2023年02月23日 21:30
/ 最終更新日 : 2023年02月24日 16:55
CLASSY.
古い?老けてる?イタい?…大人に向かないNG「ヘアアレンジ」失敗例4つ
インスタグラムで人気連載「モテ髪研究所」を配信中のイラストレーターの@tmr_illustさん。CLASSY.ONLINEでは、アラサー世代にちょうどいいオシャレなヘアスタイルについて、解説していただく連載を好評掲載中。
今回は「大人には向いていないNGヘアアレンジ」と、改善ポイントを解説していきます。自分の好きな髪型をしたい、だけどもっと素敵に見せたいと言う方はぜひ参考にしてみてください。
1. 大人がやめたほうがいいNGヘア「ポニーテールがラフすぎる」
束感や毛流れは重要ですが崩しすぎはNG
簡単につくることができるセルフへアレンジの代表「ポニーテール」。前髪を上げたり下ろしたり、くるりんぱを組み合わせたり…といろいろ応用が効きやすいヘアアレンジです。ただし、毛束を引き出して崩しすぎることは気をつけましょう。また、後れ毛を残しすぎると、ちょっと大人世代の場合、ラフすぎて雑に見えてしまうことが多いです。
【改善ポイント】大人におすすめしたいOKヘア「ポイントを狙って崩したポニーテール」
トップや結び目付近を中心に引き出して、後れ毛は1カ所にとどめる
大人のポニーテールは、まずシンプルすぎないよう、くるりんぱを組み合わせたものが万人に似合いやすくおすすめです。結び目付近や、トップを重点的に崩すことを意識すると、品のよさとカジュアルさを両立できます。毛先や襟足は崩さなくてもOK。また後れ毛は1カ所のみに絞るのもコツ。顔周りだけ、襟足だけ、耳後ろだけ、など限定して引き出すとバランスがよいでしょう。
2. 大人がやめたほうがいいNGヘア「おだんごがシンプルすぎる」
コテで巻かずにつくったおだんごは崩れやすいうえに貧相
毛先を丸め込んで、ゴムで手軽にできるヘアアレンジといえば「おだんご」です。最近ではざっくり編み下ろしの延長で作るような、ラフなおだんごがカジュアルファッションと相性がよく人気。しかし、コテで巻かずにおだんごを作ることだけは絶対に避けましょう。毛先がほうきのようになってしまい崩れやすく、雑に見えるばかりか貧相なイメージを与えてしまいます。
【改善ポイント】大人におすすめしたいOKヘア「ほどよく巻いて作るおだんご」
ざっくり大人の余裕を持たせて作るのがコツ
大人のカジュアルな「おだんご」は、まずはきちんとコテで巻いて毛流れを作っておくことが大切です。そして毛先に余裕をもたせて、ゆったりとヘアアレンジをつくること。トップや結び目部分を、指で少量ずつ毛束を引き出してほどよく崩してあげることで、カジュアルさと上品さが両立できたヘアアレンジが完成です。
3. 大人がやめたほうがいいNGヘア「編み下ろしが中途半端」
きつく結んであるだけの「ただの三つ編み」にならないように!
三つ編みやツイストなどのテクニックで、髪を毛先にかけて編んでいくスタイル「編み下ろし」。ピンを使わないので、ヘアアレンジが苦手な不器用な人にも向いているスタイルです。大人が編み下ろしにする際は、ただ三つ編みをしただけにならないように気をつけて。中途半端にタイトに結んであると、「おさげっぽさ」が出てしまい、ちょっと子どもっぽく見えてしまう可能性があります。
【改善ポイント】大人におすすめしたいOKヘア「しっかり崩した編み下ろし」
編み目をゆるく崩して、結び目にはヘアアクセサリーが◎
大人の編み下ろしは、余裕がある毛流れを意識するのがポイント。基本的には編んだ部分を指でつまんで少量ずつ引き出して、徐々に崩していけばOKです。また、結び目部分の工夫も必要です。ヘアゴムが見えてしまうとおしゃれ感が失われるので、リボンつきのような小ぶりなヘアアクセサリーをつけて隠すなど、雰囲気を変えるのがおすすめです。
4. 大人がやめたほうがいいNGヘア「ハーフアップがパサパサ見え」
毛先の印象がとにかく大事!ツヤ感を意識しましょう
ロングヘアの人が大人可愛い雰囲気にまとめるときにおすすめしたい「ハーフアップ」ですが、毛先の印象によっては台無しになってしまうので注意が必要です。ぜひ面倒でもストレートアイロンを通してツヤを出したり、スタイリング剤を使ったり、コテで巻いでニュアンスをつけることを忘れずに。タイトにまとめすぎるのも今っぽくないので避けたいところです。
【改善ポイント】大人におすすめしたいOKヘア「ゆる巻き、ゆる崩しのハーフアップ」
結び目をゆるく崩して柔らかなニュアンスをつけることを忘れずに
大人のハーフアップ、簡単に可愛く見せるのであればやはり毛流れや毛先のニュアンスをつけることが大切です。また、束ねてある部分をゆるく引き出して崩すだけでも雰囲気が変わるので、ぜひ取り入れてみてください。不器用な方は、結び目部分にヘアアクセサリーをつけてカバーしてしまうのも一つの手。たかがハーフアップと思わず、細部に気を配りましょう。
この連載を担当するのは…
@tmr_illust
インスタグラムやtwitterにて「モテ髪女子」を発信しているイラストレーター・デザイナー。人気サロンのヘアスタイリストとの繋がりも豊富で、ファッションや美容に関するリアルな情報が集まっている。