【2022年】炊飯器の容量別おすすめ30選!選び方やメーカーごとの特徴を解説!
毎日の食事に欠かせない「炊飯器」。お米のおいしさは、「炊飯器」の性能によって大きく左右されるといっても過言ではありません。しかし炊飯器の種類は意外と多く、定番のIHを採用したタイプのほか、マイコンや圧力IHなどいろいろな種類があり、それぞれのメーカーで独自の研究をしているので、どれを選べばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。そこで今回は、おすすめの炊飯器を容量や機能ごとに紹介。炊飯器を選ぶ際におさえておきたいポイントや、おすすめメーカーなどもあわせて解説するので、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
家族構成によって必要な容量は変わる
3合炊きがおすすめな人… お茶碗約4〜5杯分のお米が炊ける炊飯器。一升炊きや5合炊きよりコンパクトなサイズということもあり、一人暮らしや2〜3人家族に最適。しかし、容量が小さいぶん、その性能はまちまち。
5合炊きがおすすめな人… 最大でお茶碗約10〜15杯分のごはんが炊ける炊飯器のこと。4人以上の家族に人気の炊飯器ですが、実は幅広い家庭に対応したサイズといえます。2〜3人の少人数家族では多いと感じるかもしれませんが、炊飯器は最大容量の約6割で炊飯することを想定していて、5合炊き炊飯器であれば3合程度が一番おいしく炊けるようです。小型炊飯器で3合を炊くとムラが生じる場合もあるので、5合炊き炊飯器を選ぶのもアリ。
1升炊きがおすすめな人… お茶碗約23杯分(10合)のごはんが炊けるので、5人以上の大家族や食べ盛りの子どもがいる家庭にぴったり。少人数の家庭でも週末にまとめて炊飯し、冷凍保存すれば手間も電気代も省けるので、節電を意識している人にもいいですね。
安い炊飯器と高い炊飯器の違い
価格でおいしさが変わるのか?
高級炊飯器と安い炊飯器の違いは、主に炊飯方式にあります。高級炊飯器は、圧力IH式を採用しており、芯までふっくらとした甘いごはんが楽しめるのが魅力。保温や冷凍をしたごはんも炊きたてに近い味わいで楽しめます。おかずの味を引き立てつつ、ごはん単体で食べてもおいしいのです。一方で、安い炊飯器はIH式やマイコン式を採用。マイコン式は炊きムラが起こりやすく、IH式はしゃっきりめの食感に仕上がる傾向があります。硬めが好みであれば問題ありませんが、もちっと柔らかいごはんが好みだと物足りなく感じるかもしれません。
炊飯器の選び方
値段を見て選ぶ
基本的に炊飯器は「値段が高ければ高いほどお米が美味しく炊ける」と言われています。もちろん沢山の機能が追加されているなどの理由もありますが、大体は加熱方式や内釜の違いによって美味しくお米が炊けて、それによって値段が変わってくる、というのが炊飯器の値段に幅がある理由とされています。でも、美味しい美味しくないはあくまで主観。今まで普通の炊飯器を使っていて、いつも美味しくご飯が炊けていると感じている方はそれなりの炊飯器でも問題なく使用できるでしょう。もちろん毎日美味しいご飯が食べたい方は、ぜひ高級炊飯器を購入して、その高級感を存分に味わってみるのもいいことです。
容量を見て選ぶ
一人暮らしであれば3合程度の容量でも不自由なく使えますが、3〜4人の家族がいる場合は3合では足りないかも。最低でも5合以上は欲しいところです。炊飯器は最大容量の約6割で炊飯することを想定しており、例えば5合炊き炊飯器であれば3合程度が一番おいしく炊ける傾向にあります。最大3合までという小型炊飯器もありますが、「お米を食べるときは毎回炊きたてがいい!」という方以外は、一人暮らしの方でも最大5合ほどの炊飯器を購入しておくとよいでしょう。一気に炊きすぎた場合でも、一食分ごとにラップで包んで冷凍保存すれば4日間は保存可能です。
素材を見て選ぶ
早く炊きたいなら金属釜、美味しさにこだわるなら土鍋釜や厚みのある釜!内釜は自然素材を活かした土鍋や炭の釜と、金属釜の二種類に分けられます。
土鍋などの自然素材を使った釜や、金属釜でも厚みのある釜のほうが、お米の中までしっかり熱が伝わるので、ごはんが美味しく炊き上がります。金属釜は早く効率よく炊くことができるので、早炊き機能をよく使う人におすすめです。
鉄釜の特徴… 他の内釜と比べるとかなりの重さがあります。重さがデメリットではありますが、代わりに、お米の仕上がりはかまどで炊いたときのようにふっくら美味しく炊くことができます。発熱性に優れている。ステンレスよりも強い火力を出せます。
銅釜の特徴… 釜の中でも代表的なのは、外側全面が銅色に光輝く釜です。鉄やステンレスに比べると、熱伝導率がいい。多層釜にも銅がよく使用されています。鉄釜やステンレスよりも熱伝導率が高く、素早く均一に釜全体を加熱することができる。
炭釜の特徴… 炭素釜は、鉄釜と似た性質をもっています。炭は、熱伝導率が高く、遠赤外線効果が強い素材です。ですので、ムラのない加熱が実現します。発熱効率が高いため、お米を炊いた後は、内釜そのものが冷めにくくなっています。そのため、炊き立ての状態を長く維持することができます。また、お米自体も甘味が引き出されたご飯に仕上がります。 デメリットとしては、傷つきやすいことや割れやすいことがあります。釜を洗っていて移動した際に落としてしまったりすると、場合によっては割れてしまうことも。 でも、内釜としての構造はとてもいいものとされています。
土鍋の特徴… 土鍋は、じっくりと中に火を通すことができる材質になっています。土鍋には、熱をよく蓄える力があり、遠赤効果も備わっています。お米が水を吸収するようにゆっくりとした速度で加熱するため、ふっくらとした美味しいご飯を炊くことができます。また、時間をかけて熱を伝えるため、冷めにくいという特徴もあります。 土鍋は、ご飯を炊く上で一番適している釜ともいわれているだけあり、土鍋釜の炊飯器は他の釜よりも少々価格が高めです。価格が高くてもお米にこだわりたい方は土鍋釜を選ぶといいでしょう。
機能を見て選ぶ
●炊き分け機能… 炊飯器で炊くお米は、白米以外にも無洗米や玄米、雑穀米、胚芽米、炊き込みご飯の時もあるかと思います。 そんな時は、お米の種類によっての炊き分け機能があると便利。そのお米の特徴を生かし、一番美味しい状態で炊き上げることができます。中には、お米の銘柄を設定することができる炊飯器も。どんなお米の場合でも、スイッチ一つで美味しく炊き上げてくれるため、水の量を調節したり、浸し時間を考える必要がなくなります。 こちらのメニューは、メーカーやモデルによって選べるお米の種類が異なるため、自分に必要な機能を備えた炊飯器を選ぶと良いでしょう。
●調理コース機能… 炊飯器は”お米”を炊くことをメインとした機器ですが、パン生地やケーキを焼く専用機能が搭載されている炊飯器もあります。 ホームベーカリーや、オーブンがなくても炊飯器1台でお米もケーキもパンも焼けるとなると、キッチンの省スペースにもなります。パンの場合、発酵から焼く工程までをしてくれるため、とても便利。 こういう機能が搭載されていない炊飯器でも、ケーキやパンを作ることができますが、専用機能で作った方が、より美味しく仕上がります。
●硬さを選べる機能… ご飯の炊きあがりの硬さは、おかずの内容によっては変えることもあるかと思います。親子丼やチラシ寿司などを作る際は硬めにしたり、通常時は普通めで炊いたり、おにぎり用には柔らかめで炊くなど使い分けをしたり、家族の中でも好みが分かれる場合、ボタン一つで仕上がりを調整することができます。お米の硬さをこだわりたい方におすすめの機能。わざわざ水の量を自分で調節しなくても、好みの硬さにできるので、毎回確実にお好みのご飯に仕上げることができるでしょう。
●蒸気レス機能… 炊飯時に蒸気が発生しないように設定できる機能。子供が蒸気口に手を当ててしまって火傷することなどを防げます。また炊飯時の臭いを軽減することができるため、妊婦さんや、リビングまで臭いを出したくない場合にも喜ばれる機能です。蒸気が出ないことで、内釜の熱を長時間溜めておくことができるため、お米本来の旨味をしっかりと閉じ込めてくれます。炊飯器を置く棚が耐熱式でない場合も、蒸気レス機能が便利なため、炊飯器の置き場所が広く確保できなくても安全でしょう。
●糖質カット機能… お米の糖質を減らしてくれます。糖尿病の方や糖質が気になる方に人気です。
●スマホ連携機能… 炊飯予約の他、冷蔵庫にある食材、旬の食材、レシピ名などからレシピ検索などをタッチ一つで調理設定出来る機能も。忙しい世代におすすめです
手入れのしやすさで選ぶ
炊飯器は毎日使うものだから、使い勝手の良さも必ずチェックしたいですね!特に取り外しと洗いやすさは重要なポイントです。内釜が取り外せることはもちろん、女性の場合は重さも気になります。また内蓋やカートリッジなど、分解して洗浄が必要なパーツが多いとお手入れが大変です。モデルによりますが、一般的にはマイコン>IH>スチームIH>圧力IHの順でお手入れするパーツは増えていきますが、中にはお手入れ簡単をうたっているモデルや、汚れやニオイを取れやすくするクリーニング機能を搭載したモデルもありますのでチェックしてみてください。
炊飯器のメーカーごとの特徴
象印… 象印の圧力IH炊飯ジャーは、ごはんのうまみと粘り&弾力を引き出す「圧力炊飯」が特長。最上位モデルの「炎舞炊き」は激しい対流を起こして一粒一粒を舞い踊らせ、ふっくらした炊き上がりに。高火力で甘み・うまみを一気に引き出します。「象印マホービン」の社名のとおり、保温機能も充実!水分の蒸発を抑えて保温する「極め保温」や、適切な温度調節によって丸1日以上美味しく保温できる「うるつや保温」などを搭載。保温機能をよく使用する方におすすめ。新コンセプトの「STAN.」はデザイン性も高い!
タイガー… タイガーの土鍋圧力IHは本物の土から出来た「本土鍋」が特長。ふっくら美味しい土鍋のご飯を手軽に味わえます!泡を発生させる「土鍋ご泡火炊き」も特徴のひとつ。土鍋の底に施された波紋形状により発生した細かい泡がお米1粒1粒を優しく包み込むので、旨みや甘みを逃さずに炊き上げられます。アイランドキッチンにおいても美しく見える「360°デザイン」を採用したモデルも。
パナソニック…「おどり炊き」が大きな特徴。加圧と減圧を繰り返して発生させる対流と、底面と側面のIHを高速で切り替えて発生させる対流を組み合わせて炊き上げます。お米1粒1粒に熱が伝わりやすく、炊きムラを抑えた炊飯が可能です。また、高級モデルには「おまかせ見極め炊き」機能を搭載。独自のセンシング技術でお米の鮮度や銘柄に合わせて炊き分けることができます。「鮮度センシング」搭載機種は乾燥&酸化しやすいお米の鮮度を「圧力センサー」で検知。鮮度に合わせた炊き方で「ハリ」と「甘み」のあるお米を実現!
東芝…「真空ひたし」搭載モデルは内釜の中を真空に。お米の空気を抜いて、水を芯まで浸み込ませるので、浸しの時間や各コースの炊飯時間が短くなり、お米はふっくら甘く!また、真空保温では、酸化によるご飯の黄ばみや水分の蒸発を抑えます!真空技術で、玄米と白米の混合ごはんや玄米、麦などの雑穀ごはんも、においや乾燥を抑えながら保温できます。
三菱電機… 上位モデルの「本炭釜KAMADO」は純度99.9%の「炭」を内釜に採用。炭の遠赤効果でお米の芯まで熱を伝え、ムラなくふっくら炊き上げます。炭の粉を固めて作る本炭釜は表面に細かい凹凸があり、コーティングが密着しやすいので、内釜でそのまま洗米OK!また、蒸気レスモデルがラインナップされている点も特徴です。
日立… 高火力・圧力・スチームが日立の炊飯器の特長。人気の上位モデル『ふっくら御膳』は、もちもちのご飯が炊ける「圧力スチーム炊き」に、内釜に「大火力沸騰鉄釜」を採用、炊飯中に蒸気を出さない「蒸気カット」、ご飯を24時間しっとり保つ「スチーム保温」を搭載。『おひつ御膳』は、炊飯器を土台から外してあつあつのご飯を食卓で楽しめます!
アイリスオーヤマ… アイリスオーヤマは、お米の銘柄によって火力を調整しておいしく炊き分ける機能や、炊飯器がお米の重さを計測し水量を教えてくれる「量り炊き」、「カロリー計量モード」など、他のメーカーにない独自色の強い機能を搭載した炊飯器が人気。リーズナブルでコスパの良いモデルから高機能な上位モデルまで多数ラインナップ。
その他こだわりのメーカー… 土鍋をそのまま炊飯器に採用したシロカと永谷園のコラボ電気炊飯土鍋「かまどさん電気」や、マイコンながらお米を優しく炊き上げてお米を傷つけず、香りとうまみを米粒の中に閉じ込める「BALMUDA The Gohan」など『こだわり』を重視した炊飯器も登場しています!デザイン性にもこだわったワンランク上の炊飯器をお探しの方におすすめ!
3合炊きのおすすめ炊飯器
①ZOJIRUSHI(象印)「極め炊き」NP-RN05(圧力IH )
コスパに優れた圧力IHタイプの炊飯器です。圧力の強さと時間調節により3通りの食感に炊き分け可能。その日の献立や好みに合わせて炊き上がりが選べます。また、最大30時間まで美味しく保温できる「うるつや保温」に対応。「高め保温」を利用すれば、時間が経ってもあたたかいご飯が食べられます。
②シャープ KS-CF05C(マイコン )
スタイリッシュなデザインがおしゃれな炊飯器です。天面がフラットになっており、汚れが付いてもサッと拭き取れます。また、内釜には取っ手が付いているので、簡単に出し入れ可能です。マイコン式を採用しているため、お手頃な価格なのも魅力。一人暮らしの方や自炊をする機会が少ない方におすすめのモデルです。
③三菱「炭炊釜」NJ-SV06R(IH)
独自の「炭コート遠赤放熱板」を搭載したIHタイプの炊飯器です。内釜からだけではなく上部の放熱板からも遠赤外線を放射し、全体を包み込むように加熱。芯まで熱を届け、ふっくらとした食感に炊き上げます。「可変超音波吸水」を搭載しているのも特徴。超音波微振動で吸水を促すので、お米を研いだ後すぐに炊いてもふっくらと仕上げられます。冷めても美味しく食べられるため、お弁当にもおすすめです。
④アイリスオーヤマ「銘柄量り炊き」KRC-PC30(圧力IH )
40種類の銘柄に合わせて炊き分けられる圧力IH炊飯器です。「銘柄炊き分け」機能に対応しており、火力や時間を銘柄によって調節して炊き上げます。さらに、お米の量に合わせて最適な水の量を知らせる、「量り炊き」機能を搭載しています。おむすびやカレー、すし飯など6つの調理メニューに合わせた炊き分け機能にも対応。機能性に優れたコスパの良いモデルです。
⑤タイガー JBS-A055(マイコン )
豊富な炊き分けメニューに対応した炊飯器です。玄米や炊き込み、早炊きなどさまざまなメニューを搭載。ご飯だけでなく調理メニューも充実しており、マルチクッカーとしても活用できます。また、部品が内釜と内蓋の2点のみなので、お手入れも簡単。フラットな天板で液晶が見やすく、毎日ストレスなく使用できます。
⑥シロカ「かまどさん電気」SR-E111(マイコン )
伊賀焼の土鍋を採用した炊飯器です。本製品は本物の土鍋でご飯を炊けるのが特徴。土鍋の特性上、炊飯の過程で土が水分の吸収や排出を行うため、炊き立てでも冷めていても、最適な水分量の美味しいご飯が食べられるのが魅力です。また、伊賀焼は水分膜が発生する特徴があるので、お米が土鍋に引っつくことなく簡単にお手入れを行えます。料亭や旅館で食べるようなお米の味を楽しみたい方におすすめの炊飯器です。
⑦バーミキュラ「バーミキュラ ライスポットミニ」RP19A(IH )
蒸気を逃がさない鋳物ホーロー鍋と、IHの加熱テクノロジーを融合させた、お米本来の味を引き出す炊飯器。かまどのように立体的に加熱する「ラップアップヒートテクノロジー」に加えて、熱伝導・遠赤外線加熱・蒸気対流の3つの熱の伝わり方をコントロールします。より美味しく炊き上げるために保温機能はなくし、炊き立てのご飯を楽しむことを重視。炊飯以外にもポトフや茶わん蒸しなど、あらゆる料理ができるのもポイント。おしゃれな見た目も魅力で、料理の仕上がりやお米の炊き上がりにとことんこだわりたい方に向いています。
⑧パナソニック「Jconcept(Jコンセプト)」SR-JX058(圧力IH )
人暮らしや単身赴任中でも、ご飯にこだわりたい方におすすめのコンパクトな炊飯器です。加圧と減圧を繰り返して対流を発生させる「可変圧力おどり炊き」に対応しており、お米の芯までムラなく加熱します。発熱性と蓄熱性に優れた「ダイヤモンド竈釜」と、ご飯の甘みと旨みを引き出す「旨み熟成浸水」がポイント。ご飯は4種類、玄米は2種類の食感に炊き分けることができます。
⑨ZOJIRUSHI(象印)NP-GK05(IH )
健康志向の方におすすめのIH炊飯器。もち麦や押し麦が炊ける「麦ごはんメニュー」を搭載。麦の風味を生かしながらふっくら美味しく炊き上げます。ほかにも、「玄米メニュー」や「雑穀米メニュー」などの専用メニューがあるのもポイント。内蓋は取り外して洗えるため、お手入れが簡単。また、庫内はフラット構造になっているので、ご飯粒が落ちてしまってもサッと拭き取れます。
⑩バルミューダ「BALMUDA The Gohan」K03A
高級感のあるデザインが魅力的な炊飯器。二重の釜を採用していて、外釜に入れた水から発生する蒸気の力でご飯を炊きます。お米本来の旨みや香りを閉じ込められるように、100℃を超えずにじっくりと加熱するのが特徴。白米だけではなく、玄米やおかゆ、炊き込みにも対応していますが、保温機能は搭載されていないため、炊き上がり後1時間以内に食べ切れる生活スタイルの方におすすめです。
5合炊きのおすすめ炊飯器
①パナソニック「おどり炊き」SR-MPW101(圧力)
パナソニック独自の「おどり炊き」を搭載した炊飯器。圧力の変化やIHの高速切り替えにより対流を発生させ、お米を激しく動かすことで1粒1粒ムラなく加熱します。「冷凍用ご飯コース」を搭載しているのも特徴。再加熱してもベタついたり、パサついたりせず、美味しいご飯が食べられます。数日分をまとめて炊くスタイルの方におすすめのモデル。
② ZOJIRUSHI(象印)「STAN.」NW-SA10(IH )
スタイリッシュでおしゃれなデザインが特徴的な炊飯器。ふつう・やわらかめ・かための3つの炊き分けコースを搭載。最大30時間まで美味しく保温できる「うるつや保温」や、あたたかいご飯が食べられる「高め保温」にも対応しています。構造がシンプルなので簡単にお手入れができます。
③タイガー JPW-A 100(IH )
少なめご飯でも美味しく炊ける炊飯器。熱伝導率の高い銅を挟みこんだ3層構造で、効率よく内釜が発熱。美味しく炊くことが難しいとされる少量のご飯も、ムラが少なくふっくらと炊き上げます。早炊きや冷凍ご飯メニューのほか、玄米やおかゆ、ケーキなど豊富なモードを搭載。カレー・すしメニューを選べば、しゃっきりしたご飯を炊き上げることもできます。簡単時短調理をしたい人に最適。
④東芝「炎匠炊き」RC-10ZWT(圧力IH )
約1420Wの大火力で炊飯できる炊飯器。地域で異なる水の硬度に合わせて炊き分けることができ、使用する地域にかかわらず美味しいご飯を炊くことが可能。また、銘柄を選ぶだけでそのお米本来の特徴を生かして炊けるのもポイントです。「お手入れコース」を使用すれば、汚れやニオイ残りを抑えられます。蒸気口や内蓋は取り外して丸洗いできるため、お手入れ簡単。また、内釜洗米に対応しているのも特徴です。
⑤日立 RZ-BC10M(IH )
煮込み料理ができる「調理コース」を搭載した炊飯器。「調理コース」を選択し、加熱時間を設定して炊飯ボタンを押すだけの簡単操作。加熱時間は最大90分まで設定できます。内釜には取っ手が付いていて、ご飯の出し入れやお手入れを行う際に便利。また、内釜の内面には頑丈なカーボンフッ素加工が施されており、洗米も可能です。
⑥アイリスオーヤマ KRC-PD50(圧力IH )
銘柄ごとの炊き分け機能を搭載した炊飯器。40銘柄に対応していて、米粒の大きさや水分値に合わせて最適な設定で炊飯可能。また、カレーや冷凍など、メニューに応じた炊き分け機能にも対応しています。玄米や麦飯、雑穀など合計6つのヘルシーメニューを搭載。糖質を抑えるメニューも用意されているため、糖質制限を実践している方にもおすすめの炊飯器です。
⑦ ZOJIRUSHI(象印)「極め炊き」NP-ZW10(圧力IH )
3通りの炊き分け機能を搭載した圧力IH炊飯器です。圧力の強さや時間を調節することで、ふつう・しゃっきり・すしめしの3通りの食感に炊き分け可能。また、もち麦や押し麦の風味を生かしながら炊く「麦ごはんメニュー」を搭載しているので、健康志向の方にもおすすめです。最大30時間まで美味しく保温できる「うるつや保温」。
⑧タイガー「ご泡火炊き」JPL-G100KL(圧力IH )
内釜に本土鍋を採用している高級炊飯器。土鍋ならではの高火力を実現。大量の細かい泡がお米の旨みを包み込むことで、ツヤのあるふっくらしたご飯を炊き上げます。5.5合炊きの炊飯器ですが、付属している「土鍋中ふた」を使用することで、0.5~1合のご飯も美味しく炊けるのが魅力。70種類の銘柄を炊き分ける機能も搭載しているので、ご飯にこだわりがある方はぜひチェック。
⑨三菱「炭炊釜」NJ-XSC10J(IH )
フラットでスタイリッシュなデザインが魅力的。「水冷式蒸気回収システム」の搭載で、蒸気レスで炊飯可能。内蔵カートリッジで蒸気と旨み成分が分離され、旨み成分をご飯に還元しながら炊飯できます。「冷凍用モード」も魅力のひとつ。冷凍してもベタつきにくく、粒感のあるご飯を楽しめます。数日分のご飯をまとめて炊く方におすすめのモデルです。
⑩オリジナルベーシック BCS-550(マイコン )
シンプルで使いやすいマイコン式の炊飯器。白米のほか、玄米や炊き込みご飯、すし飯など合計9通りの炊き分けメニューに対応。保温ができるのはもちろん、タイマー機能も搭載しているので、起床や帰宅に合わせて炊き立てのご飯を楽しめます。価格も昨日もシンプルなのでコスパにこだわるならコレ。
1升炊きのおすすめ炊飯器
①タイガー PW-BK18(IH )
「遠赤3層釜」を採用した1升炊きのIH炊飯器。内釜が効率的に発熱するため、全体に熱が行き渡りやすいのが魅力。手巻き寿司やカレーに適した食感のご飯が炊けるほか、少量でも美味しく炊ける専用メニューも搭載されています。使用後の気になるニオイを抑えてくれる「洗浄コース」も搭載。部品が内釜と内蓋の2つだけなので洗い物が少なく、お手入れが簡単にできるのもうれしいポイント。
②東芝 RC-18MSL(マイコン )
飯以外のメニューも充実したマイコン式の炊飯器。ふっくらとした食感のご飯が炊ける「本かまどコース」を搭載しています。また、「調理コース」を使えばパンの発酵やケーキ、温泉卵が作れます。内蓋にはつゆ付きを抑えられるヒーターを搭載しているので、時間が経ってもベタつきの少ない美味しいご飯を楽しめます。
③三菱「炭炊釜」NJ-VEC18-H(IH )
耐久性に優れたIHタイプの炊飯器。内釜内面はフッ素加工で、耐久性が高く剥がれにくいので、内釜洗米にも対応できます。予熱にじっくりと時間をかけて甘みを引き出す「芳潤炊きモード」や、炒めてもダマになりにくいご飯が炊ける「炒飯モード」など充実したメニューを搭載しているのも魅力。
④ZOJIRUSHI(象印)「炎舞炊き」NW-LB18(圧力IH )
象印マホービン独自の「炎舞炊き」に対応した上位モデル。底面に搭載された6つのIHヒーターのうち、対角線上のヒーターを同時に加熱することで激しい対流を発生させます。また、蓄熱性や熱伝導率に優れた内釜を採用しているため、ムラを抑えた炊飯が可能。炊き上がったご飯の感想を入力すると炊き方をAIが自動で調節するので、食べる度に好みの食感に改善されていきます。
⑤アイリスオーヤマ「米屋の旨み 銘柄炊き」KRC-PA10(圧力IH )
豊富なメニューを搭載した炊飯器。通常の白米はもちろん、玄米や無洗米、省エネや高速炊きなど多彩なメニューから炊き方を選択できます。「銘柄炊き分け」機能にも対応しており、32銘柄を最適な圧力と火力で炊飯可能。
⑥パナソニック「スチーム&;可変圧力IHジャー炊飯器」 SR-VSX181(圧力IH)
お米の状態を見極めて、ぴったりな火力や圧力に変えてくれる「おまかせ見極め炊き」機能を搭載。買い置きして乾燥したお米も、新米のようにおいしく炊けます。また、まとめてお米を炊いて冷凍保存をする方に向けた「冷凍用ごはんコース」も備えています。
⑦ 三菱電機「IHジャー炊飯器 備長炭 炭炊釜NJ-VEB18-W」
超音波振動で吸水を促す「可変超音波吸水」機能を搭載した炊飯器。ボタンの使い分けがしやすく、難しい操作が必要ありません。機能が多いながらも、炊飯は容易でストレスはなし。パネルも大きく文字が見やすいので操作性も問題ありません。
⑧ パナソニック「可変圧力IHジャー炊飯器 おどり炊き SR-MPW182」(IH)
⑨ZOJIRUSHI(象印)「炊飯器 圧力IH炊飯ジャー 濃墨炎舞炊き NW-PT18-BZ」(圧力IH)
かまどの炎の揺らぎを再現した圧力IH炊飯ジャー。底にIHヒーターを4つ搭載することで、沸騰する時により対流を激しくさせて甘み成分を引き出します。しゃっきりからもちもちまで好みの食感に炊き分ける7通りの「炊き分け圧力」。また、内釜の内面にプラチナコートを施すことで、旨み成分のひとつであるアミノ酸も引き出します。
⑩ タイガー「圧力IH炊飯ジャー 炊きたて(JPI-S180)」(圧力IH)
内釜内側に遠赤9層土鍋かまどコート釜「ご泡火ほうび仕上げ」コーティング、外側にも「土鍋蓄熱コーティング & かまどコーティング」を採用。香ばしい炊き上がりが特徴の土鍋ご飯に迫るおいしさ。土鍋コーティングの遠赤効果や蓄熱性の活用により、約17分で1合炊飯できるのも驚き。
☆まとめ
今回は炊飯器の選び方とおすすめの炊飯器を紹介しました。おいしく炊きあがったお米が食卓にのぼると、それだけでご飯タイムが楽しくなるものです。食生活が変わってきたとされる現代でも、やはり日本の食を支えているのはおいしいお米。炊飯器は選ぶ際のポイントが多いですが、製品ごとに特徴が大きく異なるので、各製品の特徴を細かく比較した上で、使用シーンにぴったりなものを選ぶことが大切!仕上がりの好みやライフスタイルにぴったりの炊飯器を選んで、毎日の食事を楽しみましょう!
2002年創刊の女性ファッション誌。日々をアクティブに生きる40代女性を輝かせるべく、ファッションからビューティ、ライフスタイルに至るまで、読者に寄り添い、悩みや「なぜ?」に答える企画・記事を誌面とwebで提供しています。
取材/笹 利恵子