新連載【鈴木えみ先生の開運インテリア道】私の自宅、運気を良くするにはどうしたらいいですか? ② 世田谷区の家〈リスタイリング編〉|STORY
STORY読者のおうちを易学師・運勢風水コンサルタントの鈴木えみ先生が鑑定。
そのアドバイスをもとに、インテリアスタイリスト中里真理子さんが運気を上げるスタイリングをサポートします。
小物を足したり、観葉植物を動かしたり。
こういった些細なことで運気が変わるなら、すぐに試すことができそう!
【1軒目】中根瑞江さん(フリーランスMD)/世田谷区の家 〈リスタイリング編〉
1 ベッドルーム角の観葉植物を移動する。
「植物は呼吸をしているので、ベッドルームにあまり大きな植物は置かない方がいいです。気が密集してしまい、疲れやすくなってしまいます。大きさは部屋のサイズ次第。ベッドルームに置いた時に大きいなと感じるサイズは避けるようにしてください。今回変えるのは難しいですが、ライトのサイズも少し大きいと感じます。天井の高さに対して大きく吊り下がっているとベッドに対して圧迫感があるので、できる限り天井に近い位置に小さめのサイズのライトがベストです」(鈴木さん)
観葉植物はリビングへ。
「ベッドルームにあるよりもリビングにあるほうがいいのですが、そうすると元々たくさん木を置いてあるリビングにさらに増えてきてしまっているのも事実。ですので、リビング外のバルコニーにいくつかを置いてもいいと思います」(鈴木さん)
2 リビングのテーブル上を整理する。銅で“気場”の弱点を吸い取る。
「リビングが広々としていて、日当たりもよく風も抜ける。それはすごくいいこと。この感じで綺麗にしておくのが大切です。ただ、ベランダは財運を表しているので、空気が通り過ぎすぎると、これもできそう、あれもできそう、と動き出したことが、肝心な時に流れたりしがち。リビングの植物を少しだけベランダに移動させて、上手に遮るといいですね。そして銅のアイテムを置くことでこの方位の気場の弱点を吸い取ってくれるように。家族の問題を回避し、健康を守ることになります」(鈴木さん)
――スタイリスト中里真理子さんからのインテリアアドバイス
「銅を足すことは難しそうですが、意外と見つかる銅製のお皿が取り入れやすいと思います。アクセサリー置きや植物の下に敷いて使えばインテリアを邪魔しません。この銅製の器は、中に何を入れてもいいですし、木製のデスクに馴染みます」(スタイリスト中里さん)
3 玄関の棚の邪気を払うために赤を取り入れる
「玄関のこの場所は、メインの気場が円滑的に循環されておらず、邪気が溜まりやすくなります。火であるピンクや赤色をもっと積極的に取り入れることをお勧めします。木は火を生み、火は土を生む。火が加わることで気場は円滑に循環します」(鈴木さん)
――スタイリスト中里真理子さんからのインテリアアドバイス
「赤という強い色でも、ガラスの赤を選ぶことで今までのインテリアの雰囲気に馴染みます。ガラスは抜け感も出してくれるのでお勧め。何か色を足すときは、急に重くなったり目立ったりせず、目立ちすぎず違和感のないものでバランスを見ながら選んでいくのがベストだと思います」(スタイリスト中里さん)
【まとめ】
「家族3人全員の個性が強いお家。皆さん頑固でとても真面目です。日当たりも良く立地も良いですね。
家は風が通った方がもちろん良いのですが、中根さん宅は3方向にバルコニーがあり、さらに3方向とも大きな窓があるということが、少しだけトゥーマッチだと思います。気が流れることで逃げてしまいがちになり、チャンスを掴みづらかったり疲れやすくなったりします。
家の中の植物の量も、家のサイズに対して多いのでベランダに移動させることでもっと循環するようになると思います。
今回3カ所に手を加えたことで、今までよりも循環が良くなり、立ち消えがちだったチャンスも掴んでいけるようになっていくと思います」(鈴木さん)
鈴木えみ先生(鈴木えみの幸福風水)
運勢風水コンサルタント・鈴木えみ先生/中国の易学三十数種類の中でも最も難しい予想学とされる「奇門遁甲(キモントウコウ)」と風水を合わせた「奇門風水」という鑑定方法により、時間と空間を重視しながら、その人がいま直面している局面を分析、より良い運勢になるように提案する。
スタイリスト 中里真理子さん
インテリア、器など幅広くライフスタイル全般のスタイリングを手がける。様々な雑誌や広告で活躍中。私生活では、双子の男の子と女の子の母。
撮影/上原未嗣 スタイリスト/中里真理子 編集・文/柿本真希