第1回「ノーバリアゲームズ」に新人ライターが行ってきました!③
WOWOW「WHO I AMプロジェクト」と日比谷音楽祭がコラボしたイベント“ノーバリアゲームズ”を新人ライター木村幼奈が取材。
最終回は、当日の参加されたママにインタビューをご紹介。
印象的だったのは、みなさんが口を揃えて「また来年も!」と話してくださったことでした。
「娘がWOWOWのキャラクター・ウーとワーが好きで、実際に会えるというのが参加のきっかけでした。それゆえ、内容などは理解していませんでしたが、運動はもちろん、初めての事にチャレンジすることが好きな子なので、参加を決めました。競技が始まる前は少し緊張しているようにも見えましたが、開始後はチームにすっかり溶け込んで真剣に参加しており、親から離れて楽しむ姿に成長を感じました。娘はとても楽しかったと言っていましたが、2位の銀メダルが相当悔しかったようで、来年は金メダルを絶対とる!と、早速来年に向け意気込んでいました。
また、ゲーム内容もただ速さを競うだけでなく、遊びの要素も組み込まれており、見ている私や3歳の息子も飽きずに観戦できたことも良かったです。生で観るスポーツ選手の身体能力の高さは想像以上のもので、パラリンピックがより一層楽しみになりました」
取材を終えて……
「普段、一歩街に出るとそこにはさまざまな人がいるなかで、関わる人はほんの一部。私自身、ただ“なんとなく”自分と同じような年齢で、環境が似ている人と狭い世界で生きてきたように思います。年齢もさまざまで、性別や障害の有無関係ない仲間で集まって遊んだり、食事をしたり……、そんな当たり前のことでも経験をした方はあまり多くないかもしれません。でもこのイベントを通して感じたことは機会がないだけで、いざ触れ合ってみると誰もボーダーを気にしていないということ。もちろんスポーツの力もあるとは思いますが、同じ目的がなくてもボーダーフリーな考え方が広がり、さまざまな〇△□を受け入れ、誰もが生きやすく、一人一人が輝く世の中が当たり前になったらと思いました。さまざまな方と子どものうちから関わることで、その当たり前を作っていけるのだと思うので、次回があれば、我が子も参加させたいです」新人ライター木村幼奈
「ノーバリアゲームズ」に新人ライターが行ってきました!①>>>
「ノーバリアゲームズ」に新人ライターが行ってきました!②>>>