憧れのあの人たちの選ぶブランドBAGには自分軸のある〝My Bag STORY〟が。今回はスタイリスト・大草直子さんの偏愛BAGをご紹介します！

スタイリスト、エディターとして、ファッション業界の重鎮的存在。数々のスタイリング本では、長く心に留めたいオシャレ名言が多数。STORYスタッフにも大草信者が多い。

★ 10年後の自分をリードしてくれるかを指標に選んだバッグは長年愛せる相棒に

DELVAUXのブリヨン

新卒の「ヴァンテーヌ」編集部時代、工芸品のように別格、高貴な存在だったデルヴォーは大人の豊かさの象徴でした。40代後半になり、最近やっと手に入れました。

bag DELVAUX
shirt BOURRIENNE Paris
denim Curensology
earrings BON MAGIQUE
ring MADISONBLUE、kiuna、
MALCOLM BETTS、Asprey

STORY世代がバッグに投資するなら、一瞬、高価で手が届かないと思っても、本当に欲しいと思えるバッグを1~2年待ってでも買うべき。まずは10年後に自分がなりたい女性像を思い描いてみて。「Tシャツ×デニムにバーキンが似合う女性になりたい」「着物にヴァレクストラを合わせたい」など、理想がクリアになることで必要なバッグが決まってきます。そんな想いで選んだ特別なバッグの存在は10年先の自分を牽引してくれるはずです。

★ 母から受け継いで、娘に譲る...ブランドの名品は世代を超えて寄り添ってくれる

HERMÈSのバーキン

エルメスの中でもバーキンを使う楽しみはあえて後にとっておきました。インテリアや器など、暮らしもオシャレも楽しむ余裕ができた40歳で母から受け継いだもの。

bag HERMÈS
tops GALLARDAGALANTE
skirt FABIANA FILIPPI
boots MANOLO BLAHNIK
sunglasses Import
earrings BON MAGIQUE
ring MADISONBLUE、kiuna
watch Cartier

CHANELのチェーンバッグ

自分のファッション軸が確立してきた大学生の長女。社会を刷新してきたカブリエル シャネルという女性像が娘の理想と重なる気がして最近シェアするように。

bag CHANEL
one-piece DÉPAREILLÉ sandals ZARA
bangle kiuna
ring MADISONBLUE、MALCOLM BETTS、Asprey

母から受け継いだエルメス。娘とシェアしているシャネル……。名品は世代を超えて、寄り添い続けてくれる尊いもの。心がけているのはバッグが自分より前に出てしまっていないか、今の自分が見合う存在になれているかということ。 バッグの大きさや形の移り変わりって、時代やライフスタイルとすごくリンクしている。今の40代がブランドバッグに意識がいくのは、それに見合う自信がついた表れなのかもしれません。

撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) モデル/大草直子〔身長:162cm〕 ヘア・メーク/野口由佳(ROI) 取材/石川 恵　※掲載アイテムはすべて大草さん私物です。ブランドへの問合わせはご遠慮ください。　※情報は2022年6月号掲載時のものです。

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