オシャレな人が軽井沢で始めた新しい生活って?<地方ベース編>
コロナ禍で今注目の検索ワード、“二拠点生活”。都会と自然を満喫できる憧れの暮らしは、実際にどんな感じ? 今回、オシャレな3人が始めた二拠点暮らしについて、リアルレポートを敢行。二拠点生活のきっかけ、実際によかったこと&大変だったことなど、根ほり葉ほり聞いちゃいました。第三回は、地方ベース編をお送りしていきます。
PROFILE
Chaos ディレクター兼デザイナー
櫛部美佐子さん
instagram@mimimimi.m
“大人の上質なリラックス服”で人気のブランド、カオスを立ち上げる。’20年9月、数年温めた田舎暮らし計画を実現。お気に入りの家を軽井沢に見つけると、内見したその日に即契約した直感派。現在は、軽井沢に拠点を置きながら、週1〜2日仕事のために東京へと通う。
決め手は、吹き抜けの開放感! 鳥のさえずりで目覚めることも。
慌ただしく過ぎていく東京での生活。刺激はたくさんあったけれど、数年前から田舎でのんびりと暮らしたい、そう思うようになりました。自然が豊かで東京からも近い、葉山や軽井沢の物件情報を見ていたら、ピン!とくる家を発見。軽井沢から駅近で、別荘地には珍しい通年借りられる賃貸物件。既に4.5件の予約が入ってましたが、運よく住めることに。この家に即決した理由は、吹き抜けの開放感! 低めの家具を置き、空間を生かしています。東京へは仕事で通い、軽井沢へは完全移住。東京の家を売って引っ越しました。そうでもしないと、東京にも帰らなきゃと思いそうだったので…。軽井沢で暮らし始めてから、日常の些細なことにも感動。雨の日の緑の香りや、鳥のさえずりで目覚めるとき。自然の贅沢さを、ひしひしと感じています。
空気と水が美味しい! 自然の美しさに感謝するように。
軽井沢に引っ越してまず驚いたのは、自然の美しさ! 空気が澄んでいて、植物の香りがして、お水が冷んやりと美味しい。東京にいた頃は、ウォーターサーバーを置いていましたが、ここでは水道水を飲んでいます。自然ってこんなにも贅沢なことだったなんて。そう気づけたのが何よりも嬉しいこと。 念願だった動物たちを飼えるようになり、保護犬と保護猫を迎え入れました。だんだんと野良猫たちも居ついてきて、気づけば大所帯に(笑)。東京にいた頃は週3〜4日お友達とごはんに出かけていた夜型が、すっかり朝型にシフト。動物たちが「お散歩に連れてって」と朝から起こしにくるんです(笑)。お散歩をしていると、周りが自然だらけなので、四季を感じる喜びも思い出しました。