二拠点生活=都市部と地方で住み分けている人に理由を聞いてみた【どこに住む?】
バリバリ働きたいから都心に住む、子どもやペットとのびのび暮らしたい、働き方が変化して住む場所に対する意識も変わった…。30代のライフスタイルの多様化とともに「どこに住むか」の選択肢も広がっています。
地方でも特に人気の軽井沢・二拠点生活も気になる
都市から離れ、大自然に囲まれた地に移住するという選択で自分の理想とする新生活をスタートさせる人も増えています。
二拠点生活=都市部と地方、2つのベースを持つ
働き方が変化しPCがあれば仕事ができる人にとっては、自然豊かな地方に拠点を持つということも新たな選択肢に。
実際に住んでる人に聞きました!
リモートワークなら大阪と彼の住む高知県も第二の拠点にできそう(齊藤好美さん 29歳/大阪在住)
去年1年間はフルリモートで働いていて、大阪、和歌山、高知を行き来していました。和歌山には祖父の小さな別荘があって、月に1週間くらい滞在して海を見ながら仕事をして癒されていました。彼の住んでいる高知までは飛行機で40分。海も山も川も全部あって、ビーチに行ったり四万十川でSUPをしたりという1カ月ステイを2回体験。自然にすぐに触れられるところにいると心が満たされることを実感しました。今後、子育てするなら高知をベースに、大阪と二拠点で生活できたらと思っています。
将来の移住先のお試しに◎、移住支援金制度も
二拠点生活は将来移住を考えている人ならプチ移住体験ができ、旅行ではわからない部分が長期滞在で見えてくることがメリット。自治体によっては移住支援金が出たり、空き家を無料で貸してくれる補助があるので、計画する際にしっかり調べましょう。寒冷エリアは光熱費が高くなるので注意。また水道代は沖縄が特に高かったり、エリアによって振れ幅があるのでチェックして。医療や教育へのアクセスも重要なポイントです。
教えてくれたのは
風呂内亜矢さん/ファイナンシャルプランナー
26歳の時に貯金80万円でマンションを購入したのをきっかけに1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®資格を取得。現在は株式、外貨預金、投資信託、不動産の家賃収入で資産を運用。メディアやYouTubeチャンネル『FURO UCHI vlog』にてお金に関する情報を発信。
イラスト/green K 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc