暮らしに定着してきた高級食パンは、最近お店も増えて買いやすくなってきましたよね。その中でも水にこだわる高級食パン専門店として、全国に126店舗(4月20日時点)ある「銀座に志かわ」から、5月1日より「山型食パン」が発売されます。ひとあし先に、新発売の高級山型食パンと、季節感をパンで楽しむ「月初め食パン」を試食してきたので、レポートします!
上質な甘みで耳までやわらか
さっそく高級山型食パンを試食。パンを作るのに必要な水は、銀座に志かわ独自開発のアルカリイオン水を使用しています。
なお、今まで販売している角食パンと新作の山型食パンの違いは、「岩戸の塩」を使用している点とサイズが一斤である点、山型に焼きあげたことで、トーストした時のサクッとした食感が角食よりも際立つ点です。
「岩戸の塩」は純国産。三重県伊勢で作られ、海水のみを原料とした自然塩です。薪で焚いた鉄窯で水分を飛ばして作るので、少し焼けた色に。こだわった素材の良さを最大限に引き出して、甘みのあるしっとり食感を表現。生食でも焼いても美味しいパンの秘訣はそんなところにあります。
たまごサンドを作ってみました!山型の耳の部分がまた美味しいんです。シンプルに、パンは焼かずたまごをサンドするだけで特別感が出ます。
バターをのせてトーストしました。ASMRで出したいくらいのサクッとした食感と、食べた時の塩味と甘みのバランスに幸せを感じます。
「月初め食パン」の販売もスタート!食パンで季節の旬を感じて
新しい試みの月初め食パンは、季節の旬を摂り入れた食パンを月替わりで発売するもの。5月は「伊勢かぶせ茶あん」です。
代表取締役社長の髙橋仁志氏は「高級食パンを伊勢神宮に献上していることから、伊勢とのご縁が深く、岩戸の塩に続き伊勢のかぶせ茶にも注目しました」と話します。
銀座に志かわとのゆかりもあり、第一弾にふさわしい季節の味です。
渦のバランスが絶妙!どこを食べてもあんに届くので、かぶせ茶あんの味もぼやけずしっかりわかります。
よくある抹茶あんは甘いものが多いですが、かぶせ茶あんは茶葉そのものも練りこまれていてお茶の香りが高く、渋みとパンの甘みが飽きの来ない味に。
どちらも1斤での販売なので、買いやすく食べきりやすいところも高ポイント!素材にこだわった高級山型食パンと、月替わりの味が大注目の月初め食パンをぜひチェックしてください。
- 水にこだわる高級山型食パン(1斤サイズ)¥540
- 月初め食パン 5月 伊勢かぶせ茶あん¥950
※銀座に志かわ各店舗(一部店舗を除く)にて販売※高級食パンは、電話予約のみ購入可能
https://www.ginza-nishikawa.co.jp/
取材・文/森岡陽子