2019年12月08日 10:00
/ 最終更新日 : 2019年12月08日 10:00
CLASSY.
アラサーがとにかく小顔になれるメーク術【ベースメーク編】
時間とお金をかけるケアももちろん大事だけど、今すぐ小顔になりたいときはやっぱりメークに頼りたい! トレンドのおでこメークや生え際メークなど…今の時代シェーディングだけじゃなく、いろんな技があるんです。ベースからポイントメークまで、〝小顔になる〟ことだけを考えたメークテク、お見逃しなく!第一回はベースメーク編です。
小顔メーク、目指したいのはこんな顔
理想は、余白が少なくてキュッと引き締まった顔
普段何気なくしているベースメークも、工夫次第でひと回りもふた回りも小顔になれます。自然な影作りやおでこメークに注目!
使うのはこれ!
細かいテクニックに注目!
1
明るめのファンデを顔の内側に置き立体的に
Aのスティックファンデを使い、鼻筋、頰に斜めに2本、額に横に1本線を引くようにする。明るめの色を顔の中心部にだけのせる。
2
赤の点線で囲った顔の中心部だけにのばす
スポンジで顔の中心部にのばしていく。頰を中心に、塗ったところを一段明るくするイメージ。目元や口周りはスポンジについた余りで薄く。
3
シェーディング用のファンデをスポンジにとる
Bの暗めのファンデーションをシェーディングとして使用。直接つけると濃くなるので、写真のようにCのスポンジに3~4回すりつけてと。
4
フェイスラインに「3」の字で自然な影をつける
スポンジをポンポン置きながら、髪の生え際すれすれのフェイスライン、頰骨の下、顎まで「3」の字を描くようにシェーディングカラーをのせる。
5
顎の下に濃いめに入れると〝シュッと感〟が2割増し
最後に顎先だけ、シェーディングを濃いめにポンポン置く。唇のすぐ下の部分はあけて明るいままにし、本当に顎先だけにするのが成功のコツ。
6
コンシーラーで横線を引いて頰をぐっとリフトアップ
Dの筆ペンタイプのコンシーラーで、小鼻の横からほうれい線とクロスするように横線を引く。耳下の手前まで。
7
上側に向かって指でのばすと顔が上がって見える
6で描いた線を上側にだけのばす。するとのばした部分が明るくなって頰が上がって見えるだけでなく、クロスしたほうれい線も目立たなくなる効果が。
8
頰の中心に小さい円でチークをのせる
Eのチークを指先にとり、頰の中心の赤い丸のあたりにポンポンとぼかしながら入れる。ほんのり血色感が宿ればOK。
9
フェイスパウダーを顔全体にごく薄でのせてフィックス
Fのフェイスパウダーをのせてこれまでのメークをフィックス。パウダーは必ずブラシにとって手の甲で余分な粉を落とし、ごく薄でつけるとツヤも出る。
10
よれやすい部分にはさらにホワイトパウダーを重ねて
Gのホワイトのパウダーをブラシで目の下とクマ部分に薄く重ねる。よれやすい部分のフィックス感を高めながら、同時にハイライト効果も。
11
ベージュチークを重ねてダブルシェーディング
Hのベージュのパウダーチークを極太のブラシで、最初のシェーディングと同じ「3」の字でフェイスラインに重ねる。淡くふわっと入れるくらいでOK。
12
デコシャドウで髪の生え際の〝穴〟を埋める
Iの額用シャドウを髪の生え際にポンポンと置き影をつける。M字部分や薄いところに入れると髪がある風に。顔が長い人は面積広めにして縦を削ると◎。
さらに大切なポイントが2つ!
筆先が3本に分かれたペンでリアルな産毛感を出す
先が3本に分かれた眉用のペンJでシャッシャッと生え際にリアルな産毛を描き足していく。短く細く、まばらでOK。整いすぎると逆に不自然だから注意。
「小」の字のハイライトでまあるいおでこを演出
Gのホワイトパウダーを再び筆にとり、額の中央に「小」の字を描く。これまでのシェーディングとのコントラストで額が丸く、形がよく見えるように。
完成!
美しい横顔が叶うシュッとしたフェイスライン
形の良い額のラインとまあるいおでこが小顔のキモ!
●教えてくれたのは…
木部明美さん(PEACEMONKEY 所属)
今をときめく女優やタレント、モデルの指名多数。同じ女子目線から、私たちが求めるポイントを押さえた〝自然に見える小顔術〟を熟知!愛称はきべっち。
ニット¥23,000(COOMB/キャノンクリエーション)イヤリング¥1,900バングル[ねじり]¥1,600[プレーン]¥1,600リング¥1,500(すべてアネモネ/サンポークリエイト)
撮影/天日恵美子〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 モデル/桜井玲香 ヘアメーク/木部明美(PEACEMONKEY) スタイリング/中村真弓 取材/中尾のぞみ