ぐっち夫婦「魚苦手さんのための”鮭のちゃんちゃん焼き”」
ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」56
SNSの総フォロワー数が100万を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufuが、VERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載。
みなさんのご家庭は、お肉とお魚どちらが食卓にのぼる頻度が高いですか? 最近では、ほとんどの魚が下処理をした状態でスーパーに並んでいますが、どうしても面倒なイメージが付きまといますよね。焼くだけ、煮るだけでも一品完成するものの、どうしても調理パターンがマンネリ化しがちで、それ単体だから副菜もつけなきゃとか、考えてしまいます。今回は、ホイル焼きで味噌やマヨネーズを使って味付けも簡単なのに奥深く、これ1品で野菜もきのこもたっぷり摂れるありがたいレシピの提案です!
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<今月のお悩み>
実は我が家、子どもどころか夫まで魚が苦手なんです。私も捌いたりおろしたりとかは絶対できません(内臓とか、見るのも触るのも無理です…)
お肉みたいに満足感が味わえて、お魚も美味しい!って感じてもらえるレシピが知りたいです。4歳の娘は、骨も魚嫌いの原因のひとつなので、骨問題も深刻です。(29歳・4歳女の子のママ)
<今回の解決レシピ>
切らない、さばかない
骨もない、フライパンも焼き網も使わない
ホイルに包むだけ
「鮭のちゃんちゃん焼き」
【材料(2人分)】
秋鮭…2切れ
キャベツ…1/8個
玉ねぎ…1/2個
しめじ…1/2パック
塩・こしょう…各少々
【A】
みそ…大さじ2
マヨネーズ…大さじ1
みりん…大さじ1
【作り方】
【POINT】
フライパンやホットプレートなどで作ることの多い、鮭のちゃんちゃん焼き。今回はホイル焼きでさらに簡単に作ります。お子さんの好きなマヨネーズも使うと、まろやかに食べやすくなりますよ。
<解決するのは…>
ぐっち夫婦
おいしいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方! 仲良し夫婦のかけ合い料理動画も話題です。ご飯がすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
ぐっち夫婦のInstagramには基本の唐揚げが登場したかと思えば、実は中に大葉を忍ばせた大葉から揚げだったり、冬の定番おでんのレシピも、よく見るとブラックペッパーや八角を加えたバクテー風アレンジなど、定番の料理も少しのエッセンスでまったく違う印象になったり、手が込んでいるように見せてしまうぐっち夫婦流のテクニックが炸裂しています。忙しくなるこれからの季節、炊飯器で作るサムゲタン風など、スイッチひとつで作れちゃうレシピもぜひ参考にしてみてください!
<今回のゆるっとアンサー>
甘い味噌味は子どもにも人気!
切り身スタートで
骨も気にせずパクパク
食べられます!
夫:魚レシピは手間がかかるものも多いから、やっぱり切り身が楽だよね。
妻:すぐに使えるからハードルも下がるよね。今回はみんなが大好きな鮭!
夫:ちゃんちゃん焼き風の味付けのホイル焼きだね。
妻:みそ・マヨネーズ・みりんで甘みとコクのある味付けだから、お子さんも食べやすいと思うな。
夫:野菜もたっぷり食べられるのがいいよね。
妻:ホイル焼きで、作るのも洗うのもラクだから、ぜひ作ってみてほしいな。
<ライターワタナベが作ってみた!>
自宅が海の近くということもあり、魚料理も少なくないのですが、レパートリーは多くなく、お刺身、塩焼き、ちょっと頑張って煮付けどまり。今回ホイルに包んでコンロ下のグリルに入れるまで約2分。15分焼く間に保育園のお迎えに行けました。皮を上にしてしまったからか、野菜の量が少し多かったのか、鮭をひっくり返してみたら少しだけ生のピンクが残っていたので、ひっくり返してさらに5分。ひっくり返した時に、少し野菜を混ぜたことで全体的に味が馴染み、野菜には鮭の旨味が、鮭には野菜の甘みが合わさって、ほくほくのちゃんちゃん焼きが完成。ぐっち夫婦のレシピにお世話になってはや3年。その当時から作りはじめて3年目の柿とカブと生ハムのサラダとともに、おいしくいただきました。
この企画を担当しているライター・ワタナベは7歳女の子・5歳と1歳の男の子のママ+食にこだわりを持つ夫と湘南住まい、5人暮らし。
もう年末ですね!よく言われていますが、年を追うごとに時の流れの速さが増している気がします。年賀状にふるさと納税、忘年会の予定に帰省の準備、おせちの準備。忙しさは増すのに、幼稚園は早帰りになるんですよね…。最近、疲れがたまったり、落ち込んだりするとポッドキャストの「OVER THE SUN」に救いを求めています。10年先をゆくスーさんと美香さんの軽快なトークに、10年後には「あんな頃もあったよねー!」と爆笑していたい!きっとそうなれるはず!「負けへんで!」と励まされています。最初はトークの内容に聞き入っていましたが、最近では二人の声を聴くだけで、1分で元気が出てくるから不思議です。頭から湯気が出そうなとき、洗濯を畳みながら、洗い物をしながら、こっそりと片耳だけイヤホンをさし、現実逃避。不覚にも噴き出すほど爆笑するわけですが、笑いのパワーで、年末まで駆け抜けたいと思います!
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取材・文/渡邊里衛 編集/井上智明