【HERSエンゲイブ】梅雨に咲く花
エンゲイをこよなく愛するHERS編集部・川原田。
四季折々の花々や野菜のことを語ります。
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梅雨といえば、アジサイですね。花々がギュッと凝縮されていて美しいものです。
ですが、この時季には他にもさまざまな花が咲いています。
アジサイばかりに見惚れずに、ちょっとマイナーだけど、可愛い花々を紹介します。
5月にも野菜の花を紹介しましたが、梅雨の曇天のなかで咲く花々は、華やかでエレガントなタイプが多いです。天気は悪くても、私たちの気分を盛り上げようとしてくれているからなのかもしれません。
まずは、小生のベランダから。
ニゲラの花です。
寄ってみると、花びら、雄しべ、雌しべがなんとも複雑な具合で、観賞していても味わいがあります。
ニゲラは地中海沿岸~西アジアが原産。とはいえ、寒さにとても強いです。
これは、昨年の10月に種を播いたものですが、厳寒期もほったらかしで全然OKでした。
切り花にして、トイレに飾ってみました。
一方、家庭菜園の畑のほうでは、こんな花が……。
これは、ラディッキオの花です。
4月にラディッキオの記事を上げましたが、一株だけ収穫せずに残しておいたのです。
そうしたら、その後、以下のようにニョキニョキと成長しました。
GW明けの様子。
そして、5月末。
6月2日には先端に蕾が出現。支柱で支えないと倒れそうなぐらい伸びてます。
開花。一度にわっと咲きます。
ラディッキオの花はエディブルフラワーなので食べられます。ほとんどクセがない味ですが、ほんのりとした苦みが食欲をそそります。サラダに入れれば、涼しげで華やかでとってもGOOD!
もうひとつ。こちらの花。
フェンネルです。
フェンネルって、他の一般的なハーブと違って、すごく大きく育つんです。
今はこんな感じです。
身長170㎝の小生とほとんど変わらないぐらいです。
根元はこういった具合。力強いですよね。
市民農園を借りている周りの人からも、このフェンネルだけは褒められます。
「まるで、畑の主みたいだねえ!」
フェンネルの花も、トイレに飾ってみました。
花らしくはないけど、こちらも花です。
トウモロコシの雄花と雌花。
ちょうど梅雨明け頃の収穫になりそうです。
順調に大きな実が採れるといいのですが……。
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撮影・取材・文/川原田朝雄