今月のコスメ変えたら、人生変わる!
1 CHANEL レ ベージュ パレット ナチュレル レ ザンディスパンサーブル
素顔を活かしたメークが得意な「レ ベージュ」シリーズ。夏の新色は開放的な気分が味わえるカラーパレットです。様々なベージュのバリエーションがあり、なかでも旅先ではご紹介したブロンズカラー3色を単品使いするのが川村さんのおすすめ。¥10,500(シャネル)※5月10日限定発売
2 Dior サンク クルール〈ワイルド アース〉 786 テラ
この夏のディオールからは灼熱の大自然を思わせるパレットが登場。見たままに発色するパレットで、単色使いでも存在感バツグン、と川村さん。ブロンズに相性のいいピンクのハイライトも入っており、日常使いにも重宝しそうです。¥7,700(パルファン・クリスチャン・ディオール)※5月3日限定発売
編集S(以下、S) 今年のGWは長い人で10連休! 旅行日和ですね。でもそういえば、洋服は行く場所によって変えますが、メークはいつもと同じになりがちかも……。
川村さん(以下、K) できれば洋服を着替えるようにメークも着替えて欲しいところ! 旅先って気持ちも開放的になるし、オフィスでしているようなきちんとメークじゃなく、ちょっと冒険してみて欲しいな。いつもの延長でいくなら、トライしやすいのは「ブロンズシャドウ」!
S ブロンズ……? ブラウンと、どう違うんですか?
K ブラウンは影を作るもの、ブロンズは光を集めるものと考えてみて。ブラウンは黄みや赤みが入っているのに対して、ブロンズはベージュの割合が多いんです。だからまぶたに馴染んで、くすみを飛ばすハイライト効果も持っています。
S へえ〜! ちなみに今回紹介している2つはパレットですが、どうやって使うんですか?
K 「パレット=グラデーション」にとらわれず、ぜひ濃淡あるブロンズをシーンで分けて単色使いして欲しい! これだけカラバリがあれば♥、★、●、♣のような淡いブロンズをディナーで、♠、♦のような濃いブロンズを日中のカジュアルシーンで、と使い分けできます。ドレスアップして黒ワンピを着たりする時は「光っているのかな?」くらいが上品だけど、デニムやショーパンを着る日中は陰影をつけてあげると女っぽく見せられると思うよ。もちろんパレットだから通勤シーンにはグラデーションでも使えるし、一つあると本当に便利。おまけにシャネルのパレットはマットカラーが眉やアイラインにも使えておすすめ! ディオールなら下まぶたに単色使いしても可愛いです。
S でも単色使いって簡単そうに見えて意外と難しい……! 塗り方のコツはありますか?
K ブラシを使うとツヤが出やすく、指だとぼけやすいので気分で使い分けて。塗り方は一緒で、最初にまぶたの眼球の上部分に色をのせて、発色させます。そのあとはスライドして伸ばして。二重の幅には全部入れなくても大丈夫!
S 他のメークとのバランスはどうしたら?
K 旅のメークはリラックス感があったほうが素敵だからアイラインは引かないでほしい。でも、マスカラは絶対につけて! まつ毛にボリュームがあるだけで、この抜け感シャドウが引き立ちます。リップは何でも相性がいいから、赤とかボルドーとか強めな色で楽しんでみてください。
JJからHERS世代まで年齢問わず、女性誌やメディア等で幅広く活躍中。いつでも明るく、美容の知識も豊富。編集部にくるとみんなが「友子さ~ん」と声をかけていくほどチームJJにもファン多数。
撮影/五十嵐 洋 デザイン/橋本綾子