お金も時間もかけない!「無駄な通勤服を減らす」裏技5つ

毎日の通勤、バタバタした朝にその日の天気や予定に合わせてじっくりコーディネートを考えるヒマなんてありません。着回しのきくアイテム、天気を問わないセットアップ、色や小物を工夫して、通勤服こそもっとミニマムなお金と手間で乗り切りましょう。

裏技❶着回し効率だけを考えた4着を選ぶ

まずは「服は最小限にしたいけど、毎日同じと思われたくない」という時のための「シルエット違いで4タイプのアイテムを揃える技」をご紹介します。どれを組合せても最旬のシルエットになるのが特徴。例えばこんなコーデにトライ。

例えば「ゆるTシャツで抜け感のある通勤スタイル」に

    ゆるっとしたアイテム同士の組合せもインしたり、パンプスをはくことで通勤仕様に
    Tシャツ¥14,000(エイトン/エイトン青山)。ワイドパンツ¥23,000(アルアバイル)バッグ¥34,000(ポティオール/ショールームセッション)パンプス¥21,000(ツル バイ マリコ オイカワ)イヤリング¥12,410(アビステ)ネックレス¥31,000(ココシュニック)

裏技❷洗えてすぐ乾く服を選んでおく

梅雨、猛暑、豪雨…最近の夏は天候の変動が激しいので、着て行く服にも悩みますよね。そんなときに重宝するのが、『ウォッシャブル』で『乾きやすい』素材のセットアップです。

ウォッシャブルで乾きやすい素材のセットアップなら天気問わずヘビロテ可能

    豪雨の日、レインブーツでもセットアップならきちんと見え
    レインブーツをはかないといけないくらいの豪雨の日も多い最近の天候。それでもキレイめセットアップなら、通勤のときでも問題なく着て行けます。トップス¥4,900スカート¥7,900(ともにオリヒカ/オリヒカ池袋東口店)バッグ¥45,000(FURLA/FURLAJAPAN)長靴¥23,000(マッキントッシュ/マッキントッシュ青山店)イヤリング¥3,928(アビステ)バングル¥8,000(マージョリー・ベア/ココシュニックオンキッチュ有楽町マルイ店)傘(スタイリスト私物)

裏技❸夏は全身黒がいちばん楽

あえての夏のオールブラック」という考え方も。全身黒でも、肌の露出があるぶん軽やかに仕上がります。明るめカラーの小物でさらにトーンアップさせて、簡単にきちんと見せられます。

夏の全身ブラックも簡単きちんと見えだから最強の色合わせ

    レーススカートならオールブラックでも軽やか
    ジャケット、Tシャツ、スカートすべてオールブラックでも、スカートをカットワークレースにすれば抜け感が出て軽やかに着こなせます。Tシャツ¥5,900(ノーク)ジャケット¥13,000(PLST)レーススカート¥56,000(essence of ANAYI)バッグ¥64,000(FURLA/FURLA JAPAN)パンプス¥26,000(ツル バイ マリコ オイカワ)イヤリング¥12,410(アビステ)ネックレス¥46,000(ココシュニック)

裏技❹靴&バッグを固定して3つ着回す

ビッグトート&ちょいヒールパンプス」を活用するというテクニックも。今シーズントレンドなので、1セット揃えておけば、どんなコーディネートも今年らしく着こなせます。

どんなテイストでもビッグトートとちょいヒールパンプスならこなれ見え

    例えばこんな組み合わせをつくっておく
    セット化しておくと便利なビッグトート&5㎝以下のちょいヒールパンプス。バッグ〈H39×W46×D19〉¥57,000(アヴァケーション/ウィムガゼット ルミネ新宿店)パンプス〈H5〉¥25,000(ツル バイ マリコ オイカワ)

    甘めシフォンスカートを今年らしくこなれて見せられる
    小ぶりバッグなどキレイめ小物を合わせがちなシフォンスカートスタイルも、ビッグトートでハズすことで今年らしい抜け感が出せます。これで靴までフラットでは週末コーデのようになってしまうので、少しのヒールパンプスがポイント。ブラウン系の小物ならトレンドのくすみ系パステルにもなじみやすく、黒よりもオシャレっぽくまとめてくれます。
    Tシャツ¥8,800(スローン)ニット¥7,200(Mila Owen)スカート¥24,000(アルアバイル)ネックレス〈パール〉¥7,637(アビステ)ネックレス〈YG〉¥66,000(ココシュニック)

裏技❺毎日違うスカーフを巻くだけ

スカーフ」を活用するだけでも通勤服は減らせます。暑さの厳しい真夏、ついパッとアップヘアにしたくなるもの。同じような服なうえに、ヘアアレンジは難しいからワンパターンになりがち…スカーフを巻けば、それだけで新鮮なアレンジの完成です。

実際の通勤コーデでのスカーフの巻き方を紹介

    横顔も華やかに仕上がるひとつ結びスカーフアレンジ
    シンプルなトップスも、スカーフを髪にキュッと巻くだけでこの華やかさ。ひとつ結びだと地味になりがちだけど、大判のスカーフならサイドから見てもパッと華やぎます。トップスの色と同系色をベースにした柄だと、なじみやすくて簡単に合わせられます。オフィスでやりすぎ感が出ないように結び目を耳より下に持ってくるのも◎。汗をかきがちな季節になかなか活躍しないスカーフもここで役立ちます。スカーフ¥13,000(ANAYI)ノースリーブニット¥5,990(PLST)ピアス¥26,000(ココシュニック)

撮影/遠藤優貴(MOUSTACHE)〈人物〉、SHINTARO〈静物〉 モデル/愛甲千笑美 ヘアメーク/桑野泰成(ilumini.) スタイリング/児嶋里美 取材/中津悠希