【事実婚から法律婚へ】42歳で14年連れ添ったパートナーと入籍した理由

18歳上の彼と長年パートナーとして事実婚という形をとってきた西山さん夫婦。お互いの関係をより強固にするために籍を入れたというお二人に、夫婦の絆や円満の秘訣について伺いました。

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パートナーとして完璧な関係をより強固にするために事実婚から法律婚へ

パートナーとして14年が経った現在、私たちは結婚6年目になります。それまでは、同じ姓を名乗る必要性を特に感じていなかったけれど、事実婚という形では、社会の中で何かの拍子に不便を感じることがあるし、この頃にはお互いが運命共同体と確信していたので、42歳の時に入籍することに決めました。

2011年に東日本大震災が起きて、二人で何かできることはないかと考え、1カ月の間、山の中を彷徨っていた被災犬、チーチとチョンの里親になりました。彼が60代になり、私も40代、ああ、この子たちを含めた一つのチームなんだなあとしみじみ感じ始めたのもこの頃でした。昨年、チーチが亡くなった時はとにかく悲しくて、彼とチョンの存在にどれほど支えられたことか。

私は海外に行くことも多いのですが、出張では気が張ることも多々あり、山と海のある葉山に戻ってチョンと過ごす時間がリフレッシュできる貴重な時間となっています。今は長い休みになるとキャンピングカーで、今は亡きチーチの気配を感じながら日本中を旅するのが習慣。この先、時間を無駄にしたくないので、一瞬一瞬を大切に楽しむことに重きを置いて生きていきたいです。

左・西山嘉治さん(66歳)照明技師 右・西山亜矢子さん(48歳)会社員

《西山嘉治さん プロフィール》 元ミュージシャン。休日は亜矢子さん、愛犬と日本中を旅行。あんなふうに歳を重ねたいと若者からも憧れられる存在。 《西山亜矢子さん プロフィール》 葉山在住。仕事は都内や海外出張が多く、休みの日は葉山の自宅というオン・オフがはっきりした生活。趣味は読書、映画鑑賞。

\夫婦円満のための秘訣3カ条/
1:されて嬉しいことをする
2:一緒に楽しめる趣味を持つ
3:ルールを作らない

散歩がてらに犬OKのお気に入りのカフェで休憩

お互いを同志と考えていて、楽しみや刺激を共有。出かける時は、なるべくチョンも一緒に行ける場所を選んでリフレッシュ。

●UNDER THE PALMO HAYAMA MARINA
非日常のリゾート。神奈川県三浦郡葉山町堀内50-2 ☎046-874-5371 (営)12:00〜19:00(休)火https://www.underthepalmo.jp/

愛犬を連れての旅は全国45都道府県に上ります

2019年、この時はチーチも一緒に旅して名所を訪れました。チーチの写真を見ると今でも胸が熱くなります。

姫路城

2018年の冬、サービスエリアで雪に喜び元気に走り回るチーチとチョン。まさに子供同然に可愛がっていました。

諏訪湖

2017年に熊本県の阿蘇へ10日かけての長期旅行。山に反映したピンク色の夕景がとても綺麗で印象的でした。空気も景色もご馳走です。

阿蘇山

山梨県の富士五湖のひとつの精進湖。長い休みの時は遠出しますが、短い休日は近場の旅を楽しみます。

精進湖

夫婦のキズナは?

運命共同体のハイマー。旅はもちろん、夜は車内で映画鑑賞も。一緒に叡智を育むと価値観もクリエイティブなマインドも共有できます。

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美ST