原材料は津軽産のりんごのみ、というバルサミコ酢タイプのりんご酢「バルサミィアップル」。「通常のバルサミコ酢より酸味がまろやかで料理にも使いやすい」と愛用しているMart読者の安部さんに、おすすめの食べ方を教えてもらいました。
バルサミィアップルって?
「バルサミィアップル」の原材料は津軽産の新鮮なりんごのみ! 凝縮されたりんご果汁を発酵させ、オーク木樽で2年間熟成したというバルサミコ酢タイプのりんご酢です。野菜ソムリエプロの資格を持ち、日ごろから気になる調味料は買って試しているというMart読者の安部さんは、青森でこちらの商品を見つけました。
「夫が青森出身で、半年ほど前に帰省した際に青森駅で発見してお土産に買いました。バルサミコ酢は好きで日頃からよく使う調味料の一つなのですが、りんごのバルサミコ酢は初めて。ぶどう果汁を使った通常のバルサミコ酢よりも酸味がまろやかで、後味に濃いりんごの風味を感じます。バルサミコ酢が苦手な方にもぜひ試してほしい味です」
- 商品名:バルサミィアップル
- 内容量:200㎖
- 価 格 :¥1,296(税込) ※2022年10月以降価格改定の可能性あり。
【基本】オリーブオイルと合わせてパンのお供に
まずは、オリーブオイルと合わせてパンにつけて食べるのがおすすめ。「オリーブオイルだけよりヘルシーで、さっぱりと食べられます」(安部さん)
【アレンジ①】マリネの調味料に
マリネの味つけには、普段からお酢代わりにバルサミコ酢を使うという安部さん。バルサミィアップルを使うと、さらにまろやかでお酢のツンとした感じがしない、食べやすいマリネになります。「マリネは余ればそうめんにのせて、冷製パスタ風にしても美味しいですよ」(安部さん)
【材料】(つくりやすい分量)
- <A>水…50㎖、砂糖…大さじ1
- <B>バルサミコ酢…大さじ2、しょうゆ…大さじ1
- なす…1個
- パプリカ(黄)…1/2個
- トマト…1個
- 玉ねぎ…1/2個
- オリーブオイル…大さじ2
- にんにく…1片
- ハーブ…お好みで
【つくり方】
- マリネ液を作る。鍋に<A>を入れて砂糖を煮溶かす。溶けたら<B >を入れて混ぜる。
- なすは乱切りにする。トマト、パプリカは一口大、玉ねぎはくし切りにする。
- フライパンに、オリーブオイル、つぶしたにんにくを入れて香りが出るまでじっくり加熱する。にんにくが色づいたら取り出して1に入れる。
- 3になす、玉ねぎ、パプリカを入れて炒める。オリーブオイルは足りなければ適宜足す。
- 1のマリネ液に、4、トマト、お好みでハーブ(バジルやローズマリーなど)を入れて漬け込む。
【アレンジ②】煮物の味つけに
煮物にはじっくり熟成されたバルサミィアップルを使うことでコクが増し、お肉が軟らかくなる効果もあります。「大根やごぼうなど根菜を一緒に煮ると、お肉と野菜それぞれにじっくり味が染みて美味しくなります。ゆで卵は煮込み終わってから漬け込むだけでOK!」(安部さん)
【材料】(4人分)
- 鶏手羽元…8本
- 大根…1/4本
- ゆで卵…2個
- <A>バルサミコ酢…大さじ3、砂糖…大さじ2と1/2、しょうゆ…大さじ1、水…100㎖
- スナップえんどう…8本
【つくり方】
- 鍋に<A>と鶏手羽元、輪切りにした大根を入れて圧力鍋で15分加圧する(普通の鍋の場合は弱火で30分煮込む)。
- 1にゆで卵を10分以上漬け込む。盛りつける際にゆでたスナップエンドウを添える。
【アレンジ③】アイスにかけておしゃれデザートに
アイスに煮詰めたバルサミィアップルをかけます。
バルサミィアップル20cc(大さじ1強)を600Wの電子レンジで1分加熱すれば煮詰め完了。
おかずやパンだけでなく、デザートにもぴったりのバルサミィアップル。バニラアイスにかけるだけで、お店のデザートみたいな洗練された味になります。
「そのままよりは、ちょっと煮詰めてからかける方が濃厚ソースになっておすすめ。わざわざ鍋を使わなくても、少量なら電子レンジで煮詰めた方が早くてラクです。チョコレートソースくらいのとろみになったら、市販のバニラアイスの上からとろっとかけてみてください。大人味のデザートになりますよ」(安部さん)
青森まで行かずとも、お取り寄せも可能。りんご果汁を発酵させて2年も熟成させた味わい、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
【商品についての問い合わせ先】
カネショウ https://www.ringosu.com
撮影/山下忠之 取材・文/富田夏子