【ATEEZ】3公演全席完売!日本初の単独コンサートに潜入♡【前編】
実力派グローバルボーイズグループATEEZ(エイティーズ)が7月16日(土)より3日間、日本初のコンサートを開催! 待ちに待った日本公演は3公演とも全席ソールドアウト!大盛り上がりだった会場に、JJスタッフが潜入♡ 参戦した方もできなかった方も一緒に楽しめる、詳細ライブレポートを大公開!
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ATEEZ(エイティーズ)ってどんなグループ?
韓国発の8人組ボーイズグループ。2018年10月にミニアルバム「TREASURE EP.1 : All To Zero」でデビューし、2019年12月に日本デビュー。メンバーはキャプテンのホンジュン、ソンファ、ユンホ、ヨサン、サン、ミンギ、ウヨン、ジョンホの8人。メンバー個々のスタイルを強調したパフォーマンスが特徴。それぞれのスキルは従来のグループでも群を抜くほど高く、アメリカのビルボードをはじめ各種チャートでもその人気を証明。2020年には「2020 MAMA」に出演し、「DISCOVERY OF THE YEAR」および「WORLDWIDE FAN’S CHOICE」を受賞。2022年1月よりワールドツアー[THE FELLOWSHIP : BEGINNING OF THE END]を開催し、日本だけでなく世界各国に熱烈なファンを持つ。
待望の日本公演がついに!
ATEEZ 2022 WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP : BEGINNING OF THE END] in JAPAN
本来であれば2020年4月に行われるはずだった単独ライブ。新型コロナウイルスによりやむなく中断し、2年越しにようやく実現! ワールドツアーは北米、ヨーロッパを巡り、いよいよ日本へ。2022年7月16、17、18日の3日間、横浜のぴあアリーナMMにて待望のライブが開催されました。チームJJは初日に参戦。彼らの登場を今か今かとATINYたちと一緒に待ち、もうすぐ会えるのかと思うとなんだかドキドキ…。
登場前から会場の熱はToo much hot!
定刻を過ぎたところで、彼らのMVが流れ初めると会場の視線は一斉に前方のスクリーンに集中。紗幕に臨場感たっぷりの迫力のある映像が映し出され…。映像だけでも圧倒的な彼らを生で観ると、一体どうなってしまうの?と思いながら登場を期待しているとライトに照らされて浮かび上がる8人の影! そのシルエットに会場が騒然とするなか幕が降り、日本のATINYの前に降臨したATEEZ!なんとも言えぬ神々しさで、立っているだけで眩しい光を放っていました。今からさらに会場を盛り上げるために用意された1曲目は、『WONDERLAND』。多才なキャプテン・ホンジュンの「ATTENTION!」という一声からスタートしアクセル全開で始まったライブ。重低音が効いた音で彼らの楽曲を体の芯から感じることができました。
ハプニングでサンが不在!? 7人で始まった挨拶トークタイム
「ついにATEEZが日本に来ました!」
パフォーマンスを終えるや否やホンジュンが「久しぶりですよ〜!」と会場に向けて言葉を発し、その合間に息を整えるメンバーたち。そんな姿から、どれだけ全力でパフォーマンスしてくれたのかが伝わります。そして「皆さんこんにちはATEEZです!」と元気よく挨拶。「ATEEZ 2022 WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP : BEGINNING OF THE END] in JAPANの公演に来てくださった皆さんを歓迎します!」と流暢な日本語でホンジュンが挨拶すると、それに続いて1人ずつ挨拶。と、7名が挨拶したところでサンがいない…。どうやら先程のパフォーマンスに全力すぎたのか衣装が破けてしまいお着替え中とのこと(笑)。
サンの挨拶はひとまず置いておき、「ついに、ついに、ついにー!」とメンバーで盛り上げ、「ついにATEEZが日本に来ました!」とホンジュン。すると会場は拍手喝采で最強パフォーマンス集団「ATEEZ」をお出迎え。メンバー1高身長なユンホが「緊張しているよね、ドキドキしています♡」と言うと、「かわいい〜♡ 」とメンバーとATINYからお褒めの言葉をいただき少し照れる姿。王者感あるラップ担当のミンギはATINYにやっと会えた喜びをまだ実感できていないのか不思議な感じと答え、「お会いするまで時間がかかったから僕たちもドキドキしながらこのステージに立ちました」とコメント。
「ATINY天才〜♡」拍手で一体になるアリーナ
ATEEZとATINYが会場で一体になれるよう、質問したら“はい”の場合は拍手を一回するようホンジュンからの提案があり、ホンジュンが「ATINY会いたかったですか?」と聞くと「パン!」と拍手が一回鳴り響く会場。そんなATINYにホンジュンは「ATINY天才〜♡」とご満悦。次に“いいえ”の場合は2回。ということでジョンホが質問に悩みながら「会いたくなかったですか?(笑)」と尋ねるとしっかり会場には拍手が2回。頭を横に振りながら「いいえ」と答えるATINYたち。
今回のツアーに関してユンホは「再会できた今日こそがATEEZとATINYたちの長く待ちわびた始まりなんじゃないかと思います」と難しい日本語を一生懸命コメント。その姿に、日本で待っていた私たちのためにたくさん日本語を練習してくれたんだと実感…!
ジョンホが「長い間会えなかったから話したいことたくさんありますが、次の曲歌ってからもっと話しましょうね」と言うと、「ちょっと待ってくださいね、サンさんが…(笑)」とミンギがサンがまだステージに戻ってきていないことを心配(笑)。衣装が大胆に破けてしまったのかサンが舞台に戻ってくるまで少し時間がかかってしまい…その合間に、ユンホが「ATINY拍手ー!」と言い拍手をすると、ようやく衣装チェンジしたサンが「おはようございまーす!」と明るく登場♡ さらに盛大な拍手を送るATINY。
メンバーの自己紹介と挨拶はこちら
ホンジュン:こんばんは、ATEEZのキャプテンホンジュンです!皆さん会いたかったですねー!
ソンファ:日本のATINY!こんばんは、ソンファです。会いたかったです!3月にオンラインコンサートをしてからずっと直接会いたかったので幸せです。
ユンホ:こんばんは!(爽やかなキラースマイル)この日のために日本語一生懸命準備したユンホです!今日のコンサート楽しんでくださいね。久しぶりに日本に来てすごくドキドキしています♡
ヨサン:こんばんは!ドーベルマンのヨサンです(笑)。愛してるよ♡
ミンギ:お久しぶりです!ミンギです。皆さん盛り上がる準備できましたかー?今日は楽しま…、楽しみましょう!(笑)
ウヨン:日本のATINYの皆さん、本当に会いたかったー!ウヨンです!
ジョンホ:皆さん今日の公演楽しみですか?一緒に遊びましょう〜♡
サン:こんばんは!ズボンが破けてしまって着替えてきたサンです!今僕だけがスラックスじゃないですね(笑)。
パフォーマンスでしゃがんだ瞬間にズボンが破けてしまったことを話しながら「忘れてくださーい♡(笑)」と照れ隠しし、8人揃ったと言うことで改めてグループの挨拶。「8 makes 1 team!안녕하세요 ATEEZ입니다!」(8 makes 1 team!こんにちはATEEZ です!)としっかり決めてくれました。ジョンホが「次の曲はATEEZの始まりとなった曲です。それではATEEZ Let’s go.」とかっこよく次のパフォーマンスへ。
2曲続けてのパフォーマンスで会場は熱気いっぱい
彼らの日本デビューアルバム『TREASURE EP.EXTRA : Shift The Map』の『Pirate King(Overload Mix)』と、『TREASURE EP.2 : Zero To One』のタイトル曲である『Say My Name』の2曲を披露。 どちらも思わず踊り狂いたくなるような楽曲で会場は大盛り上がり。後半からは花道を歩き、前方ステージにメンバーは移動し、スタンド席や2,3,4階席のATINYにもしっかりと神的な存在をアピール。
パフォーマンスを終えるすぐにサンは「拍手2回してください!」と休憩するまもなく会場をさらに盛り上げる様子。それについてくるATINYを見て「日本のATINYすごいですね〜!」と感嘆。
歌もダンスもオールラウンダーなヨサンは「僕たちと初めて会う人たちもいらっしゃると思います。皆さん僕たちと実際に会ってみてどうですか?」と聞くと会場は今まで以上に大きな拍手♡ ジョンホが「皆さんにプレゼントしないといけないものがありますよね?」と言うと「僕たちが準備したものがあります…!」ウヨン。「なんですか?」とざわめくメンバーと会場の中、「いきます!」と、ジャケットからキュンです!と言わんばかりの勢いで指ハートをATINYにプレゼント♡ 一瞬で会場は胸キュンがあふれる空間に。
そしてホンジュンは「自分だけ用意したんですか? でもハートだけじゃ伝わらないので、ソンファさん! 僕たちATEEZにとって(ATINYが)どれだけ大切なのか伝える方法はありますか?」と振ると「僕にいい考えがあります」とソンファ。「僕たちにはいい曲がたくさんあるので歌で表すのはどうですか?」と提案し、それにはちょうどいい曲があるとユンホがコメントし、日本オリジナルソングもたっぷりと詰め込まれたステージを披露しました。
日本オリジナル楽曲も多数! 日本公演ならではのステージに
圧巻のパフォーマンスとビジュアルで空間ごと支配
インパクトたっぷりにスタートしたライブとは一転し、続いては「ATEEZの大切な宝物、ATINYへ」というメッセージを込めて『Treasure』。
何年も直接会うことの出来なかったATINYへの感謝や想いを伝える楽曲が続き、心打たれるATINYが続出。『UTOPIA』ではソンファの高音パートとジョンホの安定したボーカルについつい引き込まれ、美しいしなやかなダンスや、エモーショナルな楽曲で構成されたステージはまるで異世界のような空間。
序盤のブラックの衣装も素敵でしたが、白を基調にした衣装に包まれる彼らは雰囲気がガラリと変わり、また違った魅力を放ちます。ついつい目がいってしまったのはパフォーマンススキルの高いサンとヨサンの衣装。
今回の日本公演では日本オリジナル楽曲も多数組み込まれており、リアルライブでは初披露となる『Better』や、『Still Here』、『Dreamers』なども、特別に披露。ステージ全体を使って踊ったり、ATINYへファンサをしたりと今この瞬間を一緒に楽しもうとする彼らはとても尊い! デジモンアドベンチャーのエンディング曲にもなった『Dreamers』の話になると、デジモンのモノマネをしたり少しおちゃらけていたのも印象的でした。そのギャップに惹きつけられたATINYも多いはず!
まるで映画の世界! 『INCEPTION』で魅せるまだまだ深いATEEZの魅力
夢の世界を旅するパフォーマンスにうっとり
夢の世界を表現する『INCEPTION』では、メンバーが白の仮面をつけてパフォーマンス。彼らの表現力が高すぎて、アーティストのライブというより、まるで演劇を観にきたかのような不思議な感覚に。
『Take Me Home』が終わると、ミンギは「僕は振り付けが本当にかっこいいと思います」とコメントし、メンバーもそれに同意の模様。「サンさんの表情もいい味出してますよね」「映画のワンシーンみたいですね」とメンバーから言われると「恥ずかし〜」と照れながらも嬉しそうにしていたのが印象的でした♡
お茶目なトークから一変、表現力のギャップに沼落ち確定
トークテーマが日本のアニメになると、メンバーそれぞれが好きなアニメをコメント。ホンジュンはカービーと答え、サンはSPY×FAMILYやハイキューを見ていると言いながらバレーのアタックを全力で再現! ソンファが「僕は『時をかける少女』が好きです」と言うと、すかさず、ユンホが「有名なセリフありますよね? ソンファさん見せてください!」と振られ、ヨサンと顔を合わせてソンファは「未来で待ってる」といい声で一言。続けてソンファは「今日のコンサートが終わっても、未来で待ってる♡ 次会うまでよそ見しちゃダメだよATINY。約束」と胸キュンワードを発射し、矢継ぎ早にドキドキを浴びせられたATINYはもうクラクラ。「この曲はたくさん拍手が欲しい!」といって披露された次のステージは、『Desire』とATEEZを代表するナンバーでもある『HALA HALA (Hearts Awakened, Live Alive)』。ラストはメンバーが床へと倒れ、ステージが赤く染まって…圧倒的なパフォーマンスに会場はさらにヒートアップ! 緊迫感のある空気も漂い、彼らの底知れぬ魅力を体感できるステージとなりました。
スペシャルゲストにはMaddoxが登場し美声を披露
ライブ後半戦に入ると、スペシャルゲストとして日頃から親交のあるアーティストMaddoxが登場。話し声は低めなのに、歌い始めると想像を超える美声を響かせるMaddoxに会場は騒然。ステージではAdeleの名曲『Easy On Me』のカバーなど、全2曲を披露。中性的で妖艶さを感じる美しい姿に、どんどん惹き込まれました。ローズを一輪持ちながらステージを歩き、会場にいたATINYにプレゼントするサプライズも。
2年越しにようやく叶った日本単独ライブ。いつ会えるかわからず不安だった日々を乗り越え、やっと日本にやってきてくれたATEEZは、想像を絶する最高のアーティストでした。後半では、さらにギアもマックスになったステージやエモさ感じる内容をお届け。お見逃しなく♡
文/Aiko Ishizu