子連れ夏旅に連泊がおすすめ!【星野リゾート 青森屋 & 奥入瀬渓流ホテル 】|VERY
夏休みの旅行の計画に沖縄や北海道ももちろんいいですが、今年は青森はいかがですか? 今回ご紹介するのは【星野リゾート 青森屋】&【星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 】に宿泊する、大人も子どもたちも大満足できる見どころ満載の青森旅。そっくりそのまま真似して欲しいくらい最高な2泊3日のおすすめプランをお届けします。これから夏旅を計画する方、ぜひ参考にしてみてください。
2泊3日の青森旅、星野リゾートをはしごで宿泊!
星野リゾート 青森屋
青森県三沢市字古間木山56
アクセス:青い森鉄道三沢駅より徒歩約15分、JR八戸駅から車で約40分、三沢空港から車で約20分(三沢駅、三沢空港から無料送迎バスあり・要予約)
1泊 ¥19,000〜(夕朝食付き、2名1室利用時1名あたり)
青森屋で体感できるのは、青森の原風景。広大な敷地内で自然を味わいながら、日本を代表する火祭り「青森ねぶた祭」の熱気や、青森の人と土地の温もりを感じることができます。また、とろみのある温泉での湯浴み三昧も楽しめます。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
アクセス:JR 八戸駅・青森駅から車で約90分(無料送迎バスあり・要予約)
1泊 ¥22,000〜(夕朝食付き、2名1室利用時1名あたり)
1日目 青森屋で温泉&お祭り気分を満喫
15:00 【星野リゾート 青森屋】へチェックインしてお部屋へ
可愛いポニーがお出迎えしてくれます!
客室で注目なのは、2019年4月に完成した「青森ねぶたの間」。青森ねぶた祭をテーマにした1室限定の客室です。 ねぶた大賞はじめ多数の賞を受賞しているねぶた師・竹浪比呂央氏による、東北の地で語り継がれる 3 人の英雄の伝説を題材にした作品が、客室のいたるところに設置されています。
15:30~ 早速温泉へ。まずは楽しみにしていた元湯!
青森屋の広大の敷地内の中には、ホテル館内の温泉「浮湯」以外に、元湯と足湯があります。館内の「浮湯」にはいつでも気軽に入れそうだったので、チェックイン後すぐにお散歩を兼ねて、元湯(宿泊者以外の日帰り温泉としても利用できる、湯治場を彷彿とさせる昭和レトロなお風呂です)へ。青森屋の温泉は、本企画のライター(旅をこよなく愛するVERYママ旅担当者でもあります)が、「マイベスト温泉の3本の指に入る」ほど大好きな温泉。まるで美容液に浸かっているかのようなとろっとろな泉質で、湯上りの肌はしっとりすべすべに!元湯に入るのは初めてでしたが、その圧倒的な泉質の素晴らしさに感動しながら青森旅1度目の湯治みを楽しみました。
その後は敷地内を散歩してから部屋でゆっくりひと休み。
17:30~ 青森の郷土料理を古民家で味わいます
青森に伝わる海の幸15品が「七子八珍(ななこはっちん)」。その食材を取り入れた「七子八珍会席」を、古民家レストラン「南部曲屋(なんぶまがりや)」でいただきました。馬と共存していた時代の古民家を移築したという素敵な空間で、味わい深い青森の郷土料理を楽しめます。お子さまメニューもあるので安心。
もちろんビュッフェスタイルのレストラン「のれそれ食堂」もあります。事前予約時に選べます。お食事についてはこちら
19:30〜 食後も楽しみ満載! 子どもが喜ぶお祭り体験♪
青森屋の夜はここから!食後は、じゃわめぐ屋台へ。子どもたちも大喜びのお祭りの屋台が並びます。
<通年で楽しめるイベント>
<夏の季節限定イベント(2022年6月1日~8月31日)>
21:00~22:00 「みちのく祭りや」のショー体験
今年リニューアルした、青森県の四大祭り(青森ねぶた祭、弘前ねぷたまつり、五所川原立佞武多、八戸三社大祭)が一度に体感できるショー。青森屋スタッフが演奏者となり、各お祭りのお囃子を演奏したり、映像演出で青森の四季や祭りへの情熱などを表現。 6名のねぶた師の方が手掛けた作品は圧巻です!
大人¥1,500、子ども¥1,050幼児¥750(すべてA席価格、S席もあり)ボックス席(4名まで)¥5,000
2日目 青森屋の朝を楽しんでから奥入瀬へ移動
6:30~ 早起きして青森の朝湯文化を満喫
ヒバの香り漂う内湯と清々しい池に浮かぶ露天風呂「浮湯(5:00~12:00、13:00~24:00)」。露天風呂では湯船が池に張り出し、水の上に浮かんでいるかのような開放感を満喫できます。源泉かけ流しのとろみのあるお湯を思う存分に楽しめます。
7:30~ 古民家でゆっくりと朝ごはん
9:00~ 馬車に乗って、広い敷地内をゆっくり一周
「しがっこ風鈴馬車」 (9:00/9:30/10:00/10:30/11:00・大人¥1,320/11歳以下¥1,100、6歳以下¥770)青森の伝統工芸品・津軽びいどろと、祭りの衣装をモチーフにした風鈴の涼しげな音を聞きながら、夏の公園巡りが楽しめます。
帰る途中に、広大な公園が見渡せる「足湯」へ
10:00~ 公園を一望できる「八幡馬ラウンジ」でひと休み
12:00 チェックアウト
専用送迎バスで【星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル】へ(約1時間)。青森屋と奥入瀬渓流ホテル、両方に宿泊する方には送迎バスが用意されています。
13:30【星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル】着後、チェックインまでの時間で「渓流オープンバスツアー」へ
「渓流オープンバスツアー」(11:00~12:30、13:30~15:00・要予約)屋根なしの2階建てオープントップバスに乗り、風を感じながら奥入瀬渓流を巡るツアー。ガイドさんの説明を聞きながら、徒歩とは違う目線で滝や渓流、自然を満喫できます。
15:15 チェックイン後、お待ちかねの渓流が望める部屋へ
4室限定の客室「渓流ツイン 半露天風呂付」。お部屋からも半露天風呂からも奥入瀬渓流が望める贅沢さ! 落ち着いた雰囲気で、新緑や渓流の音に癒されます。
16:00 ~ 早速、柔らかな肌触りの温泉で湯浴み!
渓流を眼下に望める露天風呂「渓流露天風呂」 (5:00~11:30、14:30~24:00)。渓流のせせらぎを聞きながら八甲田山から湧き出る優しい肌触りの温泉に浸かり、ゆったりとした時間が楽しめます。
「空き時間に何かしたい」という人には、ものづくり体験も!
西館のアクティビティスペースでは、さまざまなものづくり体験ができます。
「こけ玉作り体験」(9:00、12:00 、15:00 ~各30分・¥2,500~ ※サイズにより異なります・7歳以上参加可能・小学生以下のお子さまは大人同伴・要予約)
苔、シダなど奥入瀬渓流で見られる植物(実際使用するのは奥入瀬の植物ではありません)を使って、自分だけのオリジナルこけ玉が作れます。
「奥入瀬ランプ制作体験」(10:00、13:00、16:00~各1時間・¥5,000~※サイズにより異なります・7歳以上参加可能、小学生以下のお子さまは大人同伴・要予約)
乾燥したひょうたんに自由に穴を開け、幻想的なひょうたんランプが作れます。完成したランプは、専用の台座とセットで持ち帰ることができます。
17:30~ フレンチレストラン「Sonore(ソノール)」でディナー
青森の味覚と季節の旬の食材にこだわり、青森らしさを表現したフランス料理と、銘醸ワインを味わうことができます。(コースのみ。 未就学児は利用不可/お子さまメニューなし)
コース料理は、眼下に奥入瀬渓流を臨むテラスでのアミューズとシャンパンから始まります。新緑とせせらぎに包まれる素敵なロケーションと、渓流をイメージしたというブルーの器に並べられた前菜の数々に気分が高まります。
店内に移動してから、美しい盛り付けお料理の数々を楽しみます。お料理や一皿一皿に合わせたワインはもちろんのこと、自家製パンの美味しさにも感動。(この時ばかりは、通常の倍の胃袋が欲しいと本気で思いました)
もちろん、ビュッフェスタイルのレストラン「青森りんごキッチン」も選択できます。
20:00~20:30 食後は「森の学校」で奥入瀬散策の予習
奥入瀬渓流の魅力や、楽しみ方を教えてくれる講義が毎晩開催されます。翌日の奥入瀬散策の予習になります!(参加費無料・予約不要)
20:30~21:00「星空観賞会」に参加
ホテル周辺は照明が少ないため、星空観賞に最適。ホテルから徒歩で行けるスポットで、季節の星空を案内してもられます。(参加費無料、予約不要)
3日目 優雅な朝食の後は、お待ちかねの奥入瀬渓流ガイドツアー
7:00~ 「渓流テラス」で優雅な朝食
5月から10月限定で、渓流を望むテラスでの特別な朝食が楽しめます。鳥の声や渓流のせせらぎを聞きながら贅沢な朝の時間を満喫できます。(お子さまメニューもあり)
りんごの木箱をイメージしたボックスで提供され、ピクニック気分も味わえます。こちらの朝食はテレビでご紹介されるほど今話題!(私もこの朝食を楽しむためだけにでももう一度行きたいくらいです)もちろん、ビュッフェスタイルのレストラン「青森りんごキッチン」でも朝食が楽しめます。
8:30~ 奥入瀬の魅力を味わう「国立公園プライベートツアー」に参加!
ネイチャーガイドが案内してくれる、1日1組限定のプライベートツアーに参加。奥入瀬渓流の美しさはもちろん、その美しさを支える、苔やシダなどの植物についても詳しく教えてもらえます。参加者の希望によって、ツアー内容を組んでくれるので、小さな子どもがいても安心です。私が参加した日はあいにくの雨でしたが、晴れの日とは違う楽しみ方を教えてくださり、逆に雨でよかったかも?と思わせてくれるほど楽しい散策となりました。
1組 4名¥22,000(5名以上の参加は1名につき+¥2,200 8名まで・所要時間3時間30分)
個人的に自由に巡りたい!という人には、「渓流シャトルバス」というホテルと渓流の中流エリアを結ぶ無料のシャトルバスもあり、予約なしで利用できます。
そのほか豊富に用意されているアクティビティ一覧はこちら
12:00 チェックアウト
2泊3日とは思えない、本当に充実した旅でした。私は2度目の青森でしたが、行くたびに青森の魅力に気づかされます。旅から戻った翌日に会った友人に、青森旅の素晴らしさを熱弁したところ、友人全員が「次の旅先候補に!」と言ったほど。食あり、温泉あり、観光あり、ホテル内での楽しみあり。家族旅にもママ旅にも本当におすすめです。ぜひ青森を、今年の夏旅の候補地のひとつにしてください!
取材・文/沼田珠実(VERYママ旅プロジェクト)