以前本誌の取材で、整理収納のプロに教えていただいた冷蔵庫収納グッズがこちら。その使いやすさと見た目のすっきり感に感動して以来、我が家の冷蔵庫収納には欠かせないアイテムに。さまざまなサイズ展開があるシリーズ商品ですが、今回は中でも特に便利だと感じた2商品を詳しくご紹介します！

納豆や豆腐がピッタリ入る上に取り出しやすさも満点！

無駄のない形も長年愛される理由

日本製の冷蔵庫収納用ケース。サイズは幅12.7cm、奥行き30.2cm、高さが7cmです。

この「キレイストッカー」シリーズには数種類のサイズ展開がありますが、どのサイズも角が丸くない、無駄のない形が最大の特徴。

2つのサイズのケースを並べてみると、幅以外のサイズが同じで、ケースの角と角を合わせるとすき間ができません。この形が、ほかの収納ケースとの大きな違い。すっきりと見える理由もここにあります。

引き出すときに使える取っ手つき。取っ手はケースの幅と同じ横幅で指をかけやすく、高い位置でも引き出しやすい仕組み。無駄な突起などもないので、取っ手がついていても場所をとりません。側面にはスリットが入っているので、冷蔵庫内で使ったときに、冷気がケースの中を通り抜けるようになっています。

すっきり見えて、取り出しやすさも◎。実際に使用してみると、使い勝手の良さに感動すること間違いなし。

「ワイド」サイズは、まるで納豆のパックを入れるためにつくられたかのよう。一般的なサイズの納豆を9個収めるのにジャストサイズです。納豆をそこまでストックしない、という人には豆腐パックの収納としてもおすすめします。見ての通り、豆腐パックもぴったり。豆腐は150gのパックが3つセットのものを入れると、納豆を5個、残りのスペースに入れることができます。カップのヨーグルト入れにもおすすめ。複数あると冷蔵庫で保存するときにバラバラになりがちですが、こちらもすっきりと取り出しやすく収納できます。

クリア素材は、見た目がすっきりするだけでなく在庫確認がしやすい点も◎。我が家ではこのストッカーの中身が半分を切ったら、買い出しにいくようにしています。

まとめて収納しておきたい瓶詰類もひとつのケースに

まとめておけば食べ忘れも防止

サイズはW8.7×D30.2×H7cm。「キレイストッカー ワイド」と奥行きと高さは同サイズで、幅だけが4cm狭くなっています。

こちらはご飯のおともや朝食のジャムなど、バラバラ収納すると使い忘れがちな瓶詰め類にぴったりサイズなんです。

瓶詰のなめ茸、きざみしょうが、いちごジャム、ジャータイプのメイプルシロップを入れましたが、すっぽりと収まりました！どれも使いかけなので、ドアポケットなどに入れると使い忘れてしまいがちですが、ここにまとめておけば、使いかけの瓶詰めチェックはこのストッカー内だけでOK。

自分が在庫の把握をできるだけでなく、家族にも「このストッカーの中のものから使ってね」と在庫の情報共有が簡単にできちゃいます。

以前、まだ使いかけのジャムがあるにも関わらず、気付かなかった子どもが新しい瓶を開けてしまったことがありました。このストッカーを使えば、そんなミスも防げそうです。

食材のサイズによって複数を使い分け

保存したい食品のサイズで使い分ければ、冷蔵庫内が無駄なく、使いやすい空間に。我が家では主にワイドサイズが大活躍。冷蔵庫の下から2列目の棚は、このシリーズのストッカーを5個並べて食材から、子どものお菓子まで細々したものを保存しています。

また、取っ手が付いている特徴をいかして、手の届きにくい一番上の列もこのストッカーを使って保存しています。私の身長（166cm）だと手前の食品はかろうじて取ることができますが、奥の食品は脚立を使わないと手が届かず、デットスペースに…。

そんな場所でもこのストッカーが大活躍。身長が足りず食品に手が届かなくても、取っ手に指をかけて手前にずらしたら引き出すことが可能です。

クリア素材だから、複数使って並べても圧迫感はゼロ。商品名通り「キレイに見せてくれる」ストッカーです。これなしでは、我が家の冷蔵庫収納は成り立たないと言っても過言ではない名作。ぜひその良さを実感してみてください。

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※掲載情報は取材時のものです。店舗ごとに問い扱う商品が異なりますのでご注意ください。

取材・文／西村絵津子