Sexy Zone 佐藤勝利さんのロマン♡ 初めての恋・憧れ・葛藤を語る
Sexy Zoneの佐藤勝利をbis視点で描写する連載“bis homme”。第12回は「ROMAN」をテーマに純粋な憧れから、理想を思い描くことへの葛藤を語る。彼を魅了し、掻き立て、羨望させるロマンとは……?
ロマンは独創的で自分勝手なもの
今号のテーマは「ROMAN」。ロマンって言葉にはちょっと身勝手なイメージを持っています。男のロマンとかよく言うけれど、それは夢よりももっと独創的で自分本位なものなのかなって。僕にとってのロマンもそうなんです。車のことになりますが、今の車って計器系とかもほとんどデジタルになっていて、合理的で使いやすくなっていますよね。車のカギやエンジンスターターもボタンで操作できるようになっているんだけど、僕はそんな便利なボタンを使うのではなく、自分の手でキーを回してエンジンをかけたい。楽に操作できるんだから、何で使わないの? とかそんな動作はムダじゃない? って思われたりすると思う。車があまり好きではない人にとっては、理解しがたいこだわりだと思うし、それが僕にとってのロマンだから。自分で動かしている感じが好きだし、所有感みたいなものもあるのかな。アナログなものが好きで、ムダに感じるものにこそ魅力を感じるのかもしれないですね。
破天荒な生き方にも憧れます。私生活が破綻していて、誰にも理解されなくてもいいという生き方。そんな生き方をしていたら辛さもあるだろうと思うけれど、傍若無人に生きられたらいいなと思ったりします。画家や音楽家、小説家など昔の才人達は周りを気にせず自由に生きているように見える人が多い印象です。人よりずば抜けた才能って、普通に生活していたら、生まれにくいんじゃないかな。自由奔放な生活の中でこそ、奇抜なアイデアや発想が生まれる気がします。
好きになったのは強いタイプの女の子
初ロマンスは保育園のとき。同級生の女の子でした。どこに惹かれたのかあまり詳しくは覚えていないんですけど、たぶん僕にないものを持っていたんだと思います。今でも自分にないものを持っている人に惹かれます。僕は今、努力して強く生きられるようになれたけど、元から強い精神力を持っている人に憧れるし、一緒に居ると安心できますね。幼かったころの僕は弱かったので、好きになったのは強いタイプの女の子でしたね。ただ単に気が強いという意味じゃなく、子どもながらに自分というものをしっかり持っているだったんだと思います。
interview_Izumi Takeshima