【2022年秋冬アウター傾向と対策】おさえておきたい5つのトレンドまとめ

お店にアウターが並び出し、そろそろ今年のコートはどうしようかと考え始める時期。アウターと一言で言っても、形や素材や色などバリエーションがあるうえ手持ちのものとの兼ね合いもあり、今年の1枚を見つけるのはなかなかの大仕事。少しでも参考になるように、最近の傾向やママ的選びのポイントをまとめてみました!

 

トレンド①

ダウンやキルティングコートがオシャレに進化中

少し前まで、オシャレのためにダウンは着ない主義、という人もいましたが、最近は“オシャレな人こそダウンを着こなしている”に変化。色や形がフェミニンになってきて、こんなダウンなら着てみたい!というものが続々と登場しています。

リサイクルポリエステルを使用したサステナブルなダウン。赤茶カラーで顔写りもよく、ポイントカラーとしても使いやすそうです。ダウンはエミのもの。撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉
リサイクルポリエステルを使用したサステナブルなダウン。赤茶カラーで顔写りもよく、ポイントカラーとしても使いやすそうです。ダウンはエミのもの。撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉
ホワイトカラーと襟元や袖の折り返しからボアが見えることでフェミニンな印象。冬の白コーデに映えそうなダウンです。ダウンはスナイデルのもの。撮影/須藤敬一
ホワイトカラーと襟元や袖の折り返しからボアが見えることでフェミニンな印象。冬の白コーデに映えそうなダウンです。ダウンはスナイデルのもの。撮影/須藤敬一
後ろが少し長め丈なところやドロップショルダーなど、シンプルなダウンながら丸く甘めなシルエットが秀逸。コクーンコート感覚で取り入れられそうです。ダウンはモンクレールとハイクのコラボのもの。撮影/山根悠太郎
後ろが少し長め丈なところやドロップショルダーなど、シンプルなダウンながら丸く甘めなシルエットが秀逸。コクーンコート感覚で取り入れられそうです。ダウンはモンクレールとハイクのコラボのもの。撮影/山根悠太郎
キルティングコートは表面にニュアンスがあり、ツルツルのダウンよりスポーティ感が少なめなので、取り入れやすいという声も。ミドル丈のオーバーサイズが抵抗なく着られます。コートはハイクのもの。撮影/遠藤優貴
キルティングコートは表面にニュアンスがあり、ツルツルのダウンよりスポーティ感が少なめなので、取り入れやすいという声も。ミドル丈のオーバーサイズが抵抗なく着られます。コートはハイクのもの。撮影/遠藤優貴

トレンド②

乳幼児ママのウールコートは「白系でミドル丈」がポイント

キレイめのウールコートは定番の1枚ですが、ベビーカーでしゃがむことが多かったり、自転車をこいだり、公園通いするなら断然ミドル丈。人気なのはスニーカーやリュックを合わせてもフェミニンさがある白やベージュカラー。ミドル丈だからこそトライできる色でもあります。

昨年は2000枚売れたというミラオーウェンのリバーコートは、サッと羽織れて着映えするアイテム。抱っこひもの上からも羽織りやすそうです。コートはミラオーウェンのもの。撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉
昨年は2000枚売れたというミラオーウェンのリバーコートは、サッと羽織れて着映えするアイテム。抱っこひもの上からも羽織りやすそうです。コートはミラオーウェンのもの。撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉
首元がマフラーのようになるコート。巻いても垂らしても使えて様々な雰囲気を楽しめそう。コートはスタニングルアーのもの。撮影/水野美隆
首元がマフラーのようになるコート。巻いても垂らしても使えて様々な雰囲気を楽しめそう。コートはスタニングルアーのもの。撮影/水野美隆
前を閉じてきちんと着られるコートもあると便利。別売りのティペットをコートの上からつけたらさらに品よく華やかで、コートのオシャレが完成します。コートとティペットはヨリのもの。撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉
前を閉じてきちんと着られるコートもあると便利。別売りのティペットをコートの上からつけたらさらに品よく華やかで、コートのオシャレが完成します。コートとティペットはヨリのもの。撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉

トレンド③

1着は欲しい“きれい色コート”はロング丈が買い!

服も小物も着回しがきくベーシックカラーばかり選びがちなママたちこそ、コートでカラーを取り入れるのがおすすめです。ロング丈なら色の分量が多いので、トップスや短め丈のアウターよりも、色合わせのバランスを気にしなくても上手くいくよう。ご近所カジュアルに羽織るだけでも映えます。

鮮やかなグリーンが目を惹く1着。オーバーシルエットすぎないところが今年っぽい。コンサバさんも実は取り入れやすいカラーです。コートはIVY OAKのもの。撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉
鮮やかなグリーンが目を惹く1着。オーバーシルエットすぎないところが今年っぽい。コンサバさんも実は取り入れやすいカラーです。コートはIVY OAKのもの。撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉
見るだけで明るい気持ちになりそうなミントグリーン。こんな風にカジュアルにカラーコーデするのもおすすめ。ベーシックカラーのインナーにももちろん合います。コートはル フィルのもの。撮影/須藤敬一
見るだけで明るい気持ちになりそうなミントグリーン。こんな風にカジュアルにカラーコーデするのもおすすめ。ベーシックカラーのインナーにももちろん合います。コートはル フィルのもの。撮影/須藤敬一
毎年気になってしまうピンクのコート。ストンとロング丈なら甘すぎずに羽織れそうです。コートはル フィルのもの。撮影/金谷章平
毎年気になってしまうピンクのコート。ストンとロング丈なら甘すぎずに羽織れそうです。コートはル フィルのもの。撮影/金谷章平

トレンド④

“モノトーンの柄コート”は使い勝手のいいとこ取り!

カラーコートはちょっと…いう人におすすめなのがモノトーンの柄コート。ツイードや千鳥格子、グレンチェックなど今年も豊富にラインナップ。モノトーンコーデやデニムに羽織るだけでシックでオシャレなスタイルに。小物で差し色をするのも似合うので実は着回しがきくんです。

前田敦子 私服 バーキン コートスタイル
グレー、白、黒がミックスされたようなヘリボーン柄。ブルーの差し色とも相性◎。コートはパブリックトウキョウのもの。撮影/三瓶康友
モノトーンのグレンチェックにブラウンのライン入りでさりげなくポイントに。ローファーと合わせてトラッドな着こなしにするのも素敵です。コートはリジエールのもの。撮影/川崎貴一〈MOUSTACH〉
モノトーンのグレンチェックにブラウンのライン入りでさりげなくポイントに。ローファーと合わせてトラッドな着こなしにするのも素敵です。コートはリジエールのもの。撮影/川崎貴一〈MOUSTACH〉
モノトーン柄なら唐突感なく馴染ませられるのが◎。スニーカーコーデが上品柄でクラスアップします。コートはノークのもの。撮影/須藤敬一
モノトーン柄なら唐突感なく馴染ませられるのが◎。スニーカーコーデが上品柄でクラスアップします。コートはノークのもの。撮影/須藤敬一

NEXT>>今年もやっぱり最注目!モコモコアウターも外せない

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トレンド⑤

モコモコアウターの可愛さは今年も無視できない

大本命のテディベアコートを筆頭に、やっぱり可愛いモコモコアウター。軽くて暖かいという機能性も魅力です。キレイめはもちろん、パンツやスニーカーやトートバッグと合わせてカジュアルに着るのも◎。

憧れのマックス マーラのテディベアコート。ショート丈やケープタイプ、カラバリも豊富です。アウターは全てマックス マーラのもの。撮影/木村 敦

白のモコモコがたまらなく可愛い1着。金ボタンやテーラード型も印象的です。ミドル丈と程よいボリューム感で合わせやすいのもポイント。コートはサードマガジンのもの。撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉
白のモコモコがたまらなく可愛い1着。金ボタンやテーラード型も印象的です。ミドル丈と程よいボリューム感で合わせやすいのもポイント。コートはサードマガジンのもの。撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉
モコモコ可愛らしい印象になりがちなボアコートですが、シンプルなノーカラーなのでサラッと大人っぽく着られます。コートはサクラのもの。撮影/渡辺謙太郎
モコモコ可愛らしい印象になりがちなボアコートですが、シンプルなノーカラーなのでサラッと大人っぽく着られます。コートはサクラのもの。撮影/渡辺謙太郎

いかがでしたか?カジュアルアウターもキレイめデザインもそれぞれの魅力があり悩ましいところ。コンパクトトップスが増えてきているのと並行して、アウターも少し前までのビッグシルエット&ロング丈流行りは落ち着いた印象です。毎年何枚も買うものではないので、じっくり吟味して今年の1着が見つかりますように!

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構成・文/井上さや