【ENHYPEN】ENGINEへの最高の恩返し! 大成功となった初ドーム公演最終日レポ

ボーイグループENHYPENが、昨年11月に行われた「ENHYPEN WORLD TOUR’MANIFESTO’ in JAPAN」の追加公演であり、グループにとって初となった単独ドーム公演を1月21日&22日に大阪・京セラドームで開催! 最終日の22日公演の模様をレポートします!

ENGENE棒(ペンライト)の光で埋めつくされた京セラドーム。『Intro:Walk the Line』が流れ、ついに7人がステージに降臨。白×ゴールドを基調としたまばゆい王子風衣装に身を包んだ7人を見た瞬間、全ENGENEが「ビジュがいい…!!!」と発狂! そんなENGINEの期待に応えるべく、まずはENHYPENの始まりでもあるデビュー曲『Given-Taken[Japanese Ver.]』を披露! 初ドーム公演の1曲目ということもあり、やや緊張した表情を見せつつも、きっちりと一糸乱れぬパフォーマンスで会場を圧倒。
続いて、i-LANDの課題曲『Flicker』という神セトリで、i-LANDから彼らの成長を見守ってきたファン一気に引き込んでくれました。その後、MCコーナーへ。

NI-KI「昨日に続いて、最初の曲から胸にグッときました。最高の公演で恩返ししたいと思うので、最後まで楽しんでいってください!」

SUNOO「ENHYPENにとって歴史的瞬間。皆さんにお会いできて嬉しいです!」

会場を埋めつくす応援うちわやボードを嬉しそうに眺めながら、流暢な日本語で初ドーム公演への意気込みを語ってくれました。

3曲目、日本オリジナル曲『Always』は、座ってしっかり歌を聴かせるステージに。4曲目『Forget Me Not』では、センターステージへと7人が一斉に走っていき、全方位のファンに愛嬌やファンサを届ける一幕が! 気分が上がるポップソングで、会場が一気に幸せなムードに包まれました。

お次のMCコーナーでは、SUNOOの「ENGINE棒が天の川みたい❤︎」という発言もあり、メンバーが“ENGINEウェーブ”をおねだりする展開に。メンバーのかけ声でまずは1回目のENGINEウェーブがスタート。「もっと早く!」とおねだりされるので、今まで見たことがないほどスピーディなENGINEウェーブを観測。しかし、1回目が終わったところでHESEUNGが「練習は終わりです!」とスパルタモードに(笑)。2回目のENGINEウェーブはさらにスピードUPしつつ、途中でペンライトの色が虹色に変化! JUNGWONgが「ENGINEの作るウェーブが最高!」と褒めてくれて、無事にENGINEウェーブが成功!

5曲目『TFW』は可愛らしいバンドサウンド曲。センターステージからメインステージへとエンジョイしながらパフォーマンスする姿が印象的。6曲目は人気が高い『Let Me In (20 CUBE)[Japanese Ver.]』。セクシーさと可愛らしさを備えた“Nemo”パート(振り向きウィンク)で、会場のボルテージが爆上がり!

その後のMCコーナーで、メンバー全員が“Nemo”パートを実演してくれるという神展開が。HESEUNGはきっちりセクシーにキメてくれて、会場が大興奮! JAKEとJUNGWONは照れてしまい、ちょけたウインクを披露(笑)。愛嬌番長のSUNOOの番になると、会場から「SUNOO」コールが起こり、期待に応えて完璧なウインクをキメてくれました! NI-KIとSUNGHOONがそつなくハンサムに披露、ラストはオチを任されがちなJAY。「JAY」コールの中、頑張ってしっかり男前にキメて、マンネNI-KIから「JAYさんのおかげで盛り上がった!」と褒められ、嬉しそうにしていました。

ENGINEの口角が上がりまくったところで、お次はご機嫌なダンスナンバー『Upper Side Dreamin’』。続く『Mixed Up』では、NI-KIがカメラで抜かれるたび、あまりの色気で会2場中にどよめきが…!

VCRタイムでは、ロマンティックな青い世界にたたずむヨーロッパの王族みたいな衣装に身を包んだ7人が登場。青い花やフルーツと絡み、ひたすらに耽美なビジュアルが映し出されます。次第に時空が歪み、青から赤黒い暗黒の世界に—–。

紐がいっぱいあしらわれたテロテロの赤いシアーシャツを羽織った7人が登場。いつもはキュートな愛嬌番長のSUNOOですが、何かが完全に憑依!この世のものとは思えない怪しい眼差しで魅了。バックスクリーンには牢獄、火花散る演出、そしてバックダンサーを従えながら、『Drunk-Dazed[Japanese Ver.]』を妖艶に披露。続く『One In A Billion』では晩餐っぽいテーブル&椅子を使いながら、激しく、そしてワイルドなパフォーマンスを展開。かなり不穏な赤い照明の中、『FEVER』がスタート。この曲でキーマンとなるJAKEは、高精度なダンスはもちろん、シャツを噛んで挑発した表情を見せるなど、セクシーさが全開に!

このガラッと雰囲気が変わったセクシーな3曲を終えた後、MCコーナーへ。
NI-KI「すごく体力がいるステージ。覚悟が必要な舞台!」
JUNGWON「僕はみんなの応援でまったく疲れなかった。本当ですよ(笑)!」
SUNGHOON「これくらいで疲れるENHYPENではありません。ENGINEも頑張ってください!」
と水を飲み、止まらない汗を拭きながらトーク。
メンバーが交互に衣装チェンジをすることになり、まずはNI-KI、J AK E、JUNGWON のMCタイム。メンバーがENGENEにリクエストを募り、動物のマネを披露!
JAKEは卯年ということでうさぎに。なぜかうさぎ飛びをしながら手でうさぎポーズを決めて「足が痛いです(笑)」とコメント。JUNGWONはタオルで尻尾を作り、Vサインの猫耳ポーズで「にゃおーーー!!」。NI-KIは照れてしまうが逃げきれず、アヒルを披露することに。なぜかタオルで尻尾をつけつつ、「ぐわっ」と恥じらった表情を見せてくれました。
お着替えしたJAY、SUNGHOON、SUNOO、HEESEUNGが登場。まずはJAYがカメラ目線で「コー!!」と勇ましくニワトリ(?)を表現。SUNGHOONは可愛らしい犬をやりたがっていましたが、「衣装がペンギンっぽい」ということで渋々ペンギン歩きを披露。SUNOOは会場からリクエストを募ったところ、うまく聞き取れなくて「ん?」という困り顔に。世にもキュートな困り顔が映るたびに会場が湧きすぎて収拾がつかず、最後は独断でキュートな愛嬌ハートポーズを見せてくれました(笑)。HEESEUNGはハムスターが檻の中で回るところを一生懸命披露!

そんなこんなで、ネイビーとクリームを基調としたプレッピー衣装にお着替えしたメンバーは、12曲目『Attention, please!』を披露。JAYがエアギターを熱演する一幕も! 13曲目『Polaroid Love』では、このドーム公園のために準備されたというオープンカー型のトロッコに乗り、会場中を巡りながら熱唱。JAYの貫禄がにじみでた運転手(のふり)や、SUNOOのキュートな「クンクン」うなずきを観測。続く日本オリジナル曲『Make the change』も、トロッコに乗り、会場中に愛嬌を振りまきながら、清涼感のある歌声を披露。トロッコ内のカメラに怪訝そうにドアップで近づくSUNGHOONに会場が爆沸き。トロッコから降りて、15曲目は1 st アルバム表題曲『Tamed-Dashed[Japanese Ver.]』。キリッとした精悍な表情で、疾走感のあるパフォーマンスを届けてくれました。

そして、VCRタイムへ。マグマや赤い月など、赤い不穏な世界にたたずむ白いフリルブラウスをまとった7人。DEVILのタロットカードや燃えたバラなどの闇堕ち系小道具を持ち、ひたすらに美しい耽美な7人を眺められる至福のひと時に。

ホワイトのスポーティカジュアル衣装に身を包んだメンバーが再登場! 16曲目『Blessed-Cursed[Japanese Ver.]』ではキレのあるダンス、17曲目『Go Big or Go Home』はセンターステージでダンスブレイクをバチバチに披露!
続くMCでは、オンラインで試聴しているENGINEに向けて、愛嬌をキメようという展開に。JAKEは「めっちゃ、好きやねん!」とハートの愛嬌ポーズ、SUNGHOONが「ちゅ!イケメくてごめんよ❤︎」、JAYが「萌え萌え、きゅんきゅん!」など、それぞれがアピール。全員が披露し終わって、一番可愛かったのはJAYという結論に。SUNOOとJUNGWONから首にテープをリボン結びされ、マンネのNI-KIから何度もせがまれたJAYが「君、悪い子だね」と言いつつも、きっちり「可愛くてごめん」と「萌え萌えきゅんきゅん」を全力でキメてくれました。その後、気を取り直して、メンバーがENGENEに日本語で感謝を伝えてくれました。

SUNGHOON「こんなに大きな会場をいただいていいのかな、と思えるほど幸せな2日間。昨日よりも大きな声援で、(すでに)寂しく思えるほど、楽しかった」

JUNGWON「夢のような時間がすぎてしまった。半分心配、半分期待で臨みましたが、今日の貴重な成果はすべてENGINEのおかげ」

NI-KI「また、近いうちに会うことを約束します。その時は、オンラインで観てくれているENGENEも、会場で一緒に楽しめたら嬉しいです」

そして、SUNGHOONセンターのダンスブレイクからスタートする『Wings』、強烈なヒップホップナンバーの『Future Perfect(Pass the MIC)[Japanese Ver.]』をぶちかまし、ここで本編が終了。

アンコールは、オレンジと黒を効かせたラフなTシャツコーデに身を包んだメンバーが再登場。20曲目『ParadoXXX Invasion』では、ストリートっぽい雰囲気で等身大なパフォーマンスを披露。その後、SUNOOの「応援があれば、一晩中アンコールしてもいい」などという発言もあり、名残惜しさ全開のまま、最後の挨拶へ。

JAKE「まずは、日本語があまりできないので、韓国語で話します。すみません。メンバー全員、ドーム公演にとても緊張していました。というのも、追加部分も多かったし、こんなに沢山のENGENEの前で公演をしたことがなかったからです。でも、予想以上、期待以上に、みなさんが応援して、楽しんでくださったので、僕たちは幸せです。心配はいらなかったな、と思います。僕たち7人が一生懸命準備したステージを、皆さんが楽しんでくれたなら嬉しいです。そして、先ほどNI-KIが言っていたように、僕たちすぐに会えますから、それまでどうか幸せで、元気でいてください! (日本語で)ありがとうございます。愛してる!(指ハート)」

JAY「(全て日本語で)ドーム公演2日目が終わります。こうやって楽しい思い出を作ってくださったENGENEの皆さんと、ドーム公演を期待しながら頑張ってきたメンバーのみんなに『よくやった!』と言いたいです。(JAKEがバックハグ)このドームが100%満足できた舞台とは正直言えなくて、次に戻ってこれた時にもっといい舞台をお見せできるように頑張ります。だから皆さん待っていてください! ありがとうございました。みんな愛してる(頭の上でハート)」

HEESEUNG「(日本語で)は〜い! ENGENEは本当に僕たちのエネルギーです。本当にありがとうございます。(韓国語で)僕たち2年の時を経てここへ来て、沢山のENGENEの前で、同じ空間で、公演ができることは大切なことだと思います。これから先も楽しいステージをみなさんに見せて、いい思い出をたくさん作っていきたいです」

JUNGWON「今日は本当に幸せですね。昨日に続き、今日もとっても雰囲気がいいので、とっても幸せです。実は、昨日より今日の方がプレッシャーがかかっていて、というのも両親が来てくれているからです(ちょっと照れたような表情で)。沢山のENGENEが僕たちのことを見て喜んでくださる姿を、家族に見せられてとても嬉しいです。本当に『ありがとう』と伝えたいです。これから先、沢山のENGENEに会えるように頑張りますので、応援してくだされば、いいステージでお応えしていきたいと思います。(日本語で)ありがとうございます。愛してる!」

SUNGHOON「僕たちにとって初のドーム公演だったのに、個人的に喉の状態が良くなかったことが残念です。でも、大丈夫です。また僕たちはきっとここに戻ってきます。もちろんすごく心残りではありますが、次はもっと頑張りたいと思います。次がいつになるかはわかりませんが、ENGENEの皆さんはちゃんと待っててくださると信じています。(日本語で)僕の可愛いENGENEならできるよ。この2日間、沢山の方が来てくれました。皆さんも風邪には気をつけてください。健康第一で、美味しいもの、お肉を食べてください。めっちゃ好きやねん。ENGENE、お前だよ! めっちゃ好きやねん(カメラ目線)」

NI-KI「まずは、僕の夢を叶えてくださったエンジンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。デビューする前からこの舞台に立つことが夢で、まさかこうして実現するとは思いませんでした。ENHYPENとしてデビューできたも、この大きな舞台に立てたのもENGENEのおかげです。正直、日本にこんなにENGENEがいると思ってなくて、今回の京セラで実
感させてもらいましたし、この2日間すごく幸せな瞬間でした。これからも皆さんに恩返しすると約束するので、最後までついてきてください。愛してるENGENE!」

SUNOO「皆さん、この瞬間が来てしまいました。こんなに沢山の方の前でステージに立っていることが信じられません!。今日はENGENEのみなさんの反応が、昨日よりさらによくて本当に驚きました。とてもうれしかったです。もちろん、昨日もとてもよかったですよ!  だからこそ、これからも今日のようなステージに沢山立ちたいし、ENGENEの皆さんにずっと会っていたいです。本当に、本当にありがとうございます。これからも度々会いましょうね」(話しながら前髪をかき上げるたびに会場がどよめき、微笑みながら話してくれる)

紙吹雪が舞う中、7人は二度もアンコールを引き伸ばし、トロッコでドーム中を巡りながら『SHOUT OUT』、『Forget Me Not』、『Attention, please!』、『Go Big or Go Home』を熱唱。JUNGWONが客席にI-LANDのグッズをまとったファンを発見して感慨深そうにしていたり、NI-KIが揺れるペンライトの海をうるっとした瞳で眺めていたり、みんなやり切った感溢れる尊い表情。最後、横一列に並んだメンバーは、全世界のファンに向けて土下座で新年の挨拶。100回くらい「ENGINE、愛している!」を名残惜しそうに連発しながら、ステージから消えていきました。閉幕!

ENHYPENって?

超大型プロジェクト『I-LAND』から誕生したボーイグループで、BTSやTOMORROW XTOGETHER所属事務所を運営するHYBEと総合コンテンツ大手CJ ENMの合作法人BELIFTLAB所属。2020年11月に韓国でデビュー、2021年7月に日本デビューを果たした。メンバーはJUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KIの7人。ファンの愛称は、ENGENE。
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写真/ (P)&(C) BELIFT LAB Inc.