ボブの人向け!アイロンの巻き方・完全ガイド【2020年最新版】

太めアイロン、細めアイロン、ストレートアイロン、カールドライヤーのスタイリング
ボブでも、「アイロンの使い方」によって向いているスタイリングがあるんです!

ボブの巻き方は、アイロンによってさまざまです。太いコテや、細いアイロン、ストレートアイロンなど、使うアイテムによって向いている仕上がりに違いがあるのをご存知でしたか?今回は、「ボブ」のレングスに向けた、2020年にオススメの巻き方を、プロのヘアメークさんがご紹介します。
自分が使っているアイロンに応じた、トレンドの巻き方をぜひ覚えてみて!

1.「太めのアイロン」なら「裾は外ハネ、トップは内巻きに巻く」

使うのは…
32㎜前後の、太めのカールアイロン。ボブ~ロングまでと幅広いレングスをカバーし、最も使いやすいヘアアイロンです。アイロンを縦に使ってリバースやフォワードに巻いたり、アイロンを横に使って内巻きや外巻きにしたりと、どんな巻き方も一通りできるのがポイントです。基本的にはゆるい毛流れと、動きのあるスタイルに仕上げます。

point
☑どんなレングスにも使いやすい
☑オールラウンドに使うことができる
☑立体的なカールを出すのに向いている
☑ショートヘアには不向きかも

「太めアイロン」の「メリハリボブ」

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2019年も大ブレイクし、いつの間にかスタンダードとなった外ハネスタイル。より今っぽく見せるならば、軽い内巻きと外ハネを組み合わせた、やりすぎないボブに見せるのがポイントです。優しい雰囲気が、モテ度をアップさせるかも!?

「太めアイロン」での巻き方は…

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    アイロンを横に使って、全体を外ハネにします。手首を少し返して、毛先の方向性を変えます。サイドから巻き始めて、全体を同様に巻きます。

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    表面部分は、やや細かい毛束を取り、ワンカール内巻きにします。ややアイロンを斜めに使って、リバースやフォワードに巻くと、動きを強調できます。服装がシンプルなときのアクセントにもなります。

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    仕上げに、クリームを手のひら全体になじませて、襟足を中心に手グシを通して外ハネを強調して完成。

2.「細めアイロン」なら「全体に波ウェーブを作るように巻く」

使うのは…
26㎜前後の、細めのカールアイロン。細かいウェーブを作るのに最適な、一番トレンド感のあるヘアアイロンです。アイロンを内、外交互に巻いて波ウェーブにしたり、ソバージュのような細かいウェーブをつけたりと、オシャレ感を出しやすいのがポイントです。基本的には細かいカールと、雰囲気のあるスタイルに仕上げます。

point
☑ボブやショートなど短いレングス向き
☑トレンドのあるスタイルを作りやすい
☑立体的な細かい動きを出すのに向いている
☑長すぎるレングスは巻くのが少し大変

「細めアイロン」の「ウェーブボブ」

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細めアイロンをボブで使う時には波ウェーブとして使うのが便利。内巻きと外巻きを組み合わせたスタイルは、ストレートアイロンを使うよりも立体的な動きが出せて、万人になじみやすくなります。

「細めアイロン」での巻き方は…

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    まずは全体の毛先を細めアイロンで軽く外巻きにします。毛束は多く取りすぎないよう気を付けて。

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    さらにそのすぐ上を、アイロンを横に使って半回転内巻きにします。外ハネに巻いた部分を、余熱を取るように手で軽く持つのがポイントです。

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    仕上げに、内巻きにした部分を手で押さえながら、毛先のハネ感を強調するようにワックスをなじませて完成です。

3.「ストレートアイロン」なら「全体を外巻きにして裾を外ハネにする」

使うのは…
うねりがない、まっすぐな髪を作ることができるストレートアイロン。ストレーターとも呼ばれます。ショートやボブなど、短いレングスの人でも扱いやすいのと、クセ毛の人に向くため人気に。特に外ハネスタイルなど、最近人気を集めるスタイルで活躍してくれます。平面的な動きをつけるのに向いており、反面、巻き髪などには不向きです。

point
☑ショートやボブにおすすめ
☑クセをまっすぐのばすことができる
☑平面的な動きを出すのに向いている
☑アイロンが苦手でも扱いやすい

「ストレートアイロン」で「外ハネボブ」に

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ボブのストレートアイロンを使ったヘアは、やはりなんと言っても外ハネボブです。外巻きにして襟足のハネ感を強調。前髪にも軽くアイロンを通すと仕上がりがグッとよく。

「ストレートアイロン」の巻き方は…

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    全体を毛先のみ外巻きにします。手首を返して、クルンとしたカールをつけましょう。

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    前髪部分は、ストレートアイロンを軽く滑らせて、クセやうねりを取ります

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    ストレートアイロンで全体を巻いたら、襟足にオイルをなじませます。毛先をハネさせるように、ぎゅっと握りこんで完成です。

番外編.「くるくるドライヤー」で「裾に重さのあるひし形のAラインボブにブローする」

アイロンは使わない方でも、「カールドライヤー」を使っている方は多いのでは?いわゆる、くるくるドライヤー。しっかりコテで巻いた感じにはならないけれど、ドライやブローと同時にできるので時短につながると人気を集めるスタイリングアイテムです。

point
☑不器用な人でも使いやすい
☑ドライと同時にできるので時短につながる
☑空気感のあるスタイル向き
☑しっかりしたカールは苦手

「くるくるドライヤー」で「内巻きボブ」に

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ふんわり感のあるAラインボブは、カールドライヤーでつくるほうが今っぽい。アイロンで巻くと、カリっとしたカール感が出てしまうことがありますが、軽くブローしたようなくるくるドライヤー版のほうが、「やりすぎずちょうどいい」んです。

「くるくるドライヤー」の使い方は…

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    カールドライヤーを横向きに使って、裾にワンカールをつけるようにブローします。サイドからバック、と全体にふんわり感を出していきます。

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    前髪は前に引き出して、流したい方向に向けてややテンションをかけながらブローします。高めに引き出してブローすると、根元のクセが取りやすくなります。

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    ボブは、トップの部分がつぶれやすくなるので、念入りに、根元付近をブローして、毛束に立ち上がりをつけましょう。キレイなひし形のフォルムに整えて完成です。

ちなみに…巻く前はこんなレングスでした

Before

ギリギリ肩につくぐらいの長さのボブ。内巻きのフォルムにカットされていることが多いので、自然にブローすると丸みのあるシルエットになります。トップがつぶれないよう、バランスよく見せることも大切。

いかがでしたか?手持ちのアイロンに応じた旬の巻き方、ぜひ明日からのスタイリングに活用してみてくださいね。

撮影/奥村浩毅 ヘアメーク/鈴木富美子(EMBELLIR) モデル/石井里奈さん(30歳・IT関連勤務)<CLASSY.LEADERS> 編集/ガヤ美(CLASSY.ONLINE編集室)