3つの所作ポイントだけで、入学式の“好印象ママ”になれる!【ちょっとの意識で即エレガント】
出会いの春。STORYママたちの中でも入園式、入学式、新学期など、我が子のイベントが増える時期です。通じてママたちも「初めまして」の出会いが増える時期ということ。この時期のママたちに伝えたいのは、初対面で「話しかけたい。仲良くなりたい」と周りから思ってもらう人になる好印象「所作」です。印象は身体全体を使って表現するもの。メイクで伝える印象は遠目からでは分かりにくいですが、所作でつくる印象は遠目でも一瞬で伝わります。身に纏うお洋服や持ち物を更にグレードアップして魅せる所作で、初対面で周りから好印象をつかみ、新しい出会いを円滑にするスキルを身に付けましょう!“好印象ママ”になる3つのポイントを紹介します。
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1. バッグの持ち方は「手の甲を上」を意識
OK例
NG例
【写真撮影時の入学式のバッグの持ち方は手の平ではなく、手の甲を上にして持つと、洗練された印象になる】
多くの方は画像の2枚目のように身体の内側からバッグの持ち手に手を通しますが、画像の1枚目のように、外側から持ち手に手を通すようにすると、バッグが身体におさまりエレガントに。ちょうどバッグを持った時に手の平が上になるのではなく、手の甲が上になる持ち方。実はロイヤルファミリーの方もこのような持ち方でバッグを持っていることが多いとのこと。所作の原則として「身体から手足が離れないように立ち居振る舞いに気を配ると、女性らしく見える」というものがあります。持ち方一つで印象が変わるので、ぜひ鏡の前で試してみましょう!
2.「動作の最初は速めに、最後はゆっくりと」で立ち居振る舞いの残り香を
【「ファストイン・スローアウト」の所作で、遠目からでも優雅に見せる】
小供と一緒だと、どうしてもばたばたと忙しない動作になってしまいがち。そんな忙しいママたちにこそ実践していただきたいのが「ファストイン・スローアウト」の所作。例えば「ありがとうございました」と言った後の一礼。通常であれば、頭を下げたあとに、「1、2、3……」と数え、頭をゆっくり上げるところを、「1で頭を下げ、2、3……で頭を上げる」
動作の最初は速めに、最後をゆっくりと意識する。それが「ファストイン スローアウト」。言葉づかいも、語尾の「……です」「……ですよね」をほんの少しゆっくりにする。それだけで、全体のスピードを遅くしているわけではないのに、とてもエレガントな雰囲気に。たったこれだけでも、相手に与える印象は変わります。椅子に座る時も、最後に椅子に座る瞬間をややゆったりめにすることで、美しい仕草に。逆に、ドアを閉める時にバタン!と音を立てて閉める、など動作の最後が乱暴になってしまうと「がさつな印象」に。
「スローアウト」の意識は、想像以上に「綺麗な人」という立ち居振る舞いの残り香を宿します。
3.どんな動作も「脇をちょっとしめる」だけでエレガントな印象に
OK例
NG例
【歩く時も、着席中も、常に脇を締めるだけで、女性らしい好印象をつくることができる】
これは、佇まいが美しく見える秘訣です。身振り手振りが大きいと、身体から腕が離れ、実際の身体の線よりも大きく見えてしまうそう。そうすると、女性らしい印象よりも男性らしい印象が強くなるのです。これを一番チェックしやすいのは、何かをしているときに、脇が開いているか閉まっているかを確認すること。男性を見ていると、たとえばウォーキングのときなどは、脇をやや開いて歩くことが多いですよね。たったそれだけのことですが、脇の数センチの開きで違いが出るのです。
STORYママ逹の中にもワーママの方が多く、ビジネスシーンなどで信頼感、凛々しさを出したいときは、脇をやや開いて胸を張ると良いでしょう。逆に、入学式などの「素敵なママモード」のときは、脇を締めて身体の線が大きくならないように意識すると、ぐんと女性らしい印象に。
監修者プロフィール
朝倉みや子 ブランディングスクール RICCA 主宰/マナー講師
新卒でシャネルに入社し 5,000 人以上の富裕層の接客を担当。その後三井物産へ転職し、投資部門等で10年以上秘書を務める。30代前半での妊娠・出産を機に「自分の好きなことを昇華させ、輝く女性を増やしたい」とマナー講師として独立。現在は、自身が得た成功法則をノウハウ化し、女性起業家・経営者に特化したブランディング事業を展開。2022 年に『女性は「透明感」で人生が変わる』(WAVE 出版)を出版し、1 か月で重版決定。
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