「ルマンドアイス」も今や全国で購入できるようになり、定番の「ルマンド」だけでなく、ロイヤルミルクティーやカフェラテなどのフレーバーも登場。2021年12月にはあまおう苺、2022年1月には宇治抹茶が発売になりました。

「ルマンドアイス」はモナカアイスの中にミニタイプの「ルマンド」が丸ごと入っているという、シンプルかつ、絶妙な味と食感バランスがたまらないモナカアイスです。

同じくモナカの中に「ホワイトロリータ」が入ったアイス

美味しいお菓子ってアイスにしてもやっぱり美味しいんだということを実体験できる商品ですが、今回、あの「ホワイトロリータ」もアイスになって登場しました。

「ホワイトロリータ」はソフトクッキーをホワイトクリームで包み込んだミルク風味のお菓子。発売されたのは昭和40年というから驚きです。それが、モナカアイスに丸ごと入ったのが「ホワイトロリータアイス」。

4つ割のモナカアイスで、モナカの中にはミルクアイス、中央にミニタイプの「ホワイトロリータ」が入っています。ミルクアイスをホワイトチョコレートでコーティングしていて、ミルクの風味がしっかり感じられるアイスです。

モナカアイスですが、食感の違いの組み合わせの妙は洋菓子のよう。ミルクアイスで「ホワイトロリータ」が冷やされていることで、常温で食べるより「ホワイトロリータ」のクリームが固まって食感がいい!「ホワイトロリータ」を冷蔵庫で冷やして食べたことがある人ならわかる、あの感じです。

ミルクアイスクリームは、「ホワイトロリータ」のホワイトクリームをイメージしているというだけあって相性もよくて美味しいです。ルマンドは薄い生地を重ねたお菓子ですが、ホワイトロリータはクッキー生地なので食べ応えがあるのも特徴。「ホワイトロリータ」好きは間違いなくハマりそうですが、ミルク系の味が好きな人もぜひ食べて欲しいアイスです。

ゴーフレットでバニラアイスをサンドした「ロアンヌアイス」

せっかくなのでもう一つのお菓子アイス、「ロアンヌ」もご紹介します。こちらは2020年に北陸・信越地域で発売がスタート。その後発売エリアが拡大し、チョコレート、あまおう苺などフレーバーも展開しました。

「ロアンヌ」は、ゴーフレット生地にクリームをサンドしたものですが、「ロアンヌアイス」はゴーフレット生地でバニラアイスをサンドし、アイスクリームをホワイトチョコレートでコーティングしています。バニラの風味がしっかり味わえて、甘党さんにはたまりません。

ゴーフレットのサクッとした食感はキープされていて、こちらも食感が楽しいアイスです。ミルク感があり、甘めなのでコーヒーや紅茶と一緒に食べるのもおすすめです。

お菓子がアイスになったブルボンの“お菓子アイス”シリーズ。まだ暖房を使う日が続くので、暖かい部屋の中で食べるのにもぴったりです。フレーバー違いもあるので、家族で食べ比べも楽しそう。ぜひ、お好みを見つけてみてください。

公式HP:https://www.bourbon.co.jp/product/category/ice/

取材・文/岡部 礼子